ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

あの大震災からちょうど3年

2014年03月11日 13時20分39秒 | 日常

 あの日、私は財団の接遇研修を同僚と受けていました。プレハブ2階建てのぼろい建物の2階の会議室で、全体で40人くらいはいたと思います。講師は、あの倉田まり子さんでした(今は坪田真理子さん)。

 彼女は八王子市在住で、今回初めて和t氏たちの研修を担当してくださいました。お子さんもいて、相当不安だったはず。気丈にふるまっていらっしゃいました。

 そのころ、夫は自宅であの地震にあい、慌てて食器棚を体中で押さえてくれていたそうです。

 その1年後の6月、彼は肺がんで病院で亡くなりました。

 私も遺族です。

 家族を亡くす、本当につらいです。

 あれから、エアコンも買い換え、外壁や屋根も塗りなおし、庭もきれいに砂利をしきつめてもらったし、ついに冷蔵庫も買い換え、今日はオーブンレンジ。ずいぶんと、変りましたよ。

 料理が好きなあなたがいないから、私は毎日、一人で料理作っています。お酒も飲んでいます。ずっと一緒だったら楽しいのに。たまには遊びに降りてきてください。

 仕事の愚痴をさんざん聞かせていましたよね。ごめんなさい。また、仕事で愛変な時期になります。愚痴聞いてもらえないから、乗り切れるかな・・・・。

コメント
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