太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

猫が3匹

2021-08-03 07:17:45 | 日記
コーちゃんが来て、1週間。
最初は警戒し、「フー!」と言っていたチーズケーキ達だが、今は一緒に遊ぶ仲。
社交的で好奇心が強いコーちゃんの性格が幸いしたと思う。

昨日、チーズケーキのオスの方が、コーちゃんを舐めていたのを見て感動した。
オスは遊ぶのが好きで、遊びを仕掛けては、クールなメスに怒られていたけど、
コーちゃんとは存分に追いかけっこをして遊べる。
コーちゃん用の爪とぎ(丸くて淵にボール入り)で、オスが遊んでいたりする。
中年だけど、心は少年なのだな。

メスは相変わらずクールだが、以前のように毛嫌いはしない。
自分がくつろいでいるところにコーちゃんが近づくと、小さく「フー!」と言うけど。

コーちゃん

なんでもおもちゃになる

すっかりコーちゃんのおうち


野良猫だったなんて、と思うほどの家猫ぶり。
チーズケーキ達も野良猫だったんだった。
生後3週間にもならないときに、放置されて鳴いていたのを見つけた。
3匹のうち、1匹は生き延びられなかったけど、6年遅れて3匹目が姿を変えてやってきたのかも。

「あんたのママはどこにいるのかねえ」
ソフィアのことを思わない日はない。
毎日、ソフィアのゴハンをデッキに置いておく。
朝になるとなくなっているのは、ソフィアが来ているのだと思いたい。

のびのび

この家猫ぶりを、ソフィアが見たらどう思うだろう。

あとの2匹は、優しい韓国人の夫婦が舐めるようにかわいがっていて、
1匹は、優しい高校生の女の子が、クラッカーという名前の三毛猫と共にかわいがってくれている。(仔猫の名前はチーズというらしい)

この仔猫たちが野良猫でいたら、今も職場のジャングルや草むらにいて、
ノミまみれ、お腹に虫をもったまま暮らしていたのだろう。

「コーちゃん、僕らの人生に来てくれてありがとね、あと20年、みんなで楽しく暮らそうね」

夫もコーちゃんにメロメロで、1匹引き取ることになったとき、
「去勢もしてあるなら、ソフィアに返してあげればいいんじゃない」
という発言をした同一人物とは思えない。


互いにいがみ合うこともなく、平和に暮らすことができて大感謝。
3匹の猫がいる生活は、とっても楽しい。




オリンピックが好き

2021-08-03 06:42:04 | 日記
リビングにいる時には、オリンピック中継を見ている。
複数のチャンネルでやっているので、CMになったら別のチャンネルにする。
いろいろあって、なんとか開催した東京オリンピックだけど、
アメリカのNBCじゃ、視聴率があまりに低いのでスポンサーが怒っているらしいけど、
観客がいなくて盛り上がりに欠けるけど、
人生を賭けている選手の気迫は、画面を通しても伝わって来るし、
オリンピックに出るまでの、それぞれの背景やストーリーが、選手の数だけ映画になりそうで、みんなみんな勝ってほしいと思ってしまう。

スタートでフライングしてしまったために、退場させられて走れなかったアスリート。
このために何年、毎日走りこんできたことか。

陸上競技で、金メダル候補が二人になってしまったら、「そっちにあげるワ」と言って金メダルを譲ったアスリート。
好きな服とか高価な時計じゃない、お金で買えない金メダルを、
まるで配られたお弁当のように、「あげるワ」と。
金メダルを二人にあげればいいじゃないか。
私は彼に、プラチナメダルをあげたい。


昔は、それほどオリンピックが好きというわけではなかった。
野球のルールがわからないので、夏になると父がよく見ていた甲子園野球も好きじゃなかった。
お正月の箱根駅伝も、集まった親戚たちが見ているから見る、という程度だった。
競技そのものよりも、選手を見るようになったのは、年齢を重ねたからだろうか。



私が生まれた年に、東京オリンピックがあった。
戦争が終わって19年目で、アジアで初めての開催国で、復興した日本を世界に見せたいという日本人の意地は、現代人の想像を超えていた。
新幹線ができ、多くの人が無理してテレビを買った。

いくつかの文献で、私は当時のことを知ったのだが、その中に、
外国人に美しい日本を見せたいということで、オリンピック開催中はヤクザの方たちは東京から出て行ってもらいたいという要請があり、
ヤクザの方たちは揃って近隣の温泉場に疎開したという、ウソのような話があった。
ヤクザの方たちも協力してしまうほど、国民が一丸となっていたのだな。




開催したあとも、種々の問題はあるだろう。
けれども、美しく整えられた施設や、そこで働くたくさんの人や、選手たちを見ていると、
やっぱり開催してよかったのではないか、と私は思う。
観客なし、マスクありの、記憶に残るオリンピックになる。