「柔道は世界に広がっていく為に変わってきたんです。」と、関係者らしき人がラジオで話して居られました。
日本発の競技(と言っていいのかな?)で、ここまで多くの国々に認められたのは柔道以外にはないのだとか。国際的スポーツにするためにはいろいろと変える必要があったってことなんでしょうね。
どことなく日本酒業界も似ているような気がしますなぁ。守るべき伝統と変わらねばいけない部分… そのバランスをどのように調整するかで文化としての価値と位置付けが左右されるのでしょうから、関係者の方々の腕の見せ所、責任も重大ですね。
ともかく、柔道も日本酒も「日本のお家芸」であり続けてくれることを切に願っております。そのためには良いお酒を醸し出して下さる酒蔵さんに存続してもらわねばなりませぬ。及ばずながら私ももっと努力しなければ… なーんちゃって。
柔道の父と呼ばれたという嘉納治五郎氏が、灘の大御所・菊正宗酒造さんの身内ということからも、知りもしない柔道界の流れを他人事とは思えない私なのでした。