10月30日(月)神戸国際会館9階大会場での第十二回神戸おこし亭に出かけてきました。
三ノ宮南まちづくり協議会の~笑いでまちをおこします~活動。
「神戸おこし亭」の名前の由来は「街興し!」「街の財産掘り起こし!」「ようお越し!」の「おこし」からだそうです。
ちょっと長めの本格的な落語も聴けるので、楽しみな会です。
出演者と演目は―
桂九ノ一◆延陽伯
入門2年目、大声で熱演です。
演目は延陽伯・・・だった(?)と思う。夕食をとってから行ったので、始まったとたんうつらうつら。
落語はお客さんの顔を見てからその日の噺を決める、といった習慣もあったりして、事前にプログラムが決まっていなかったり、終演後も演目が出てなかったりするんです。
とは言っても、その場で急きょ決まるなんてことは今はまずないと思いますけどね。
桂華紋◆ふぐ鍋
まくらは、「実は私、先日ノーベル文学賞をとったカズオ・イシグロさんの親戚なんですよ」
ザワザワとお客さんが反応したとたん、
「僕の嫁さんの・・・」
なんや、血はつながってないんや・・・と客、少し引く。
「嫁の父の母の・・・」
義理のお父さんのイトコなんだそうです。
ちゃんと親戚ですよね。
林家花丸◆厩(うまや)火事
噺うまいです。
花丸さんは宝塚ファンだということで、親近感があります。
もっとも、花丸さんはSS席で、私は2階のB席で鑑賞ですけどね。
桂春蝶◆立ち切れ線香
お父さんの2代目春蝶さんは大の阪神ファンでしたね。
2011年に拠点を東京に移したそうですが、上方落語協会に所属して、関西の仕事もたくさんこなしています。
若いころはちょっとチャラい感じもしたのですが、すっかり中堅の落語家さん。
この日もトリを務めていました。
10月からのNHKの朝ドラは「わろてんか」は吉本興業の創業者、吉本せいさんがモデル。
落語家さんたち「おきばりやす」「頑張ってや」ですね。