今日は久しぶりの休日。サッカーを見終えたあと、録画していたNHKのドラマ55歳からのハローライフを見ました。なかなか、面白かったです。テレビでも再放送していましたが、ちょっと先に録画で拝見。
私は56歳、ドラマと同年代。正直、頑張っても仕方なない年齢なのかも。早期退職制度で定年前に退職した主人公は、若い採用担当者に、自分史を書けと課題を出されていましたが、ここらで自分の人生を振り返るのもいいのかもしれません。もう、就活ではなく、終活なのかも。
とはいえ、振り返ったところで自己満足するか後悔して苛まれるか。人間の存在そのものが、罪なのではないでしょうかね。
サッカーを見ながら、未整理のクリアファイルに入ったいろいろを整理していました。だって、ドキドキで集中できなかったから。
夫には先立たれ、子供もいない私は、相当にきっちり身辺整理をしなくてはいけません。余計なものを持たない生活を心がけなくては・・・。
そういう静かな気持ちになっているのは、櫻田亨のリュートのCDを聴いているからなのです。リュートは、癒されます。夫が一番好きだった古楽器です。せっかく彼のCDをとってあるのだから、聴いてみようと思って、その結果、とても静かな気持ちになりました。こんな穏やかな気持ちになったのは、本当に久火振りです。
思えば、職場の異動があった4月から、心のゆとりのないまま過ごしてきました。いまだに、パンを焼いていません。焼けないのです。
私も、リタイアしてもいいんじゃないか、そう思います。なんとか生活できれば、贅沢はできないけれど、したいことをして、聴きたいものを聴いて、観たいものを観る、若いころみたいにバイタリティーはないけれど、もう一度、そんな生活してみたいですね。
風が強い午後になりました。
風と落ち葉と旅人、姉が私と一緒によく歌ったというので、ネットで調べました。チューインガムという姉妹のフォークシンガーでした。思い出しました。