プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

うん?

2012-05-16 15:19:00 | 健康
 先週の日曜日の早朝、月例ツーリング出発の用意のためバイクを出しやすい様に向きを変えようとしてパニアケースハンガーを掴んで、いつもの様に持ち上げ気味に横方向に引きずろうとしました。

 引きずる際に何か腰の辺りに違和感が走りました。

 身体の芯の何かが押された様な・・・特に痛みを感じた訳では無かったのでそのまま出発となりました。

 この日は息子が生まれて初めてバイクツーリングに参加する日で、しかもバイクに乗るのは初めて、父親の運転する後ろに乗りたいと予てからの願いが叶う日でした。

 そんな日だから余計に無駄にしたくは無かったという気持ちが腰に感じた違和感を打ち消したのかも知れません。

 しかし、身体は正直でした。

 午後に入り昼食時の小休止の後、違和感は確かなものとなり苦痛となって我が身を襲い始めました。

 腹筋や背筋に力が入れられなくなり、上体の体重をハンドルを持つ両腕で支えなければならなくなり、普段のライディングはおろか真っ直ぐ走るのも時として苦痛を伴う様になってきました。

 旅の後半、休憩のために止まった際に息子が降りる際にバランスがほんの少し乱れたのを支えきれずにバイクを倒してしまいました。

 幸いゆっくり倒れたので、エンジンガードに支えられてそれ以上に倒れる事は無く、殆んど無傷だったのはこのバイクの優れた一面でも有り、大いに助けられました。

 最後の峠の定峰では体調が悪いせいかシフト操作も思う様にならず、バイクの不調か体調の不調か分からなくなり、一足先に下山し帰路へとなりました。

 休む度にどんどん悪化するのが分かりましたが、息子に心配させない様に普通に振舞っていました。

 帰宅して所定の場所にバイクを終おうとしてセンタースタンドを掛けようとして一人で掛けられないほど弱っていた事に愕然としました。

 何とか後始末を終え、シャワーと食事の後寝床に入りましたが・・・二日間寝たきりになってしまいました。

 現在でも椅子に腰掛けている事が苦痛で、歩くのもやっとの状態です。

 今週の末には大事な用が有ると言うのに大丈夫なのか心配している始末、でも、仕方が無い、やっちまった事を後悔するより早く治して迷惑を掛けない様にする事を考えなければ。



膨らむイメージ

2012-05-10 01:15:00 | Norton Cafe
 黙々とリム作りをしながら、徐々にイメージの世界に浸っていきます。



 実際に存在する車両が無い物を作ろうとしているので、完成イメージは自分の頭の中にしか有りません。

 ハッキリとした形は今のところ無いですが、こういう物を作っていると自然に瞑想の世界に入って、漠然とした部分的イメージが湧いて来ます。

 全体のフォルムがぼんやりと見えている状態で、詳しいシルエットは未だ先になりそう。

 でも部分的工作の時間の流れがマッタリとしていて、次にはアレを弄りその次はこれ・・・っと作っていく内にどんどん浮かんでくるイメージに沿って作業は進むと考えています。

 いい加減な作業と思われるかも知れませんが、どの道現物合わせの工作が殆んどとなるのでそれで良いと思っています。

 でもこの高揚感はいったい何なのでしょうか・・・今更この年で、遠くに居る恋人にはるばる会いに行く旅を始めた様な・・・どこと無くウキウキする様な。

カスタムの常道。

2012-05-08 00:32:00 | Norton Cafe
 Heller ノートンをカフェスタイルで作ると冒頭でお話しました。

 メッキ部品がすっかり地肌美人になったので、早速工作開始といきましょう。

 カスタムにするなら何処から手を付けるか・・・実車なら予算の関係でいろいろ制限も有るでしょうが(そんなの無い!って言う方も居るようですが)、模型の世界なら湯水の如くスペシャルパーツのてんこ盛りなんて贅沢のし放題、かみさんの目なんて全然気になりませんよね。

 カスタム好きの方だったらこのノートン、何処から手をつけますぅ~?

 取りあえず基本となる部品、つまりエンジン、ホイール、サス、シートやフェールタンク等々大きな部品でも相当な数になりますが、最初に手を付けようとしたのはやっぱりホイールですね。

 ノーマルは鉄チンリムメッキ仕上げ、これをH型アルミリムという設定で改造して行きます。

 先ずはスポークを全部切り離してリムとドラムを整形しましょう。



 ドラムの方はクラシックな雰囲気を出したいのでそのまま利用します。

 スポークニップルの付け根に大きく疣の様に膨らんだ部分はサッパリと削り落としますが、この材質思ったより硬いので刃物を研ぎ直して掛かります。

もう一つの方はフレームを塗装しています。

連休も今日まで。

2012-05-06 01:14:00 | Norton Cafe
 今日の爽やかな天気にも関わらず、黙々とパーツのメッキ落としともう一つの塗装で暮れてしまいました。



 ノートンのメッキ部品全てを綺麗に落としたら地肌は凄く綺麗でした。

 プロターと比べるとこちらの方がしっかりしたモールドで、Heller というメーカーの素性が少し分かってきました。

 このメッキを落とした部品の内どれだけ使うのでしょうか・・・。


 もう一つの方はエンジン塗装や前後のサスを塗装しています。

 こちらのキットはメッキ部品が一つも入っていないという、私にとっては誠に嬉しい限りです。



 平行して作るのはどちらかが佳境に入ってしまうと片方が置いてけぼりになってしまうので、どちらかというとこっちを早く済ませてしまいたいです。

地獄の門を開ける。

2012-05-03 23:27:00 | Norton Cafe
 相変わらずどうでもいいキットを作り続けていますが、ここらで本当に作りたい物を始めようとキットの蓋を開けて気持ちの準備に入っています。

 取り掛かろうとしている物はホームページの製作記にエントリーしたノートンコマンド・ロードスター。

 今回も Heller 1/8、昨年から今年に掛けて Heller づいていて、ノートンの方は R100RS よりも手が掛かる改造をするのでかなりの時間が掛かりそう。

 多分年内ギリギリまで掛かるのではないかと踏んでいます。



 キットを素直に作ればこんな具合っといった完成写真が組説に印刷されています。

 70年代のオーソドックスなスタイルで、6年ほど前に作ったプロター 1/9 のプロダクションレーサーよりも年代は少し遡ります。

 長い長いストックの時間で内部の状態はメッキが醜く変化していて部品の表面はメッキを剥がしてみないとどうにも判断が出来ません。

 このキットも例に漏れず素材としか見ていないので別段驚きはしませんが、そのまま組説通りには作る気は全く無く、必要な部品だけ頂いて全く違うスタイルに仕立ててみようと考えています。

 無い部品は勿論多種多岐に及ぶ事は覚悟の上、その全てをスクラッチしなければならない事も充分承知で公言しています、何と無謀なんでしょう。

 ノートンコマンド・カフェとでも言いましょうか自分のイメージをどれだけ具現化出来るのかやってみなければ分からない、でもやりたい。

 そんな思いの中でスタートする気分は正に地獄門を自らの手で開けて入ると言ったところです。

 どんな形を頭にイメージしたか・・・このブログやホームページをご覧の方々を、これから深い闇の迷宮にお連れ致しましょう。

 どうでもいいキットはそのまま並行で作って行きますので、そちらの製作記はその内本編にアップするとしましょう。