ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

夕張!

2007年08月08日 20時00分57秒 | 日常
 今日は、新聞でも夕張の記事を発見し、テレビでもニュースと高校野球で夕張を見て、ご機嫌でした。
 まず、朝青龍でもめた大相撲の巡業、夕張に行った様子をニュースでやっていました。費用はすべて相撲協会持ちで、入場料もタダ!夕張市民は大喜びだったようです。いいことしてくれますね!私もうれしい。
 そして、今日の高校野球開会式での始球式、なんと、夕張高校の球児が投げたんです。緊張したでしょうね。ストライクのとてもいい球でした。
 そして、新聞に載っていた「夕張酒造」。私は、先月の夕張メロンオーケストラの合宿で、夕張ワインの「ノースブラック」を飲み、とてもおいしかったので、どうしても手に入れたく、ホテルからこの夕張酒造の連絡先を教わり、電話したのでした。ところが、記事の通り、焼酎の再生がやっとで、とてもワインまでは手が回らないとのことでした。何年先でも待っている旨を伝えました。夕張メロン城にあったそのワインは酸化して、出荷できないとのことでした。またぜひ、製造してほしいものです。
 ちょっと電話でお話したのですが、ノースブラックはワイン専用の品種ではなくて、ソムリエには歓迎されないみたいですが、どっこい、飲みやすくておいしいのです。辛口重口が好きな私がいうのですから、かなりいけるワインのはずです。ぜひ、日本独自のワインとして、あちこちで作ってもらいたい。そう、調べたら勝沼でもこのぶどうを栽培しているみたいですから、絶対にワインもあるはず・・・。そこで、勝沼にゴルフに行く知人に、「ノースブラックのワインを見つけてきてね!」とお願いしたのでした。ぜひまた、ノースブラックを飲みたいです!!夕張、がんばれ!
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ミステリー

2007年08月08日 11時55分34秒 | 読書
 自分のHPのお薦め本にもたまに登場していた、リリアン・J・ブラウンのシャム猫ココシリーズ、最新作をこの前、夫が買ってきたので読んだのですが、なんともがっかりしてしまいました。
 主人公クィラランというかっこいいひげの中年男性とその飼い猫ココとヤムヤム、そして彼のGFで本好きのポリー・ダンカンと彼女の飼い猫、そしていつもおなじみのメンバー。居心地のいい、ぬるま湯のような世界が、好きになることもあり、不満を持つこともあり、それでもずっと読み続けてきました。ただ、ここ数作は、ミステリーといえるものではないんじゃないかと思っていました。犯人は外部からの人間が多いし、今回など、どこまで読んでも殺人事件が出てこなかったし、出てきても、ミステリーといえるようなものとはいえないような。そして、何より、絶対に必要だったGFを、作家ブラウン女史が放り投げてしまったような展開に、呆然としました。
 彼女は、想像力や構成力すべてが枯渇してしまったのではないでしょうか。こんなシリーズなら、私はもう、読まないし、読みたくない。ミステリーといえない小説です。
 それに比べて、最近夫が(私の好みを知っているので、ブラウン、エルキンズ、ダニングのどれかの新著が出れば買ってきてくれます)買ったジョン・ダニングの「災いの古書」は、500ページ以上の長編にもかかわらず、読むのがもったいないという感覚をずっと味わいながら一気に読破してしまいました。これぞ、ミステリーの醍醐味です。すっきりしました。
 ブラウンさん、もう書けないのなら、書かないほうがいいです。どうか、読者の期待を裏切り続けないで、筆をおいてください。
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