太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

一足早いサンクスギビング

2018-11-19 18:23:29 | 日記
今年のサンクスギビングデーは22日の木曜日だが、

夫の両親がシアトルに行って留守になるので、早めのサンクスギビングを祝った。


七面鳥は、ここ数年の試行錯誤の末、おなかに詰め物をしたらシャンパンを1本注ぐ。

厚めのホイルでしっかり全体を包んで、オーブンで焼く。

というやり方が、1番しっとりと美味しく焼きあがることをつきとめた。




今年は12人。







前菜にゴートチーズわんたん、5種類のチーズとワイン。

七面鳥、ハム、グリーンビーンズ(いんげん)、マッシュポテト、

さつまいものマッシュポテト(生姜とオレンジが入っていて美味しかった)、グレイビーソース

クランベリージャム(甘いけれどスパイシー)、パンプキンパイ、キーライムパイ、アップルパイ。



日本人の友人も、その娘さんも、七面鳥はあまり好きではないという。

一切れの半分ぐらいを食べて、あとはハムばかり。

12年前、初めてハワイでクリスマスを過ごした時に初めて食べた七面鳥は、

思ったよりも美味しくなかった。

ものすごくさっぱりした鶏の胸肉のようで、口当たりはぱさぱさとして味気ない。

七面鳥やハムにつけて食べる、スパイシーなクランベリージャムも好きじゃなかった。

肉に甘いジャムをつけて食べるなんて、どう考えても私的には変だ。

そのジャムも、甘いんだか辛いんだかわからないような味。

それがいつ頃からだろう。

あっさりした七面鳥が、私は美味しいと思うようになっていた。

挽肉料理には、七面鳥の挽肉を選ぶようにもなった。

甘くて辛いクランベリージャムが、七面鳥やハムに合う。


「あんた、すっかりコッチの舌になってるね」


クランベリージャムをたっぷりとすくって皿に取り分けた私を見て、友人が言った。

友人は私よりも長くハワイに住んでいるけれど、毎日和食を作って食べている。

私がたまーに作る和食は、ごまあえやきんぴら、味噌汁とか、トンカツぐらいのもの。

食のハードルがもともと高くない私が、コッチの味に慣れるのも無理はないと思う。

私は昔からそうだった。

その時のパートナーが嫌いな食べ物は食べなくなり、なんだか自分も嫌いなような気がした。

だから離婚したあと、温泉卵やココナツを、実は私は好きだったのだと気づいて驚いた。




3時ごろに始まったディナーは、おしゃべりしながら2時間半以上かけて食べた。

話題は『私が出会った動物』で、次から次からいろんな動物に出会った話が飛び出す。

バーベキューグリルをあけたらネズミが3匹いて、1匹を右手に、2匹目をトングで押さえたら

3匹目が股間めがけてジャンプしたとか、そんなん話。





友人達を送り届けたら、アラモアナセンターの上でサンタクロースが笑っていた。

もうクリスマスだ。



















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