私は夏といえば、終戦記念日です。その前には、ヒロシマ・ナガサキがあります。
いまだに、平気で公人として靖国神社に参拝する閣僚たちの気持ちが全く理解できないでいます。天皇制の元で徴兵され、補給も絶たれて地獄のような戦場で大勢が亡くなりました。沖縄では、民間人、それも、多くの婦女子が犠牲になりました。
また同じような国になるのではと、本当に怖いのです。国民のために国家があるのであって、国家のために国民があるのではないはず。
人の暮らしを大切にできない国は、もう国じゃないでしょう。
いつのまにかそうなってしまったという当時の人たち。それって、本当?
今も、安保法案や秘密保護法、どれもがあの時代に直結しかねないと思います。日本は唯一、国として核兵器が使われたのですから、原発も原爆も核兵器も、持ってはいけないんじゃないでしょうか?原子力というものは、その処理に莫大な費用がかかるのは、福島の原発事故でわかったことじゃあないですか。あと4年後、本当に、原発事故処理が終わっていますか?コントロールできていないじゃないですか?うそだらけの政治に、なぜみんな同調するのか、信じられません。
どんなテロが起きようとも、人は、「反戦」の態度を変えてはいけません。憎しみの連鎖を断たなくてはいけないのです。
今朝、NHKで紹介していたフランス映画、こちらです。
私たちは、あの悲惨な戦争と、後悔を次の世代に受け継いでいかなくてはならないのです。二度と、戦争を起こさないために。日本では、どうしてこういう映画があまり生まれないのでしょうか、本当に残念です。
反戦と平和は、人類の永遠のテーマです。絶対になくしてはならないものです。戦争放棄の憲法9条を改正するなんて、絶対にあってはならないこと!