近代秀歌と同じように、掲載の短歌をワードに書き込んで、作者をネットで検索して勉強しました。ようやく、読み終えたので、図書館に返却出来ます。
短歌はものすごく、面白い、何よりも詠んだ人たち自身が!恋愛あり不倫あり、出奔あり、もう自由気ままっていう感じでしょうか。中でも、ものすごい量の資料があり、読みふけったのが「中城ふみ子」でした。離婚あり、出産あり、恋愛あり、闘病ありの、波乱万丈な人生に呆然としました。
歌人に女性が多いのは心強いのですが、それでも、日本のジェンダー指数が情けないように、まだまだ男社会のようです。女性なら母性や家庭中心という価値観を男性が押し付けてきているんですよ。どこかの政治集団とそっくり!恋愛も性愛も、どんどん短歌に詠んで自分を主張して、何が悪い?ある意味、ジェンダーの記録といっていいかもしれないような側面もありました。とても勉強になりました。