自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

オンエア(講談社)~柳美里さん

2010-07-21 | 

みだらだな~。
そんな描写がえんえんと続く第1章です。

テレビ局とニュースショーと女子アナと、女子アナへの登竜門のようになっているキャンパス内のミスコン・・・。
そう、女子アナが主人公です。




具体的なモデルがそのまま登場しているわけではありませんが、あ~、そんなこともあったなーというような、女子アナがらみの報道のあれこれを思い浮かべてしまいます。

表舞台は華やかですが、あまりきれいだとは言えない裏舞台であがいている――あくまでもこの小説の中での彼女たちが、最終章に近づくにつれ、しっかりと自分の道を選び取って歩いていく姿勢に救われるし、感動もします。


15年以上も前になるでしょうか、『週刊朝日』に連載されていたエッセイ「家族の標本」を読むたびに、感心していました。
柳美里さんはまだ20代でした。

自分と自分の周りに生きる人たちの隠しておきたいような部分までさらけだしてしまう柳さん。
自分の羽を抜いて布を織っているようで、時には痛々しいなーと思う気持ちがぬぐえません。


 

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ビーバーエアコン

2010-07-20 | 日常・身の回り

エアコンはあまり使わないほうです。
でも、西日がよく当たってくれる^^リビングで、熱中症にでもなったら大変です。
で、使い始めたとたん故障です。

10年ほど使った製品なので、買い替えることにしました。

ちょうど入っていたチラシで選んで、いつものとおり、その商品に直行。
とりたてて吟味せず、お買い上げです。
多分、三菱重工では家電製品はこのビーバーエアコンだけなんじゃないかしら?


昨日買って、今日取り付けが済みました。
申請から、付与まで時間がかかるといううわさのエコポイントつき。
いろいろ書類のコピーが必要で、地方のことを考えるとほかに方法がなかったもんでしょうか。


ちゃんと使えるエアコン、そこにあるっていうだけで涼しい^^です。


 

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飛鳥Ⅱ世界一周クルーズからもどる

2010-07-19 | 港の風景

梅雨明けした空を撮ったら、港の飛鳥Ⅱが写り込んでいました。
そういえば昨日の夜は船全体に、こうこうと明かりがついていたんでした。


16日に102日間の世界一周クルーズを終えて神戸に帰港したのだそう。
17日の地元紙に乗客へのインタビューが載ってました。


結婚50周年を記念してご夫婦で乗船した76歳の男性のことばは、
「地中海の島々は絶景。妻にいいプレゼントができた」と。

でも、50年一緒に暮らしたら、1人7桁はかかるだろう旅行費用は2人で用意したようなもんじゃないかなー。
たとえ、夫のサイフから出たとしてもね。

だから、私の理想回答は、
「結婚50年のいい記念の旅になりました」かな。


オットのサイフは夫婦のサイフ、妻のサイフは妻だけのサイフ^^がモットーの私です。
でも、オットが稼いだ収入を妻名義で貯金したことはない明朗家計の我が家です。
それに、いい旅行ができたら「ありがとう」と自然に口に出ますから、まあ、件の男性のことばに、そう目くじらをたてることもないいのかもしれません。


 

 

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梅雨明けの散歩道

2010-07-17 | 花・木・実・いきもの・自然

タチアオイが梅雨明けを予測してくれたとおり、7月17日、九州北部から北陸にかけて梅雨が明けました。

明けたと同時に強い陽射しのシャワーです。
日が傾いたころ、人工のせせらぎがある公園まで散歩の足をのばしてみました。


ムクゲ
、アオイ科
です。
タチアオイと同じ仲間です。



カルガモ
の親子です。
夏休みには落ち着いて泳げなくなるんじゃないかな。


相変わらず、単独行動のアオサギです。


夏の花々です。
左下の写真はガマ(ガマ科)
フランクフルトソーセージのようなのが雌花、上に雄花が咲きます。


ミソハギ
、ミソハギ科
です。
お盆のころ、湿地や水辺に咲きます。


シオカラトンボ
でしょうか


久し振りにオビくんと出会いました。


 

 

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梅雨明け、まだかな?

2010-07-16 | 花・木・実・いきもの・自然

散歩道のタチアオイ(アオイ科)の花が一番上まで達しました。

そろそろ梅雨明けでしょうか?

その前に、自然をつかさどる神さまは手ひどい試練を人間にぶつけてきました。

ある程度予測がついて、準備して、通り過ぎるのを待つような台風と違って、急にこんな雨を降らせて、不意打ちもいいとこです。
これ以上被害が広がらないよう祈るばかりです。

5・6・7月と撮ってきたタチアオイです。
道路沿いにきれいに咲かせているところもありました。

アオイ科アルケア属のアルケアには古代ギリシャ語で「治療する」という意味があるんだそうですよ。


 

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美しき挑発~レンピッカ展

2010-07-15 | 展覧会

兵庫県立美術館でレンピッカ展を観てきました。
会期は7月25日(日)まで。

タマラ・ド・レンピッカという名前からして、ただものじゃない^^という雰囲気がありますね。もっとも国によって読みは違うようですけれど・・・。

私が出かけたのはNHKの「日曜美術館」でレンピッカをとりあげたあとだったこともあってか、いつもは人の少ない美術館が平日の午後でもほどよい混み具合でした。

絵をとり巻いて人垣ができるのは困りますが、絵とその絵を見つめる人たちをベンチから眺めるのもなかなか楽しいものです。

「日曜美術館」の美輪明宏さんの立て板に水のコメント、今は海外で活躍しているアートディレクター、石岡瑛子さんの晩年のレンピッカを語るインタビューは、レンピッカ鑑賞をさらにおもしろくしてくれました。


レンピッカの作品は個人コレクターや画廊、美術館など世界中に点在していて、一度に90点を観られる機会は貴重だそうです。

夫や同性の愛人、娘をモデルに、柔らかそうで硬質な、具象と抽象が入り混じったような画風はとても個性的です。
ガラスのようでありながら、リアルな色と光をたたえた瞳はどんな技術を使って描いたのでしょう。

レンピッカ自身がグレタ・ガルボを意識していたそうで、女優のようにポーズをとったポートレートをプロの写真家に撮らせています。

その写真が会場の随所に展示されているのですが、皮肉なことにこの展覧会の最後の最後に展示されているのは顔中に深いしわが刻まれた、晩年のメキシコでのレンピッカの写真です。


レンピッカは1998年(諸説あるそうですが・・・)ワルシャワ生まれ、思春期をロシアとスイスで過ごし、ロシア革命でフィンランドに亡命、その後パリに定住、画家として成功を収めます。

第二次世界大戦の終盤にはニューヨークに移り、終焉の地はメキシコです。

遺灰は故人の遺志で活火山ポポカテペトル山の火口付近に撒かれました。
最後まで熱い^^人です。


レンピッカ研究の第一人者、アラン・ブロンデル氏は、
「展覧会を通じてタマラ・ド・レンピッカの人生を感じてほしい――。」
と語っているそうです。

……感じました。

 

 

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健康麻雀

2010-07-14 | 日常・身の回り

オットが、リタイアしたサラリーマン時代の友人たちと時間を繰り合わせて、月1回ほど麻雀を楽しんでいます。

ボケ防止もかねてね。

時々1等賞^^の賞品を持ち帰るのだけれど、それが何ともいい感じ。
チョコレートだったり、クッキーだったり。
今回は西利のお漬物でした。

6種類が少しずつパックしてあって、しばらく楽しめます。


学生時代も会社員時代も麻雀は男子のコミュニケーションツールでした。

ところが、今は雀荘も閑古鳥が鳴いていて、
「お客さんは1日1組あるかないか・・・」
と、80歳を何歳か越えた女性店主はのんびりと店番をしているそーな。

昭和はほ~~んとに遠くなりました。


 

 

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アガパンサスは愛の花

2010-07-13 | 花・木・実・いきもの・自然

街なかの、広い通り沿いとは思えないほど緑いっぱいの花壇です。


今年も梅雨時に美しく咲いているのがアガパンサス(ユリ科)
茎先をぐ~んと伸ばした上に、両手のひらを広げたぐらいの大きさの花のかたまりがつきます。


あまり手をかけなくても何年も咲くうえ、根が太く丈夫で、病害虫にも強いことから、よく土手、道路沿いなどにも植えられているようです。


今日、小雨の中撮った下2枚のアガパンサスも道路の中央分離帯に咲いていたんですよ。


 

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谷間のユリならぬ屋上のユリ

2010-07-12 | 花・木・実・いきもの・自然

所用で大丸神戸店に出かけました。

そこに行ったからには屋上のイングリッシュガーデンに寄らないでは帰れません。
そう広くはないのですが、いつも何かしら、季節の花が咲いています。

今日はみごとなユリの花が咲いているのを見ることができました。
このところ強い雨が降る日が多く、昨日は強風も加わっていたのに、どうしてこんな美しい姿を保たれるのか、花の強さをまた感じさせられました。


 

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梅雨の晴れ間の花々

2010-07-10 | 花・木・実・いきもの・自然

今日、今年になって初めてセミの鳴き声を聞きました。
先日、沖縄では聞いたのは別としてね。

じーじーと鳴きはじめのようで、なんのセミかは分かりません。
いよいよ夏本番ですね。

写真は梅雨の晴れ間に撮った花々です。

アメリカノウゼンカズラ、ノウゼンカズラ科です。
花はすこし小ぶりなのですが、筒部が長くてカチッとたくましく強そうです。
ツボミはまるで砲弾のようで、さすがアメリカとつくだけあるわいと思っていましたが、今年はあの南アフリカで鳴り続けたブブゼラを思い浮かべました。


グラジオラス、アヤメ科です。


カンナ
、カンナ科
です。


紅いカンナがいかにも夏という具合に咲いていました。


ノウゼンカズラ
、ノウゼンカズラ科
です。
こちらは中国原産で、日本には平安時代にすでに渡ってきていたそうです。
アメリカノウゼンカズラより、やさしい感じがします。

花が一つ、ツルニチニチソウの葉っぱの上に落ちていました。


 

 

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