11月15日(水) 神戸国際会館こくさいホールで中村勘太郎、中村七之助錦秋特別公演
演目は
江島生島、多摩川、棒しばりと2人のトーク
芝居ではなく歌舞伎舞踊です。
さすが、おむつを当てていたころから稽古を積んでいる2人です。
訴えてくるものが違います。
棒しばりは狂言を素材にしたものです。
いつも留守の間に酒を盗み飲む次郎冠者を棒にしばり、太郎冠者を後ろ手にしばって主人は出かけるのですが、2人は知恵をしぼってやはり酒を飲んでしまう話です。
踊る上で絶対に必要な手を両者とも使えないのです。足と動作だけで舞うわけです。
動きづらいはずなのに、見事に広い舞台を動き回ります。
酔った上でのしぐさ、せりふ回しもこっけいです。うまいものです。
トークの場面では26歳になったばかりの勘太郎と24歳の七之助が普段の姿を見せてくれました。「遊んでる」ふうです。意外にも父勘三郎そっくりの男っぽい勘太郎がインドア派、母親似で体型、顔立ちが女っぽい七之助がアウトドア派です。
広いこくさいホールを昼夜いっぱいにしてしまう2人は親の七光りだけではない実力を発揮してました。
演目は
江島生島、多摩川、棒しばりと2人のトーク
芝居ではなく歌舞伎舞踊です。
さすが、おむつを当てていたころから稽古を積んでいる2人です。
訴えてくるものが違います。
棒しばりは狂言を素材にしたものです。
いつも留守の間に酒を盗み飲む次郎冠者を棒にしばり、太郎冠者を後ろ手にしばって主人は出かけるのですが、2人は知恵をしぼってやはり酒を飲んでしまう話です。
踊る上で絶対に必要な手を両者とも使えないのです。足と動作だけで舞うわけです。
動きづらいはずなのに、見事に広い舞台を動き回ります。
酔った上でのしぐさ、せりふ回しもこっけいです。うまいものです。
トークの場面では26歳になったばかりの勘太郎と24歳の七之助が普段の姿を見せてくれました。「遊んでる」ふうです。意外にも父勘三郎そっくりの男っぽい勘太郎がインドア派、母親似で体型、顔立ちが女っぽい七之助がアウトドア派です。
広いこくさいホールを昼夜いっぱいにしてしまう2人は親の七光りだけではない実力を発揮してました。