今朝、義両親がまるまる２か月のヨーロッパ旅行に出かけた。
今年はチェコスロバキアやイタリアにも足をのばすらしい。
シアトルに住む甥２がチェコスロバキアに同行することになっている。
来月の初めには、私たちがフランスに行って、ニースで義両親と待ち合わせ。
彼らが毎年恒例のヨーロッパ旅行を断念したのは、パンデミックの２０２０年だけで、
昨年は「コロナで死んでも悔いはない」とか言って決行した。
高齢でもあり、１年後に旅行ができる状態かどうかわからないからだと思う。
私が最後に旅行したのは、父が亡くなった時だから３年前。
３年も、ほんとうにどこにも、島の外に出ていない。
私は職場で、一日に何百人という旅行者と接している。
バカンスでハワイに来ている人たちは、気分が高揚していて、楽しそうだ。
夫婦で、お土産や買うものをあれこれ相談しつつ選んだり。
そういう人たちを見ていると、むしょうに旅行者になりたくなる。
旅行に行きたい と 旅行者になりたい はほぼ同じだけど、私はあえて旅行者になりたい。
夫と、この島以外の場所に行って、お土産や買うものをあれこれ相談しつつ選びたい。
この島じゃない街を、どこまでも歩いてみたい。
知らない香りの空気を思い切り吸いたい。
身体の底から解放感に浸って、時間を気にしないで過ごしたい。
あとひと月。
私は待望の旅行者になる。
考えるとワクワクが止まらない。
