今度の日曜日、もうあさってですが、夫が眠る樹木葬に3年ぶりに行こうと思っていますが、とても暑くなりそうで、ハッチを残していくのが心配です(連れて行けるわけもないけど)。先日、図書館で借りた中島誠之助氏の本は読み終えてブックポストに返却したので、電車に乗っている間に読む本、どうしようかと小さな本棚から選んだのが、INOUE BOOK MARTという書店のカバーがついている佐藤賢一の「王妃の離婚」にしようと思っています。この本、夫はどこで買ったんだろうかと、カバーについている電話の市外局番を調べたら、まさにあさっていく外房大原でした。彼は、母親の家に行く途中で、書店で買ったものなんだとわかりました。この偶然にちょっと泣けてしまいましたね。
今となっては夫のものも私のものもほとんど整理して、こちらには少しのものしかありませんが、その中で亡夫の本が残っていたんですね。八王子の家には私が先に移動したので、京王パスポートというクレジットカードも私が本会員、彼が家族会員でした。そして、彼はなにかとクレジットで買い物していたんですよ、私の銀行口座から引き落とされるのに。よく、本を買っていました。きっとこの本も、文庫だけど、私が買ってあげたというような本だったのでしょう。