自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ドレスデン国立美術館展――世界の鏡

2005-05-26 | 展覧会と音楽
(5月1日)
兵庫県立美術館で開かれていた、ドレスデン国立美術館展――世界の鏡はこの22日で会期を終えました。期間中2度出かけ、うち1回は関連したミュージアムコンサートに合わせました。

ドイツ東部の都市ドレスデンはザクセン公国の首都として繁栄し、世界の文化交流の舞台になりました。必然的に世界の名品の数々が集まり、世界の文化を映し出す鏡でもあったわけです。


第1章のドレスデンの美術収集室から第7章のロマン主義的世界観まで7つのコーナーに分かれた展示でしたが、私は第1章と日本や中国の磁器に影響された品々を組み合わせ対比して展示した第5章の東アジア―驚嘆すべき別世界に興味を持ちました。

磁器、漆器の技術がヨーロッパより早く東アジアに生まれ、高い技術を持っていたことが分ります。


絵画も見るべきものがたくさんありました。
ガニュメデスの誘拐、白いドレスの女性の肖像、月を眺める二人の男、満月のドレスデンなどです。

そしてまたまた特別扱いはフェルメールの窓辺で手紙を読む若い女です。
一つの部屋ができていました。


さて、ミュージアムコンサートはドイツ音楽の薫りです。

演奏者と曲目は
永井正幸さん(ピアノ)
シューベルト◆ピアノソナタ第21番

井上敏典さん(バリトン)、ピアノ伴奏江頭義之さん
シューベルト◆春の夢、菩提樹、郵便馬車、楽に寄す、セレナーデ、魔王ほか

藤井快哉さん(ピアノ)
メンデルスゾーン◆前奏曲とフーガ、無言歌集より春の歌・ヴェネツィアの舟歌・悲歌、
厳格な変奏曲


兵庫県立美術館には展示室以外にも、さまざまなイベントに提供される部屋が何室かあります。エントランスホールや屋外にもパフォーマンスのためのスペースがあります。
そのおかげで、音楽と絵画などを同時に楽しめるわけです。


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ねむの木の庭

2005-05-26 | 花・木・実・いきもの・自然
この24日、天皇・皇后両陛下が旧正田邸跡地のねむの木の庭で、プリンセス・ミチコなどのバラを鑑賞されました。

カメラの中に撮ったままおいてあるプリンセス・ミチコがあったので、ここに残しておきましょう。


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