ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

懐かしい風景

2007年02月09日 17時54分23秒 | 日常
 先日、来月の父の展覧会の準備で、家にとってあった父のスケッチを整理しました。卒業生のギャラリーなので、前日、関係者が集まり、そこで父のスケッチをみんなにもらっていただこうと企画しています。多分、校舎の絵もあるかも、と思い、そのたくさんの絵を見ていたら、懐かしい風景に出会いました。
 家族で住んでいた下町の家の窓から「電車通り」を見た風景でした。そこには、すぐ前の母の実家の八百屋があり、母はいつも祖父の手伝いをしていました。私が、その実家の風呂焚きをバイトにしていた(1回50円)のは小学校の高学年から中学時代だったかしら。八百屋の木箱を解体してその薪を使ってお風呂をたいていたのです。
 あの頃の匂いまで懐かしく思い浮かべる、そんな風景です。私の原点みたいなものですね。父は、スケッチも、ことこまかに描いていたんです。これは自分の部屋に飾ることにしました。
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