太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

パッケージ変更反対

2019-05-14 08:01:16 | 日記
普通の人は、普段買うものの名前をしっかり覚えているものだろうか。
たとえば、コショウはどのメーカーの何という名前だとか、
ケチャップだとかバンドエイドだとか、サランラップとか。

私はどうやら、パッケージの雰囲気でしか認識していないようで
人に聞かれると大変困る。
「赤い色がバックにあって、白のアクセントが真ん中にあるやつ」
言われたほうはまったくわからんだろう。
こんなだから、パッケージのデザインを変えられると、もうお手上げだ。
同じものが探せない。
夫に同意を求めると、気の毒そうな顔をして首を横に振った。
「だってさ、いつも行く店が模様替えすると、なにがどこにあるか
わからなくなってストレス溜まるでしょう」
「・・それはそうだけど、それとはだいぶ違う話じゃ・・・?」

昨日、ドラッグストアに行ったら、肝油ドロップの缶を見つけた。
それは私が幼稚園の頃、毎日幼稚園で食べていた肝油ドロップだ。
まったく同じ缶、オレンジのバックに、「良い子」の見本のような
男の子の顔が描かれている。
私は思わず手に取って、頬ずりしたくなった。
「50年も変わらずに同じデザインでいてくれて、ありがとう」
みんな肝油ドロップの会社を見習ってほしい、と思うのは私だけである。