なので、NHKはいつも政見放送ばかり。そして、民法も、お金のある政党がCMをどんどん流しています。お金のある奴が権力を握って、自分たちの都合のいいように世の中、経済を動かすという社会、これって、民主主義って言えるのかしら?東北大震災で未曽有の被害をもたらした原発も、再稼働なんていっているなんて、信じられません。
もちろん、争点は原発です。いつまでも将来への負の遺産を増やしていくのは、許せることではありません。そして、歴史観も重要な争点です。本気で、日中戦争を侵略と認めない政治家がいる。政治家予備軍も、そう。自虐というけれど、日本という国が、どういうことをしてきたか、本当に理解していませんよね。文明文化を、中国や朝鮮半島から取り入れて、独自の文化を作ってきました。島国という利点が、世界的な戦争に巻き込まれずにすんできた。でも、こちらから仕掛けた戦争もいくつかあります。
関東大震災のときに、在日韓国人を大勢、流言飛語で殺戮した事実があります。
歴史的事件、事実はひとつ。真実は、それぞれの見方で変わります。今こそ、関係各国共同で、共通の歴史認識を、共通の教科書を作るべきではないでしょうか?
権力を持つもの、たいていは私利私欲に走ります。本当に国民のことを考える為政者はいないのでしょうか?利権政治、贈収賄は、常に問題にされてきました。
先日の新聞の土曜欄、伊丹十三の「マルサの女」が取り上げられていました。女性の国税査察官、かっこよかったですよね!「あまちゃん」のなつばっぱ宮本信子は、映画のために、女性査察官からいろいろ指導してもらったそうです。新聞記者が現在の女性査察官に取材をし、その気持ちをきいたそうです。
「正直者がバカをみる、そんな世の中になっちゃいけないと思うんです」
生活保護の不正受給もそう、うそやごまかしばかり横行して、格差も広がり、どうしようもない社会になってきています。不正をただして、不公平感のない社会になればいいのに。そうなってほしい。
災害にあった人たちが、いつまでも元のように暮らせない世の中って、おかしいじゃないですか。自分がどうなったらということを想像してほしい。