ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

震災にあった動物たち

2014年03月16日 10時59分58秒 | 社会

 先日注文した本を、書店で買ってきました。こちらの3冊です。読むのが、開けるのがつらい内容の本ですが、これが現実です。私たちは知る義務がある。

 最初に中を見た途端、庭先で鎖につながれたままの柴犬が死んでいて、ボランティアスタッフがタオルをかけてあげた写真に、号泣してしまいました。

 見るたび、頭の奥、耳の奥がゴーゴーといいます。

 人は、つらいこと、嫌なことを忘れたいと思います。そして本当に忘れてしまうこともあります。戦争関係のことも、そうです。

 証拠がないからといって、事実がないわけではありません。

 一度戦争が起きれば、私たち自身が、この動物たちのようになるのです。だから、目を背けてはいけないのです。彼らの悲しみ、かれらの声を聞かなくてはならないのです。

 昨日この本を開けて、今日は朝からなんだかとてもふらふらするのです。

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