自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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ケッヘル番号の不思議

2005-02-12 | コンサート・音楽・宝塚
2月8日(火)
大阪音楽大学、ザ・カレッジ・オペラハウスで、モーツァルトの夕べ

曲目は
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より 抜粋、
セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、
ピアノ四重奏曲第1番

大阪音楽大学卒業生で関西を中心に活躍している音楽家と在校生にによる、モーツァルト作品の演奏会に出かけた。阪急宝塚線、庄内駅から少し歩くと大阪音大の施設が点在している。立派なオペラハウスもその一つだ。

コジ・ファン・トゥッテはアリアを演奏会形式で聴いたりすることがあって、やっと筋が少し分かってきた。
今回も演奏会形式、伴奏は阪本朋子さんのピアノのみ。3名の男子在校生の歌声がみごと。

アイネ・クライネ・ナハトムジークはおなじみの曲。弦楽五重奏で聴く。

プログラムの中に、ケッヘル番号のことが載っている。モーツァルト研究で知られる海老沢敏さんの著書からの引用だ。
ケッヘル番号÷25+10=作曲時のモーツァルトの年齢
なのだそうだ。

これに当てはめると、アイネ・クライネ・ナハトムジークはK.525だから、
525÷25+10=31、すなわち31歳の時の作品。
ピアノ四重奏曲はK.478だから、
478÷25+10=29.12ということで29歳の時の作品になる。

モーツァルトは35歳で亡くなるまで、600余の作曲をしているわけで、この計算式が合うのか「?」なのだがヘェ~度が高かったのは確かだ。
これって、常識のうちなんだろうか。




コメント
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