ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

他人の重さ

2010年10月25日 22時25分02秒 | 日常

 今日は、一日、慌しかったです。まあ、自分でスケジュール立てて苦しんでいるだけといえばそれまでですが・・。

 朝、オヤジ猫の診察に行き、帰宅後、叔父に絵を筒に入れて送るついでにダヤンの記念切手の料金も支払い、それから2週間に一度のサワー種の種継ぎをしたあと、昼食食べる暇がないのでオルビスのダイエットシリアルを持参して出かけて、まずは新宿についてから疫でそbのシリアルを缶コーヒーと一緒に食べ、それから世界堂に行って絵を2枚、額装して送ってもらう手配をし、それからオカダヤのセールに行く途中で、献血をしようかと新宿東口の献血センターに寄って400ミリリットルの献血をしてしまいました。5年ぶりかなー、献血は。夫が闘病しているので、少しは役に立ちたいと思っての行動ですが、彼は絶対に容認しない行為だと思います。

 でも、彼も点滴、こういう感じでちくっとするのかなーと思ったり。下手な人にやられたことがないので、私は最初のちくっとする痛みだけで、400ミリリットルもすぐに終わりました。今は、献血手帳ではなく、カードなんですねー。それに、飲み物やお菓子も充実していて、勤務する市民センターにあるグリコのアイスの自販機みたいなのもあって、楽しめちゃいましたよ。

 今日は、以前、フルートを習っている友人のサークルの合宿でご一緒していた知り合いがわざわざ展覧会に来てくれたのでした。うれしかったです。ついつい、話に夢中になり、知り合いに渡すつもりのミニ巾着を出すことすら忘れてしまいました。お礼に巾着を送ろうかな。それと、その友人の応援している東京ベートーヴェンカルテットのチェリストが荻窪にお住まいで、3年前の前回も見に来ていださって、今日もふらっとお見えになったのです。フルート友人の人脈はすごい!

 私自身の人脈はというと、全然ダメですね。ああ、忙しくて来られないんだと納得するしかないのですが、こういう自分の大イベントを宣伝して、全然来てくれないというのは、かなりめげるものです。そうか、それだけの存在だったのかとうちひしがれるものですね。友人という絆って、相当にもろいものだと思います。それはそれで、しかたないし、けっこう人生は孤独なものなんだなーと痛感しますね(大学の同窓会なんて、絶対に行くものかと思うわけです)。

 こういうときに、他人の重さがわかるものなのです。

 人間は、さびしく一人で死んで行くものなんですね。よくわかりました。夫も私も、それで満足です。まあ、今夜は酔っ払いのグチってことで、勘弁してね・・・!?

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そういえば・・・

2010年10月25日 07時55分10秒 | 日常

 昨日、30数年ぶりに会った高校の同級生、2年が同じクラスだったのかな、3年は私は文系、彼女は理系だったから別のクラスになってしまいました。とても図脳明晰で気持ちのいい女の子でした。その彼女は、中学の数学の先生で、3人の子どもそれぞれ個性的に育ったようで、一人が大学受験を音大めざしてとても大変だと言っていました。そして、長女がなんと、ロックバンドで活動していてデビューしたんだと聞きました。彼女自身も管楽器が巧みで、思い出すのは学園祭のリコーダーバンドをクラスメートで結成し、なぜか私が指揮者になったのでした(テキトーでした、ほんと)。

 そのガールズロックバンド、名前をきいていたので、ネットで検索すると、実力もかなりみたい。そして、彼女の長女は、すぐにわかりました。そっくりなんだもの!!

 「ねごと」というグループです。私はクラシックファンだから、きいたことないけれど、これからはちょっと気をつけてみます。かげながら、応援してるね!(すっかり、かげじゃないけど)

 音大は、外国に行ったほうが、国立だと授業料かからないし、いいよー!なんて無責任なこと言っちゃった。

 日本の大学って、本当、おかしいよね。医者も音楽家も画家も、授業料は高いけれど、いざ独立したときに、正直絶対に元取れないもの。おかしいですよー。かかった以上に、高い給料もらっていいはずなのに。社会的地位は確かに高いかもしれないけれど、貢献度に見合った報酬を受けるべきだと思います。そういうことって、本当に多いですね。バランスが悪い。かといって、医療保険の患者が払うお金は、これ以上高くなっては困る。一体、誰が得しているのか?私は製薬会社が怪しいとにらんでいます。

 音楽に関しては、CDが売れる時代は終わったから、やはりこれも難しい。民間企業が不景気だと、プロオケの支援もなくなり、国の公的支援も少なくなり・・、最悪ですよ。音楽という文化をもっと大事に思ってほしいけれど。みんな、貧しいながら、使命感で活動している人がほとんどなのかなー。音楽を聴く至福の時間、これは本当に貴重な時間です。私は生演奏を聴く余裕が全くなくなってしまったけれど、夫はせめて、今、生でいい音楽を聴いてほしいと思います。チケット予約した頃は、彼は自分が闘病生活を送るなんて全然思っていなかったけれど、明日、なんとか病院を抜け出してサントリーホールでアーノンクールを聞きに行く予定です。絶対に、聴いてほしい。アーノンクールも、日本で最後だというし、彼も、最後なのかもしれないし・・。

 人は、最後に残っている能力が聴力だそうです。だから、必死で呼びかけると、戻ってくることもあるとか。なお、クマよけには、高い音程が出る鈴がいいそうですよ。

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荻窪探検?

2010年10月25日 06時47分23秒 | 日常

 父の展覧会のおかげで、毎日、荻窪に通っています。なかなか、面白い街です。

 初日金曜日は、叔父夫婦と夫の友人と4人で、地酒居酒屋「いちべえ」に行き、土曜日の夜は友人たちと3人でイタリア居酒屋「ラ・カンパネーロ」に。ショップも雑貨やなど、楽しい店ばかりです。ちょうど、ギャラリーの真下が呉服屋さんで、私がほしい着物生地のはぎれを売っていたり、興味津々。

 明日は、グルッペというオーガニックレストランに行く予定。最終日は義妹とランチ。

 とはいえ、ギャラリーにお客さんが来ないのは、けっこうさびしいものです。せっせと案内状を出したのに、大学の友人はまだ一人も来てくれません。そんなものなんでしょうかね。

 それでも、昨日は、高校時代の友人にまさに30数年ぶりに会ったし、結婚前に勤めていた会社の元同僚に30年ぶりに会ったり、うれしいですね。みんな、本当に変わっていません。うーん、でも、子どもいないは私だけ・・・。

 さて、今日はオヤジ猫を病院に連れて行き、それから新宿経由で荻窪です。がんばろうっと。

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