守って飲みたい、お酒のマナー10則
- 笑いながら共に楽しく飲もう
- 自分のペースでゆっくりと
- 食べながら飲む習慣を
- 自分の適量にとどめよう
- 週に二日は休肝日を
- 人に酒の無理強いをしない
- くすりと一緒には飲まない
- イッキ飲みはしない、させない
- 遅くても夜12時で切り上げよう
- 肝臓などの定期検診を
以上、日本酒造組合中央会発行「日本酒読本」より
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うーむ、平常時ならともかく、特別な飲み会などですと9番目は少々難しいかも知れませんな。5番目は一日でもいい、または少量飲酒の人ならば休肝日を設ける必要はないとの説もありますが、厳しめに言っておいた方が飲み過ぎの抑止力になってよいということなのでしょう。
4番目の「自分の適量」というのも誠に微妙な言い回しでして、若いころはそれが分からず痛い目に遭ったりするのですよ。私なんて30歳を過ぎてもありましたからねぇ。その日の体調・料理・場所、そして何よりも一緒に飲む人によって気持ちよく飲める量は変わるのです。おめでたい席と その反対の状況とでは、同じお酒を飲んでも違う味に感じることがありますし。
楽しく飲んでこそ「酒は百薬の長」、これからも皆さんが気の合う人と、好きなお酒を飲み続けられますよう、我々酒屋は何をすべきか・・・ 間違った飲み方をすれば害になってしまうものを扱っているのですから、沢山売ることばかり考えてちゃいけませんな。そこは免許業者としての自覚を持って臨みたいものです。