ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ランチの女王

2008年01月10日 16時06分29秒 | 日常

 食べ物に弱い私は、ついつい何度でも再放送を見てしまいます。この「ランチの女王」も何度見たことか・・・。
 皿に盛られた料理のおいしそうなこと、そして、本当においしそうに食べていて、こちらも涎が出てしまいます。たまらないドラマです。

 思い出すのは、原宿でOLしていた頃のレストラン。この、キッチンマカロニのように、家族経営でやっていた「キッチンヤエ」。あの店内をどうしても思い浮かべてしまいます。ドラマと違い、本当にそっくりな兄弟と親たちでやっていて、素敵でした。私はよくカウンターで厨房を覗き、彼らの手際のよい調理を見るのが大好きだったんです。

 変わらない味、確かにあると思います。世の中には、儲けなんか関係なく、地道に黙々と働いている人たちがたくさんいるんです。特に料理は、食べる人の喜ぶ顔を見るだけで幸せという調理人が多いもの!本当に、そうだと思う。丸ビルやらなんやら、箱物ビルで値段をかさ上げして、えらそうに振舞って高級そうにみせている、ミシュランだかなんだかしゅらんが、そんなものさしでは計れないおいしさがあるんです。

 地上げ屋であの近辺は、更地が多くなりました。同じ頃、代々木の夫の実家も、借地権を売って千葉の外房に引っ越しました。

 その後にできたあの地域がいいとは私は思わない。商店街の小さなレストランが生き残れない現実なんて、私は認めない・・・。
 こつこつと地道に働いてそれが幸せなのに、日本はどこに行ってしまうのでしょうか?バブルの反省もきちんとしないまま、また別のことをしようとしている。東京オリンピックをもう一度?ジョーダンじゃない!

 庶民の幸せを守れなくて、何が首都なんだい!

 本当においしいものって、やたら高いものじゃないし、身近なものなんだよね。ああ、私もハンバーグ作りたい!

 キッチンヤエ、私は忘れないから。

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2 コメント

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Unknown (bluedaisy)
2008-01-10 19:20:41
私も、食べ歩きのような番組は、ついつい見てしまいます。
美味しいもの大好き! 
 
地元の人たちに愛される小さなキッチン。
いいですよね。
そういえば、短大の時行った店、まだあるのかなぁ?
 
日本は、貧富の差がこんなに広がってしまって、弱者は益々暮らしにくい世の中になってしまいましたね。
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弱者の代表!? (黒二毛(管理人))
2008-01-10 22:08:42
短大時代のレストラン、ぜひ、訪ねてみてはいかがでしょうか?
まだあると、うれしいですよね。

そういえば、OL時代、キッチンヤエの原宿の前は代々木でしたが、今もあるソルタナというキッチン、ランチが安くてありがたかったです。

弱者の代表として、国会議員に立候補してみたいものです(やぶれかぶれ!?)。
あー、せめて、ガソリン安くなってほしいですね!
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