太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

4匹目の(外)猫 ポッキー

2022-05-28 14:25:33 | 日記
我が家の庭はジャングルとつながっているからなのか、いろんな猫たちが庭を通り抜けてゆく。
ついでにイノシシも来る。
たいていは自由な飼いネコだが、最近、どう見ても野良ぽい猫がやってくる。
何か月か前に、その猫が玄関先のベンチの上で寝ているのを見て、古タオルと段ボールでベッドを作ったのだけれど、それ以来見かけなくなった。

数日前、同じ猫と思われる猫が、庭のモンキーポッドの根元で寝ていた。
ほぼ毎日、同じ場所にいるので、キャットフードと水を置いてみた。
人の姿が見える間はどこかに隠れていて、人が家に入ると出てきてフードを食べる。
私たちはその猫を「ポッキー」と名付けた。

2階の窓から見下ろす。
根元で丸まっている黒っぽいのがポッキー。
キッチンの窓から望遠で。

ポッキーは、野良猫にありがちな皮膚病があって、鼻の頭と耳の先が赤い。
薬を塗ってあげたいけど無理なので、敏感肌用のキャットフードにして、
さらに水の中に抗生物質を混ぜてみた。

モンキーポッドは、日立のコマーシャルの’この樹なんの樹’と同じ木で、
大きな木陰を作ってくれる。
だから根元は少しぐらいの雨では濡れない。
ポッキーは、いい寝床を見つけたと思う。
2階の寝室の窓と、キッチンの窓から何度もポッキーがいるかどうか確認してしまう。

コーちゃんの母猫ソフィアは、今どこでどうしているだろう。
庭に放してから数日は、呼ぶとどこかで返事をして、勝手口のデッキに置いたフードを食べていたのに、
そのうちに見かけなくなって、10か月になる。
ポッキーがここまで気になるのは、ソフィアと重なるから。
ソフィアも、こうしてどこかの家の猫好きな人にお世話してもらっているといいなと思う。
ぬくぬくと甘やかされて寛ぐコーちゃんを見ると、ソフィアを放したのは本当にソフィアの幸せだったんだろうかと、考えても答えの出ない疑問がよぎり、心がチクリと痛む。