去年のカルテットの合宿でチェロのTさんに「のだめ」コミックを見せてもらって夢中になって読みました。奇想天外で、ものすごく面白くて、そして爆発的な人気。そのクラシックコミックが、遂にドラマ化されました。今日の9時から始まります。
これで、クラシックファンが増えると、うれしいですよね。みんなも見てねー!
昨日は、自分たちでオールモーツァルトのコンサートをやったのですが、結果としては、あまりモーツァルトっぽく聞こえなかったような気がして、なにか、不完全燃焼している感じがしたのです。
それぞれのモーツァルト像とどう演奏するかということ、あまり花h誌あっていなかったし、それぞれが温度が違うまま、演奏してしまったのでした。
私は、ピリオド楽器演奏でばかり、モーツァルトを聴いてきたので、やはり、他のメンバーが考えているモーツァルトとはどうしても違ってしまうし、ましてや、主宰のクラリネットのMさんには、今回は彼のモーツァルト像に合わせて演奏したつもりですが、納得行かない部分が多々ありました。彼の歌いたいところで、矢鱈リタルランドしてしまうのは、本当は私は納得できなかったのです。それじゃあ、モーツァルトが細切れ演歌になってしまいます。モーツァルトは、もっと軽やかで、ワクワクする演奏だと思うんですが・・・・。ま、それも、終わってしまったので、後の祭り。それに、私自身、自分の理想とするモーツァルトを演奏できるわけではないし・・。
ということで、どうしても聴きたかった演奏会に今日、行ってきました。池袋の自由学園明日館講堂で、5時開演の「古典派音楽の万華鏡」というタイトルの、モーツァルトとその周辺の作曲家の歌曲のコンサート。ソプラノが松堂久美恵さん、フォルテピアノは小倉貴久子さん。それはそれは、素晴らしい演奏でした。小島芳子さん亡き後、日本のフォルテピアノ奏者の最高の演奏者は小倉さんでしょう。本当に、いい席で聞かせていただき、目を見張って彼女の演奏を堪能させてもらいました。そして、松堂さんのソプラノの見事なことといったら、熱演も交えて時間を忘れて聞き惚れてしまいました。モーツァルトの歌曲は、NHKBSの「毎日モーツァルト」で聴いたものもあって、とても興味深かったです。あのお二人の演奏こそ、番組で使ってほしかったですよね。モーツァルトの時代は、いまのグランドピアノではないんですもの。
同時代の作曲家の歌曲も、もちろん素晴らしかったけれど、モーツァルト像が、ますますはっきりと面白く浮かび上がってきたのです。彼の繊細さと人間観察、そして人生観、それが曲に出ている気がします。プログラム最後の「夕べの想い」は、「毎日モーツァルト」でも放送されましたが、親友の死を悼んで作曲したものです。胸が詰まって、涙が込み上げてきてしまいました。アンコールは、モーツァルトの「すみれ」と「春の憧れ」。松堂さんの表現力の豊かさに、感動しました。まさに、モーツァルトの世界です。昨日が、モーツァルトを演奏したにも拘らず、モーツァルトに程遠かったので、今日は大満足でした。最高のひとときでした。そう、モーツァルトは、まさにあの通りなんです!!彼は、若くしてなくなったけれど、他の誰よりもいろんなことを思い、知っていたと思います。彼の諦観、ときどきちらちらみえる悲哀の旋律、体は小柄だったけれど、巨大すぎる人間だったと思います。来年も、その先も、私が死ぬまで、ずっとずっとモーツァルトを弾きつづけたい。やっぱり、モーツァルトが一番好き!!!
さて、21日は、OLC(オーケストラ・リベラ・クラシカ)の定演です。曲目は、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番K.466とハイドンのシンフォニー73番ですって。もちろんピアノ派、フォルテピアノです、楽しみ!
ただ、休憩後のソプラノのアヴェヴェルムコルプスの伴奏、ぼーっとしてちょっと間違えたりして、悪いことをしてしまいました。それと、今回で本番7回目のクラリネット五重奏曲、よく弾けなかったのでした。あーあ、というところばかりで自己採点は50点。ま、終わってしまったんだから、しかたありません。実力を本番で出せない自分が悪いのです。といっても、本当に実力が低いものだから、苦労しているのです。
五重奏の2楽章、相変わらず「葉っぱのフレディ」の朗読つきですが、リハでは、朗読が演奏の枠に収まらず、困ってしまいました。それで、本番では、朗読が先にスタートして、演奏は後から入ることにしたのですが、前半繰り返し(強引に繰り返しています)したのに、最後のほうで、もしかしてまた、朗読があまりそう?と思った私は、自分のところを思い切りゆっくり引きました。続いてチェロがそれに王子でさらにゆっくりしたので、ラスト、ジャストタイミングで朗読と一緒に演奏が終わったのです。ほっとしました。もちろん、最後の音は延々と長く弾いていました。
すべての演奏が終わって、私たちカルテットはアンコールがないから着替えようかと思っていたところ、呼ばれて最後にメンバーが一人一人紹介されてステージに上ったんですが、ファーストのAさんの時にはクラMさんは、彼女の年齢を言ったんです。後でAさんが怒っていましたが、女性の年齢をいうなんて、失礼ですよね。ロビーコンサートのときに、彼女本人が言ったことはありましたが、ほかの人が承諾もなしにいうなんて、ちょっとひどいです。そして、私の時はさらにひどいの。「山田花子に似ていると思いませんか?」とか言われました。それって、誉めていることにはならないじゃない。確かに、容姿に自信ないけれど、大勢の前で言われるのって、頭に来ますよね。昔、山田花子がCMに出たときに、大学の友人にそっくり!といわれたことがありましたが。それも、10年位前。あとは、さくらももこに似ているとか、まあ、いわゆる美人系よりもブス系に似ているといわれるけれど、何も人前で言わなくてもねーー。どういうつもりなんでしょうか。もう二度と、ケーゲルシュタット一緒に弾いてやんないよ!美人のヴィオラーを探せばいいじゃん。プンプンっ!
そんなわけで、朝から(京王線が地震の影響で電車が遅れたし!)ものすごく疲れた長い一日でした。後味悪いしね・・・。
惚れ惚れするような文章ですね。小泉政権の位置付けも興味深かったです。なるほど、ネオリベとナショナリズム。安倍政権がネオコンとナショナリズムとなれば、極めて危険ということに・・。男女共同参画にしろ、教育問題にしろ、彼の考えにはとても納得がいきません。しばらく、様子を見ましょう。
憲法と教育基本法、この二つは全く変える必要はありません!
こちらに、自民党の教育に対する方針が載っています。そして、ジェンダーフリーという言葉を非常に誤解しています。それについては、山口智美さんの説明に詳しく出ています。なるほど、そういうことだったのです。その誤解に基づいていくら安倍さんたちが糾弾しても、意味がないのではないでしょうか。それに、性教育を「寝た子を起こすようなこと」とは一体、どういうことでしょう。一度、渋谷のセンター街に一晩中視察して、いまどきの若者の実態をその目で見てみるといいですよ。それに、先進国のはずの日本が、未だにエイズ感染率が高いというのは、恥ずかしい現状ですよね。まさに、性教育は急務な課題だと思いますけれど。
私と同じ年のロシア人女性ジャーナリストが暗殺されました。彼女は、チェチェンの現状をずっと世界に訴えつづけてきた記者です。いうなれば、反プーチンです。そして、その、殺された日は、なんとプーチンの誕生日!
私は、旧ソ連政権で民主化をはじめたゴルバチョフが好きでした。でも、その後のレリツィン、プーチンはどうしても好きになれない。特に、プーチンは、KGBで活躍してきた人。怖いですねー(淀長節に)。誕生日に暗殺されたとあっては、勘ぐりたくなります。
アンナ・ポリトコフスカヤさんの冥福を祈ります。そして、早くロシアという国家が安全で健全な国になりますように。(ロシアという国名をその他いつくもの国家の名前に変えることができると思いませんか?)
私にできること、それは、もう遅いのですが、チェチェンについて知ることです。
他にも、ブラジル人、ロシア人、タンザニア人、それぞれがすばらしい!ロシア人の彼女は、20歳もご主人と違っているのに、本当に節約家でしっかりもの。感動しました。最後のタンザニアのフィディアさんはスワヒリ語で、「Sisi Sote Sawasawa」という言葉が好きだと言っていました。それは、私たちみな同じという意味だそうです。彼女は、他にも、タンザニアでは、4つの宝があるといっていて、それは「お年寄り、子ども、障害者、お客」ということでした。日本の政治家に聞かせたいですよね!!
とてもいい番組を見ました。それと、それぞれの皆さんのお国自慢の料理もすごく興味津々でした。イギリス人の女性の家庭料理、シーフードパイ、あの作り方は真似したいですね。一緒に牛乳で煮込んで、その漉した牛乳を、ホワイトソース作るのに使うんです。つまり魚介のだしが出ているんですもの、勉強になりました。
彼女達を見ていると、日本人がなくしてしまったものを見るようで、反省します。
それにしても、マリーさんのすし屋、ぜひ行ってみたいな。どこにあるのかしら?
でも、あまりに高額な商品に、久本雅美や若槻千夏の反応には、共感できました。彼女達は、まともな金銭感覚なんだと思ったのです。
たしかに、落語家とか、梨園とかにいる人たちには、遊びも贅沢も芸のうちでしょうけれど、なんか、アルマーニを着ている春風亭小朝師匠が、あまりよくは見えませんでした。所詮、そういう世界なんですね。
なぜ、日本人はブランドに弱いのか。ルイ・ヴィトンのバッグったって、人工皮革でしょ、信じられませんよ。私は、初めてパリに行ったときに買ったディディエ・ラマルテのバッグのほうがよほど好きです。あの、独特な皮の手触りは、最高です。あまりに大事にしまっておいたために、10年経って昔の感激がなくなってしまいました。でも、これからはきちんと使います。
ヨーロッパの職人技、それには脱帽します。それが高価なのは当然のことでしょう。でも、分相応に自分にあったものを持つべきで、ブランド物で身を固めても、自分が上等になるわけではないでしょうに・・・。
昨日、私は普段着のチノパンの膝がほころびたので、繕うついでにパッチワークの布を両膝に当ててみました。
昔、子供時代は、膝にアップリケをしてもらうのが当たり前でした。いまは、わざとそうしている以外、あまり見られなくなりました。もったいない、もっと丈夫にしよう、そういうことから伝統の手仕事とかが生まれてきたのではないかしら。物は大事にしましょう。
今日は大雨の中、映画「明日の記憶」を下高井戸シネマで見てきました(モーニングショーで13日まで)。
見たかった映画でした。本当に、見ながら泣いてばかりでした。帰りはコンタクトが乾いて、辛かったです。
若年性アルツハイマーに罹った40代後半の男性とその妻、その二人の思いは、おそらく、日本人共通のものでしょう。広告業界の最先端を突っ走ってきた有能なサラリーマンが部長として仕事をしつづける困難に直面、娘の結婚式までは「会社員」でいたいからと、格下げでもがんばり、その後退職。部長で退職すれば退職金ももっと多かったのにという同期の上司(社長か?)に、それでもできなかったと。
治療は、当然お金もかかるし、病気が悪化することで、不安も増える中、妻は働きに出て、必死で家庭を守っていく。疑心暗鬼になる、家に閉じこもりな夫。
この時点で、もしかしたら、離婚になってしまうところを妻はふんばり、夫を支える。
夫は、妻も家庭も顧みずに仕事ばかりしてきたというのに・・・・。
私はこの妻のように、最後まで夫に寄り添っていられるのでしょうか?
最近、夫はアルコール性痴呆にはっているのかとも疑っていますが、毎日、口論ばかりです。昨夜も、お互い爆発寸前でした。昔だったら、無茶苦茶に暴れたでしょう。でも、彼は年取ったのか、ちょっと我慢するようになりました。丸くなりました。でも、私は彼と同じように、丸くなっているのは、体型だけなのかもしれません。人を誉めるよりも糾弾するほうが多いかもしれない、その自分の攻撃性をもっと納めなくては。
若い頃、知り合うきっかけとなった陶芸家の先生(大滝秀治)が再び登場したのは、夫の幻想なのでしょうか。その先生は、「生きてりゃいいんだ!」って言っていました。本当にそうだと思います。生きていれば、それでいいんです。
この映画のテーマを演奏しているのは、オーボエの宮本文昭さん。彼は来年、オーボエを辞めます。他の音楽活動をするそうです。私は彼のオーボエ、好きだったなー。最後に、ありがとう。
思い出すたびに涙があふれる、いい映画です。そうそう、最後に彼自身で訪ねた施設の周りの風景は、まさに美しい日本でした。私は高層ビルからの眺めよりも好きですね。ほっとします。
夫婦のあり方を、考えるいい機会になりました。最近の夫の転勤前の忙しさを私が何も考慮しなかったこと、ちょっと後悔しています。飲酒しながらの調理が遅くても、それがストレス解消だったら、ずっと待ってあげるべきだったんですね。昨夜は、本当に深夜に食べました。せめて食事を一緒にしなくては、家族の意味がないもの。夫婦って、最初に自分の意志で選んだ家族ですもの。大事にしなくては・・・。
うきうき、ふとん回収を待っていたのは当然のこと、あまりのうれしさに、荷札を中に入れるのを忘れて、梱包しなおすというドジも踏みました。それが先月16日。そして、今になっても何も言ってこないのが不安で先日、電話してみたんです。だいたい、3週間かかるということでした。先方から連絡がなかったということは、羽毛をさらに追加する必要がなかったということかと早合点して、商品が届くのを待ち望んでいた矢先、不幸のはがきが届いたのです。
でも、シングルサイズの標準重量にぎりぎり達しているのに、どうしてはがきが来たのか、不思議で、連絡を取ってみると、重量はクリアしても「かさ」が足りないとのことでした。なんでも、羽毛でもダウンではなくてフェザーが多いとそうなってしまうとか。
父の羽毛ふとんを高級品と思って、すごく大事にしてきたのにーーー。しかたなく、せっかくだから羽毛をさらに足してください、とお願いして、追加費用は6千円近くとなりました・・・。これも、しかたのないことなのかなーと、少し不安に思っています。とにかく、リフォームが出来上がるのを待つしかありません。
一度、羽毛ふとんに慣れてしまうと、他の種類のふとんがどれだけ違うかがよくわかりました。早く新しくなって戻ってきてくださいね!!!
ディノスのいいものブラボーのその商品のサイトはこちらです。
おとといから、ひまを見つけてはNHKで国会中継を見ています。
でも、なんだか小泉劇場ほどの新鮮さがないのは、話す言葉にもよるのでしょうか。たまーに面白い話題が入っていますが(なぜか、朝食に納豆とネギという話題がでました)。
今日は、顔はかっこいい中川昭一さんが質問しています。でも、彼って、バックに「太陽にほえろ!」のテーマが流れたほうが似合っているのになーーー、なんちゃって。
するってえと、安倍晋三は、外様のぼんぼん藩主というイメージかな?なんとも、舌たらずなのが、いただけません。迫力がないよね。
昨日の社民党の福島瑞穂さんは、かっこよかった。
日本は景気回復したといっても、全く実感がないし、私は納得いきません。最近新聞で糾弾されている派遣や下請けの働き方によって、企業だけが儲けていて、二重構造にされている気がしてならないのです。だったら、法人税を引き上げて、企業保護を止めてもらいたい。正社員を減らすことで利益を守ったって、それが将来の日本社会にとって、いいこととは思えない。ワーキングプアを増やすことは、ますます働く意欲をなくさせ、まるで人生ゲームのように、ばくち人生をふやしてしまうんじゃないのかしら?再チャレンジといいながらも、いまの政府が進めているやり方は、地道に生きることを放棄させているだけじゃないかしら。生活費を借りてまで消費を促す社会って、恐ろしいですよ。
美しい国、とは、美しい心をもった国民の国でしょう。不法投棄をしない、人の痛みをわかる、モラルをきちんと持って人を傷つけない、自分さえよければなんて絶対に考えない、そういう国民ばかりだったらいいよねーーー。
あーあ、中川さんの次の人、完全にあかん。完全に漫談ペース。これからは、政治家はバカではやっていけない世の中にしていきましょうよ!それを選ぶのは、選挙権を持った私たちだということを、身にしみて感じなくては。