12月5日、香雪美術館の庭園特別見学会に参加しました。
あわせて、秋季展「書の魅力―床飾りとともに―」を観てきました。
実は庭園特別見学会は春の会に申し込んだのですが、その時はあいにくの雨で中止になり、秋の庭園見学になりました。
香雪美術館の庭園は、朝日新聞社を創設した村山家が所有していた林園約5000坪を受け継いだもので、通常は非公開です。
六甲山麓の自然林がそのまま残されている趣きで、入ってみて、雨では足元が危ないということがよく分りました。
庭園内には70に近い種類の樹木が生えていることが確認されているそうです。鳥が半端じゃなくさえずっていました。
そんな中に、近代の邸宅建築が点在しています。
明治42年に建てられた洋館です。
玄関棟(日本館正面玄関)の屋根と紅葉です。
編笠門から山林に入ります。
茶室棟です。
藪内「燕庵」を模した、茶席「玄庵」は今年の夏、屋根を葺き替えたところです。
12月に入っていましたが、名残りの紅葉を十分愉しめる庭巡りでした。
大正8年築の御殿棟(日本館)です。
阪急御影駅から歩いて数分のところにあるとは思えない自然と建築物でした。