(株)日本食糧新聞社発行・酒類入門より・・・
「日本のビールの歴史」
・明治3年 アメリカ人のコブラントとウェイガンが横浜天沼に(本格的な醸造として は)日本初のビール醸造所「スプリング・バーレー・ブリュワリー」を設立。
・明治5年 大阪の豪商・渋谷庄三郎が「シブタニビール」を造り、日本のビール事業創始者となる。
・明治19年 「ジャパン・ブリュワリー・カンパニー」(キリンビールの前身)が設立される。
日本麦酒醸造会社(エビスビール)、札幌麦酒が設立される。
・明治22年 大阪麦酒(旭ビール→朝日ビール)他、設立される。
・明治34年 麦酒税法が布かれる。
・・・・・・・・・・・・・・・整理統合~自主統制など・・・・・・・・・・・・・・・
・昭和9年 重要産業統制法の適用により国家統制へ移行。
・昭和18年 企業整備令により、大日本麦酒(株)と麒麟麦酒(株)の2社に統一される。
・昭和24年 集中排除法により、大日本麦酒は日本麦酒(現在のサッポロビール)と朝日麦酒の2社に分割される。
・昭和38年 サントリービールが発売される。
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以上、
他の資料を見ると少々違うことが書かれているものもありますが、比較的信頼度の高い情報かと存じます。かなり大雑把に抜粋しましたけども、大体の流れは掴めますよね。
さて、6月15日にアサヒビールから「アサヒゴールド」なる商品が発売されます。昭和33年(1958年)に日本で初めて発売された缶ビールの復刻版だそうです。当時の味を再現と言っても、醸造技術も設備も飛躍的に進歩してますから、まるっきり同じ味とはいかないでしょう。でも、その時の味を覚えている方はあまり多くはいらっしゃらないでしょうから、そこは触れないことにしていただいて…と。
こんなお知らせをしている私ですが、取り扱うかどうかは未定でして。問屋さんへの発注期限は間近なのです。