鈴鹿山系にある湯の山温泉、何となく昔から行きたかった温泉ですし、日本カモシカがいたり、この御在所ロープウエイにも昔から乗りたかったです。
早めに宿に到着したので、そのまま付近を散策も温泉街はなく、廃墟になった温泉宿や従業員宿舎と自然の中を散策です。
花崗岩がごろごろ転がってる三滝川に沿って上って行くと、ひときわ大きな石が有る大石公園に行きつきます。
左の巨石は推定重量800tらしいですし、この大石の名と同じ大石内蔵助は、参勤交代中にしばしばここに立ち寄ったそうです。
山道を蒼滝を目指して歩きましたが、途中で挫折しう回路を帰りました。
山道から見えた、目の前を走るロープウエイと、その向こうが泊まった宿です。
宿の玄関は和風庭園、コロナの地域割りで宿泊代は一人5000円も割引です。
温泉は普通でしたが、食事は味付けもあっさりした年寄り向きでしたし、量も丁度で完食しました。
部屋の窓からは、伊勢湾や四日市コンビナートの明かりも見えます。
6時起床時の朝焼け写真です。
御在所ロープウエイに乗車もこの旅の目的の一つ。
ロープウエイとリフト往復で3100円はJAF割で2950円になりましたが、地域クーポン券一人3000円を旅館から貰いましたので、ほぼ御在所岳がタダになりました。
この辺までは余裕があって、ゴンドラから紅葉を楽しみました。
御在所ロープウエイ、全長2161ⅿ、高低差780ⅿを定員8~10名のゴンドラで約15分で登ります。
この辺になると、余裕がなくなり言葉が出なくなってきて、心の中で早く着け早く着けと祈ってました。
ゴンドラは風にも吹かれて少し揺れ、同乗してたおじさんの「今日ほど天気が良いのはめったにありませんよ」の言葉もうつろに響いていました。
どこから登ってるのか、大岩の上には登山者がいます。
帰りはロープウエイに乗らずに、歩いて降りるほうが安心か、と思っていたら山上公園駅にやっと到着。
足で登るより心は疲れました。
リフトに乗って、御在所岳1211.95ⅿの頂上に立ちましたが、まだ体はボーっとしてました。
1000ⅿ以上の場所は、スキーやスイスの登山鉄道や他のロープウエイなどで10回以上は行ったと思いますが、1000ⅿ以上の頂に立ったのは、恥ずかしながら伊吹山と乗鞍岳ぐらいですかね。
東の方が見える望湖台から眺めた円弧は、地平線か琵琶湖の水平線か、単なる雲か分かりませんでした。
再びリフトに乗ってロープウエイ乗り場に戻りました、そこには展望レストランも有ったのですが、なんか疲れ切った二人は、コーヒー飲むことも忘れて、試練の帰りのロープウエイに乗り込みました。
右の大岩には恐れを知らない登山者、下には湯の山かもしか大橋も見えます。
恐れていた帰りですが、行よりゴンドラのスピードも速くなったような気がして、意外と行き程の恐怖心は出てきません。
二人だけのゴンドラ内を少し移動して写真を撮る余裕さえ出てきました。
日本一高いロープウエイ鉄塔、これだけは白く塗られ、高さ61ⅿあります。
1959年(昭和34年4月29日)に完成した当時は世界一の高さの鉄塔だったらしいですが、小学生だった私は、何となくこのロープウエイの記憶が有る気もしています。
結局その後は、滋賀県のスーパーマーケットに寄っただけで帰りました。
ところで、
1000m上がると、7度下がるってホンマですか?
山やりだして克服した高所恐怖症もぶり返しそうです。
上と下では5℃違いますと書いてあったので、当たりだと思いますよ。
なんかまともなコメントだったので、返事に困りました。
山はもっと怖い所を歩いておられる気がしてますが。
ほんに急なロープウェイ、黒部を思い出します。
先日、京都駅がすごい人。京都も観光客が増え 京都人は京から脱出ですね。
京都市バスが込みだしましたし、ゴロゴロ引っ張る人が増えてきました。
まだこれくらいなら我慢できますし、嬉しいですが・・・・・。
かなりの急こう配で、写真見るだけでも
ズーンと来ました。
二人の疲れ切った様子が目に浮かびます。