今の私の心境は、在宅ホームレス。なんだか、ちょっと似ている?!
介護保険導入時に取った資格のヘルパー2級も、役に立たないでしょうね。何より、私の体力が持たないかも。
ごまこに会いたいなー。今年一番つらかったこと、この解雇よりも、ごまこが死んじゃったこと。
今朝、訓練校に電話して担任のI先生に午前中の休み時間に会って相談することにしました。今後も医療事務科があり続けるのなら、このままでは本当に就職率も下がるし、なんとかこれからの生徒たちにがんばってもらいたくて、出かけてきました。
まず、医療事務の求人が、病院の場合、ある程度の年齢だと未経験不可になるのですが、調剤事務も結局は同じようなことになってしまっています。PCができるっていっても、相当なスキルを要求されるし、まず手書きということはまったくありえない世界。つまり、私たちが勉強して資格を取ったところで、それはほとんど意味がないといってもいいくらい、現場では役に立たないのです。処方箋の薬入力が中心で、レセプト請求はまとめてそのソフトがやってくれるんですから。つまり、必要なのは、いかに正確に早く入力して薬袋シールや薬情、お薬手帳シール、領収書、処方箋裏打ちをプリントアウトしてその先の処理をするかなのです。錠剤も自分で出してきて用意することまで要求されます。とても未経験では務まりません。
先生には、できれば調剤事務の授業を増やして、レセプティなり調剤ソフトをレンタルしてでも、生徒たちに入力に慣れさせてほしいとお願いしました。医療事務の講師の先生は、調剤薬局でていねいに教えてくれると言っていましたが、現実はまったくそうではないのです。最初、ミスばかりすると、ミスして覚えるからとは言ってくれますが、本当はそうではないのです。即戦力でなければクビ。一生懸命がんばったのに、そうなのです。クビはもっと前から決まっていたことかも知れません。人間関係にも、問題があったのかも・・・。雰囲気がいいなんて、実はウソ、だったのかなー。今となってはもうどうしようもないのですが、訓練校に通っていたときの最初の面接が、やはり調剤薬局で、薬剤師さんがとっても神経質そうで、彼女に気に入られなかったから採用されなかった、それが、今回は、採用されてから、気に入られなかったというのも事実でしょう。
訓練校からハローワークに行って相談したのですが、現実は、未経験者はほとんど難しいとのこと。あらためて、医療事務の求人をハローワークで見てみると、経験者優遇とか、経験者尚可というフレーズがたくさんあります。それらはすべてだめだと考えたほうがいいとのことでした。未経験でOKというところだけ書類を出し、それで面接にこぎつけたら、就職の可能性があるだろうということでした。とにかく、未経験OKの求人票を見つけて相談窓口で、相談員に連絡して様子を伺うのが一番だって・・・。それが、再び「つらい目」に合わないで就職するための方法だそうです。
離職して年数が経てば、それはすでに「未経験」と同じこと。10年以上、経理事務をやっていても、それは関係ないそうです。
とにかく、企業は人を育てる余裕がない。ひどい社会です。
東京大地震でも来て、みーんな滅びちゃえばいいと思いますね。こんな世の中、こんな調剤薬局なんて、くそ食らえ!
せっかく勉強しても仕事がない。もう、50代女性には、清掃員しか仕事はないのかもしれませんね。