の、卒業アルバム。たまたま、出てきた夫のものです。でも、よくよく見ても、彼の名前はありません。彼に似た名前はあるんですよ。まさか、卒業アルバムに名前を間違える?
彼は学校が大嫌いでした。父親の仕事の都合で、北九州市に引っ越して、旧態然としているあの地域に行ったのでした。夫は生前、言っていました。北九州市では小学校の男子児童は坊主頭にされるのですが、彼はそれが嫌で、何とか逃げおおせたとのこと。義母によれば、父の転勤ですぐまた別のところに転向になるとしたら坊主頭では困るので、僕はしない!と言い張ったそうです。当時の担任、見るからに怖そうな若い男性。よく了承してもらえたものです。
彼は、全体主義が嫌いでした。実は、私もです。私も、小学校時代は大嫌いでした。特に、高学年では、担任の先生が依怙贔屓するのが嫌で嫌で・・・。親友と二人だけ、いつも別行動していたような気がします。その担任も独身のまま、がんで亡くなったときいたのは結婚前。
人生、いろいろです。結婚は、したほうがいいと思います。一人の人生より、わずらわしさもあるけれど、喜びは大きいですから。そして、他人と強調することを学ぶのは、実はとっても重要なことなのかもしれませんね。
うちは子供がいなかった、というより、子供をあえて産まなかったという選択でした。夫が50代で亡くなったのは、罰が当たったのかなー。だから、私も長生きはしません、したくないです。
できるだけ、シンプルに生きたいと思います。なのに、毎日、ごみ出しに追われています。ものにあふれた生活、早くさよならしたいですね。本当は、風邪ひいている場合じゃないんだけれど。