もう、割烹着は暑苦しいので、エプロンを着用しています。
92年に夫が「エバラアイデア料理大賞」に応募して最終選考まで残り、その審査会に出場した記念にもらったエプロンが出てきたので、彼の形見と思い、着用しています。
当時、もつ鍋が流行る前に、牛もつとエバラ黄金のたれを使った鍋で、このアイデア料理大賞に応募しました。私が夫から聞き取って当時はワープロだったと思います、文章を入力して代筆して応募しました。
まさかの最終選考。彼は仕事を休んで、横浜に出向きました。前夜祭は横浜中華街の聘珍樓で会食。ホテルニューグランドに宿泊し、翌日、関内の会場で実際に料理を作りました。私はその日だけ、有給休暇を使って見学しました。
審査員には、塩田丸男さんや秋野暢子さんがいました。秋野さんの美しいことと言ったら、びっくりしましたね~。
最終選考に残った中に男性は二人でした。夫は残念ながら賞を取れませんでしたが、彼の「エバラお助けモツ煮鍋」は、我が家の定番メニューとなりました。
その時のビデオテープをDVDに落とし、昨日、じっくり拝見しました。22年前の彼の姿を懐かしく思いました。多摩ニュータウンの永山団地に住んでいたころです。多摩市在住と紹介されていたのが、本当になつかしいですね。あのころに戻りたい。私が痴呆になったら、絶対に多摩市の団地暮らしに戻ると思います。