goo blog サービス終了のお知らせ 

自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

小磯良平大賞展

2005-02-15 | 展覧会
2月13日(日)
神戸市立小磯記念美術館で小磯良平大賞展を観る。

小磯良平の絵は親しみやすく、分かりやすい(と、ご自身も言っている)。
小磯記念美術館は彼の絵を現在2424点収蔵している。

ここで、13日まで第7回小磯良平大賞展が開かれていた。1992年に創設された全国規模の公募展で、大賞賞金は1000万円。今回は1094点の応募作の中から52点が選ばれ、展示されている。
公募展に出品するということは個々の作家にとって、思い入れの深い作品であるだろうから、結果としておもしろいものが集まっている。
この公募展は平面であれば具象、抽象の区別なく、テーマは自由、画材の制限もないからなおさらだ。

大賞はリーフレットにも使われている「水哉(みずなるかな)」。
アクリルと油彩の「絵」なんだけれど、まるで水音が聞こえてくるようだ。
透明な水の質感をなんでこれほど表現できるのだろう。

優秀賞1点、佳作4点もおもしろい。佳作の1点などタイトルが「オトナ達へ(世界の中心で、蹴りたい背中)」ですよ。「絵」ならではのメッセージを読み取れる。


帰途、春節祭でにぎわう南京町に寄ってみる。
獅子舞に合わせて行ってみたけれど、人だかりでまるで広場が見えない。演技が終わってしばらく経ってから、やっと「お目にかかれた」。


外は寒い。でも、何か食べるのは、また次の機会にしよう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする