7月3日(土) 神戸学院大学メモリアルホールで第302回グリーンフェスティバル
仲道郁代さんのモーツァルト ピアノ・ソナタ全曲連続演奏の第5回です。
曲目は―
モーツアルト◆ピアノ・ソナタ 第13番
ピアノ・ソナタ 第14番
ピアノ・ソナタ 第15番
モーツァルト27歳から32歳のころの作品です。
アンコールで―
ベートーヴェン◆ピアノ・ソナタ 第8番 「悲愴」第2楽章
無料招待ですから、仲道さん人気もあって、いつも補助席までいっぱいになる演奏会です。この日、客席の後方にちらほらと空席があったのは、午前中の大雨で、遠方から来る方が外出をあきらめたからかもしれません。
第13番は子どものピアノ発表会などで、年長の生徒さんがよく選曲してますね。明るく美しく、耳になじんで、これを聴いただけでも行ったかいがありました。アンコールの「悲愴」も素敵でした。
恒例のトークコーナーはピアノの調律師曾我紀之さんを交えて、「ピアノのしくみ」がテーマです。
Keyの部分を本体からはずして、「解体ショー^^」と称してピアノのしくみや簡単な歴史などを解説してくださいました。
現代のピアノとモーツァルトの時代のピアノは全く別物ですが、現代のピアノでモーツァルトが生きた時代のニュアンスを出せるよう工夫していきたいとおっしゃってました。
この日、仲道さんは公演後のスケジュールが詰まっているということだったのですが、終演後サインを求める方が多勢並んでいました。
私はこの日は並ばず会場をあとにしました。あのやさしい仲道さんのことですから、時間を気にしつつもサインをなさったのでしょう。
また、秋のシリーズが楽しみなグリーンフェスティバルです。