ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

インチキ野郎の横行

2007年07月08日 17時16分45秒 | 社会

 先日、今の赤城農水相の事務所経費が怪しいというニュースを見ました。前の農水相は、あの還元水で莫大な費用を計上した松岡氏でしょ。またも!という感じで、これは、そういう人物を大臣に任命した総理にも責任があると思います。さすがに、赤城氏は自殺しそうにないずうずうしそうな人だけど・・・。
 そしてこの前、消費税を上げるようなことを総理は言いました。年金問題のずさんな処理の経費を増税でまかなおうとしているわけです。信じられます?払ったお金はきちんと、といっていたあの安倍総理が、なんとこともあろうに、またまた国民からお金をむしりとるのです。腹が立つこと、この上ないですよ。どういう神経しているんだか!
 彼の歴史観も本当にどうかしています。辞任させられた久間氏とほとんど変わりないでしょう。
 戦争中の、日本政府にとって、そしてもちろん軍にとっても都合の悪い文書はすべて破棄焼却したのは当然です。だからこそ、証言が大事なんです。沖縄戦の集団自決は、軍の命令じゃなかったなんて、そんなこと、絶対にありえません。少なくとも、そう仕向けたのは事実です。沖縄の人たちの痛みを、どうしてわかろうとしないのでしょうか。政治家として許せないです。このまま、証言する人が高齢で亡くなってしまうと、歴史の事実も埋もれてしまいます。なんとも残念でしかたありません。

 教育とは恐ろしいものです。子供のころから鬼畜米英と植えつけてきた教育によって、敵性外国語はまったく排除され(だからこそ学ぶべきなのに!)すべてに自由を奪ってきて、何か言えばすぐに「非国民」にされてしまったのです。ここに面白いレポートがあります。これで当時の状況が少しは想像できるのではないでしょうか?こちらです。
 
 私は生きていくうえで一番大切なのは自由だと思っています。だからこそ、国家挙げての戦争こそが一番憎むべき状況だと思っています。国は、最後まで戦争を回避しなくてはなりません。憲法改正の国民投票をするのなら、国民が9条を守るという選択をすればいいのです。国家は、年金問題でもわかったように、国民一人ひとりをきちんと守ってくれそうにありません。だとしたら、戦争放棄をなくしてしまったらまさにあの時代に戻ってしまいます。二度と戦争をしてはならない、それが国民の多数を犠牲にした日本が選んだ道なのです。アメリカがなんといおうと、原爆投下を肯定できるものではありません。アメリカは、国内での核実験の被害者も公表していません。何も知らずに実験に巻き込まれた兵士や住民がたくさんいるのです。信じられません。
 
 平和こそ、人類と地球のために必要な生きる道なのです。核兵器を使って地球の生態系を狂わして何がいいのでしょうか。産業革命以来、人類が地球にしてきたことを振り返って反省しなくてはなりません。

 平和こそ、人類が地球と共に生き残る手段です。二度と戦争をしないために、どうかみなさんも協力してください。沖縄戦の集団自決について、沖縄の人たちがこういう運動を起こしています。ぜひ、ご覧ください。
 私は季刊戦争責任研究を購読していますが、先日、この問題で、新たな動きがありました。「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」が先月、発足しました。さっそく入会しました。興味のある方は(ぜひ、興味を持ってください!)、こちらを参照してください。

コメント (2)
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