朝ドラ「らんまん」も最終回目前ですね。
主人公の生家が酒蔵なのでところどころで酒造りに関係する場面があったりしてけっこう真剣に見ていた私、本筋はよく分かっていないような気がしますが、物語の時代からして日本酒の立ち位置やら造っている環境や蔵人たちの心情やらを想像しているだけでも楽しくなりますわ。当ブログにも何度かそんなことを書いてましたが。
さて、古い時代の日本酒を想像するといえば、物語とは関係ありませんが・・・
ちょいとむかしの江戸時代、上方から樽廻船で運ばれてきた酒が運び込まれた大消費地・江戸新川の酒問屋などには いつのころからか酒の良しあしを定める特別な人が居たそうです。そして、「酒=アルコール」などという観念がまだなかったころですから成分的なデータというものも存在してない中で酒質をみるには実体験こそが唯一の手段だったワケですね。ということでその特別な人は「酔う速度」で判断していたそうです。酒を飲んでどれくらい過ぎたら顔が赤くなるか…というようなことで酒の強さ(酒質)をみていたワケですよ。
いい時代です。そのころは酒は数人で飲むのが常識だったといいますから、花見や月見などにかこつけてワイワイやっていたのでしょう。中秋の名月なんてのは打ってつけだったと思いますよ。
さて、明後日9月29日は「中秋の名月」です。そして花金ときたらまさにプレミアムフライデー!
予報では天気もよさそうですから外飲みなどいかがです?
ご自宅で・・・と言うかたにはおすすめのお酒がありますので どうぞよろしくお願いします。
それでは本日も日本酒で乾杯!(^o^)丿
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