帰宅後、すぐに見ましたよー。入浴中の中断を挟んで、きっちり録画を見ました。わが町八王子の再発見でしたね!
小比企は、うちの近くです。農家があるのがうれしいです。そして、堀之内には、まだ一つ借りている高架下貸倉庫があります。その当たりに「うこっけい」を飼っている養鶏場があるとは・・。
人間って、贅沢ですよね。うちの職場でも、隣接する住民が騒音に対して苦情を言ってくることがあるそうです。養鶏場なども、住民にとっては、臭いなどの苦情で、結局経営をあきらめたりすることもあったとか。
自然に触れ合えるなんて、生半可に東京郊外に移り住み、自分勝手な物差しで、苦情を訴える。そして、伝統のものを壊していく張本人になるんですよね。
私は、以前、カタログハウスの本社で「いのちの食べ方」を見ました。生き物を食べるという行為に、どれだけのリスクや思いがあるのかを、もっと真摯に考えなくてはいけないのです。でも、どんどん世の中は、命のいただき方から遠ざかっていますよね。生と死を見つけることなしに、無菌状態で消費するという人類の「態度」に、私は憤りを感じます。食べるということがどれだけの犠牲を払っているのかをもっと知らなくてはならないのに!
いのちをいただくことへの思い、もっと感じましょうよ。そのためなら、多少のにおいや騒音にも、我慢してほしいと思います。自分さえよければという発想を、やめましょう。我慢できること、それが人の幸せにつながるのなら、我慢しようという気持ちを多くの人が持てるのなら、もっと世の中はよくなると思います。
都会の近郊で、農家や畜産を営むことを、もっと応援してほしいです。我慢することで、おいしいものが手に入るのなら、我慢しましょうよ。嫌な臭いは、昔はもっと当たり前のように蔓延していたのです。