食べ物に関して、購買欲をそそられるフレーズというのがある。
それを見ると、ついふらふらと買ってしまうのだ。
今頃の季節、 和栗 などと書いてあったら弱い。
和栗のタルト、和栗を使ったモンブラン、そんなのを見たらイチコロだ。
ハワイには和栗なんてものは売ってないし、そもそも栗自体を日本人ほどありがたがらないので
和栗にやられることはなくなった。
とろけるチーズ 、なんてのも弱い。
生まれた時からチーズがまわりにあった人たちとは違い、私は幼稚園時代に少しだけ通った英語教室で
生まれて初めて ピザ なるものを食べた。
「これはいったい・・・!!!!」
というほど、とろけるチーズが美味しかった。
それまで家でチーズを食べたことはなかったように思う。
それ以降も、自分で外食ができるようになるまで、チーズは給食についてくるプロセスチーズぐらいのものだった。
今は、チーズは当たり前にあふれているので、とろけるチーズにやられることもなくなった。
危ないのは、 北海道小豆100% である。
日本食スーパーで、私の目が釘付けになったのは、まさにそれだ。
おしるこ。
これも弱い。
おしるこに浮かぶ餅。
さらに弱い。
パッケージの写真にお餅らしきものが浮いているが、これは白玉であろう。
白玉も、ここじゃ餅と同じぐらいの価値がある。
もちろん私は買った。
いそいそと家に帰り、一人分のレトルトをお湯で温めた。
お椀に移すと、北海道小豆など一粒も見当たらず、こしあんの上澄みのようなものがさらさらと出てきた。
まあ、いい。これは北海道小豆を漉したものなのだ。
白玉を探すと、細かいアラレのようなものがパックに入っているだけで、逆さにしても白玉はない。
よくよくパッケージを見ると、写真の下に 小さく、それは小さく
※写真の白玉は入っていません(イメージ例)
と印刷されているではないか。
なんてことだ、白玉なしのお汁粉だ。
ふん、なにがイメージだ。イメージなんかとっくに脳内にできてるっての。
これじゃまるで絵に描いた餅だ(うまいこと言ったつもり)
まあ、いい。アラレがあるから、焼いた餅の香ばしい雰囲気ぐらいは味わえる。
アラレは原価が安いのかふんだんに入っている。
そのアラレをざらざらと入れて、お汁粉を食べた。
こしあんの上澄みのようなものなので、食べたというより飲んだという感じなのだが、
多くを望まない体質になっているから、こんなもんだろうなと納得した。
さて、残り3食分をパッケージに戻そうとして気づいた。
アラレがない。
さては、あのアラレは4食分のアラレで、あの1パックを4回に分けて食べよ、ということであったのか。
どうりでふんだんにあるわけだ。
『このアラレは4食分です』とかなんとか、アラレの袋にこそ書いておくべきだ。
しかし、あけたら最後、4食を食べきるまでにアラレは湿気てしまうが、そこのところはどうなんだ。
とにかく、すべてのアラレを食べてしまった以上、残り3食はアラレなしの、こしあんの上澄みだけを飲むのだな。
今日、2食目をあけた。
アラレなしのおしるこ。
北海道小豆を脳内でイメージし、香ばしく焼いた餅をその上にのせ、
こしあんの上澄みを飲んだ。
なんしか、悲しくさえなってきた。
にほんブログ村
それを見ると、ついふらふらと買ってしまうのだ。
今頃の季節、 和栗 などと書いてあったら弱い。
和栗のタルト、和栗を使ったモンブラン、そんなのを見たらイチコロだ。
ハワイには和栗なんてものは売ってないし、そもそも栗自体を日本人ほどありがたがらないので
和栗にやられることはなくなった。
とろけるチーズ 、なんてのも弱い。
生まれた時からチーズがまわりにあった人たちとは違い、私は幼稚園時代に少しだけ通った英語教室で
生まれて初めて ピザ なるものを食べた。
「これはいったい・・・!!!!」
というほど、とろけるチーズが美味しかった。
それまで家でチーズを食べたことはなかったように思う。
それ以降も、自分で外食ができるようになるまで、チーズは給食についてくるプロセスチーズぐらいのものだった。
今は、チーズは当たり前にあふれているので、とろけるチーズにやられることもなくなった。
危ないのは、 北海道小豆100% である。
日本食スーパーで、私の目が釘付けになったのは、まさにそれだ。
おしるこ。
これも弱い。
おしるこに浮かぶ餅。
さらに弱い。
パッケージの写真にお餅らしきものが浮いているが、これは白玉であろう。
白玉も、ここじゃ餅と同じぐらいの価値がある。
もちろん私は買った。
いそいそと家に帰り、一人分のレトルトをお湯で温めた。
お椀に移すと、北海道小豆など一粒も見当たらず、こしあんの上澄みのようなものがさらさらと出てきた。
まあ、いい。これは北海道小豆を漉したものなのだ。
白玉を探すと、細かいアラレのようなものがパックに入っているだけで、逆さにしても白玉はない。
よくよくパッケージを見ると、写真の下に 小さく、それは小さく
※写真の白玉は入っていません(イメージ例)
と印刷されているではないか。
なんてことだ、白玉なしのお汁粉だ。
ふん、なにがイメージだ。イメージなんかとっくに脳内にできてるっての。
これじゃまるで絵に描いた餅だ(うまいこと言ったつもり)
まあ、いい。アラレがあるから、焼いた餅の香ばしい雰囲気ぐらいは味わえる。
アラレは原価が安いのかふんだんに入っている。
そのアラレをざらざらと入れて、お汁粉を食べた。
こしあんの上澄みのようなものなので、食べたというより飲んだという感じなのだが、
多くを望まない体質になっているから、こんなもんだろうなと納得した。
さて、残り3食分をパッケージに戻そうとして気づいた。
アラレがない。
さては、あのアラレは4食分のアラレで、あの1パックを4回に分けて食べよ、ということであったのか。
どうりでふんだんにあるわけだ。
『このアラレは4食分です』とかなんとか、アラレの袋にこそ書いておくべきだ。
しかし、あけたら最後、4食を食べきるまでにアラレは湿気てしまうが、そこのところはどうなんだ。
とにかく、すべてのアラレを食べてしまった以上、残り3食はアラレなしの、こしあんの上澄みだけを飲むのだな。
今日、2食目をあけた。
アラレなしのおしるこ。
北海道小豆を脳内でイメージし、香ばしく焼いた餅をその上にのせ、
こしあんの上澄みを飲んだ。
なんしか、悲しくさえなってきた。
にほんブログ村