ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

フジの27時間テレビ

2018年09月09日 15時42分19秒 | 食に関して

 食をテーマにしていたので、途中から見始めました。歴史の話はとても面白かったです。が、そのあとの、面白い店の話では、食べている途中でキャベツとかいろいろ勝手に追加してくる店とか、メガ盛りのスイーツとか、あれは許せません。おいしく食べるのはとても好きですが、食べられないほどのものを無理して食べるのは、真逆の苦痛としか思えない、まさに天国から地獄ですよ。いやだなあ、それに食材がもったいないし、こんなことしているのが、本当に許せません。

 もともと、量を競う食べ物の番組は大嫌いだし、残すことはもっとひどいと思います。国連のSDGsを知らないのかと言いたい。絶対にやってはいけないことです。いまどき、そんな番組を作ること自体、良識を疑います。

 腹八分目、少し足りないくらいが健康にいいのですし(といっても食べすぎる自分も、実は許せないのです)。

 興味深かったのは、米食の日本人の明治以前の身長が、とても低かったこと。それで肉食にしてまずは体を西洋と負けないくらい大きくしないと、という計画がびっくりでした。確かに、食べ物で変わるものです。それに、日本は災害列島です、多くの基金を乗り越えてきたのですから、わずかな食糧で生きることだけで精一杯だったのです。

 それを考えると、あまりに今は贅沢が過ぎているのかもしれません。

 食べ物を捨てるということがない生活をしましょう。それは、人間としての義務です。私も最近、とても痛感していることです。いつ買ったのか覚えていないソースが2年も前に賞味期限が切れていたのを見つけたり、なんて無駄遣いをしたのかと悲しみました。一人暮らしだと、本当にちょっとだけでいいのに。

 今日は昨日買った生サンマを焼いて、秋を楽しみます。と、今日はフリーマーケットに行って、栗とサツマイモを買ってしまい、せっせと栗の皮むきをしました。「くりくり坊主」という専用の栗はさみがあるので、少しは楽ですが、結構きつい作業でした。ゴミもいっぱい出るし、それでも、ついつい食べたいと買ってしまったのです。

 食べたいという欲があるうちは、生きている証拠なのかなあ。私は衣食住では、ダントツに食べることが好きだし、一番の関心事です。

 野菜も、ちゃんと噛んで口から体に入れたいと思っています。青汁なんてもってのほか。噛むことをしなくなったら、食べる楽しみもなくなります。でも最近、トマトやキュウリが高すぎる。災害の影響で、今年は本当に野菜が高値です。缶ジュースで間に合わせるしかないのかなあ・・・。財布のひもが固くて、手が出なくなりそう。

 ところで、なんで財布のひもっていうのでしょう。江戸時代の巾着の紐のこと?とりとめもなく、ネバーエンディングになりそうなので、これにて解散、

 

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北海道、地震!

2018年09月06日 09時23分24秒 | 日常

 台風21号による阪神地域の大きな被害に驚いていたら、今度は台風が去ったあとの北海道で震度6強の地震が起きました。北海道の電力は、一括管理みたいで、全域で停電しているとか。まだまだ暑いこの時期の停電は、それはそれは恐ろしいです。何よりも、台風の大雨で弛んだ土壌での大地震、土砂崩れが多発しているし道路も相当な被害です。

 台風に大地震、列島はぼろぼろです。災害列島の日本、オリンピックなんて言って浮かれている場合じゃないですよ。

 オール電化とか原発とかって、地震には弱いですし、とんでもなく怖い。便利さに慣れていると、とんでもなくしっぺ返しをくらいます。

 関空も、外部への道路が一つだけだったりとか、いざというときの備えがおろそかだったんじゃないかと思います。立派な箱モノを作っていた時代は終わりました。建設費の一部をその後のメンテナンスに充てるみたいな考えはなかったのか・・。

 これからは、持続可能なものでなければならないのです。Sustainabiliry、とっても大事です。今生きている私たちが、未来のためにしなけエバいけないこと。環境問題やもろもろのこと。異常気象についてもそうです。

 これだけ日本列島が災害にあうのは、なぜなのでしょうか?日本だけじゃないですよね。地球が人類を滅ぼそうとしているんじゃないかと思います。だって、勝手に国を作って戦争をして、何でもかんでも所有欲で「自分のもの!」と言い張っているのって、おかしいですよね。さらには月面まで所有権を主張するって、何様だ?欲は人を不幸にする。

 そもそも、観光立国なんて、これだけ災害にあう日本で、無理なんじゃないかと思います。それに、文化を金に換える行為はやめてほしい。文化はビジネスでははかれないものです。道徳や愛国心を強制的に押し付ける今の教育も、おかしい。教育はビジネスじゃない、金を稼ぐだけがいいわけじゃない。アベノミクスは失敗しているのに、なぜ認めない。こんな浅はかな考えの政権が、まだ続くと思うと、ぞっとします。

 あーあ、夜を徹して復旧作業ってブラックな働き方を押し付けて。自分以外はみな、奴隷なのか。官邸も一日停電を経験してみろよ。

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ぎぼむす

2018年09月05日 19時51分05秒 | 俳句

 昨夜は一人、家で飲みすぎて、診るはずだった「義母と娘のブルース」を飲みすぎて眠ってしまった結果、見ることができませんでした。情けなかったです。でも、まあ、怖い台風が酔っぱらったせいで過ぎて行ったことは、ありがたかったですね。

 そこで、ネットで見逃したドラマをしっかり見ました。無料なのがありがたい!

 あのドラマは、毎回泣けてしまうんですよ~。今回も泣きましたわ。実は私は20年位前、パンつくりにはまってしまい、吉祥寺の島津睦子先生のパン教室に通ったのでした、2年間。最初は基礎科。翌年、40近いのに、師範科に通い、一年中課題をクリアするために、家でずっとパンを焼きどおしでした。そして、ぎりぎりでなんとか卒業。八王子の家ではオーブンで良くパンを焼きました。今ではそんなオーブンもなく、全てをあきらめた生活です。でも、あの頃の一生懸命は、今の自分の血肉になっているはずです。そんなころのパンへの情熱を昨日のドラマで思い出し、うるうるしてしまいました。

 60年も生きていると、いろいろあるものです。還暦って、一回りなんですよ。いろんな経験したなあ、楽しかったし、つらかったし、なにもかもが、それでも宝なんです。

 つらいことはたくさんあるでしょう。でも、なんとか前を向いて、生きていきましょうよ。力を抜いて周りを見回したとき、違った世界が見えるかもしれません。これからの生き方は、持続可能、ですね。無理せずに続けられることをする。今より少しだけよくなりそうなことをする。それは、未来の地球のためです。一人一人がそう考えていれば、きっと未来は明るくなるはずです。そして、一人一人の人生も捨てたもんじゃないはずですよ。

 若さはもう取り戻せないけれど、経験だけはあります。どんな年代も、素晴らしいものがあるんですから、お互いに協力して前に進みましょう!きっと、今より明るい未来が来るはずです。お互い、この地球に生を受けた偶然の命ですからね・・。

 

 

 

 

 

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今日は、愚痴らせて

2018年09月04日 21時06分47秒 | 日常

 今朝は台風21号がとても心配でした。そんな日の午前中、パートの面接でした。電車で二駅、そこからは大雨に会い、とんでもなくびしょぬれ状態になりました。そして、面接。まあ、失敗だったのではとの反省しきりです。私は、人に使われるという働き方にはもう向いていないのかもと痛烈に思いました。

 だたら、この先、私の未来はどうなるのか??起業家しかないのかと反省しました。八王子では女性限定の一人起業家研修にも参加しましたが、うまくいきませんでした。

 この先の自分の寿命を短く見積もって好き勝手に散財して人生を終わらせるのも、選択肢の一つです。働くことを拒絶されたら、それもしかたのないことなのかなあ・・・。

 2か月ごとの勤務期間も、社会保険に入らないという条件のためという苦肉の策みたいです。そして、交通費も出ない。地方自治体も、本当に窮地に立っているということなのでしょう。働くことと、人生と、しっかり考えることが大切ですが、この国の未来を不安に思うのは、私だけじゃないと思います。

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薔薇の名前!!!

2018年09月03日 12時38分38秒 | 読書

 引っ越した時に、殆どの本は処分してしまいました。薔薇の名前もです。でも、本当に大好きな本でした。ボローニャ大学の記号学の権威のウンベルト・エーコが書いた長編小説で、舞台は中世です。ものすごく面白く、映画の方も夢中で見ました。あの映画では主人公が007シリーズのジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリー。素晴らしかったです。

 その、長編小説「薔薇の名前」が、Eテレの「100分で名著」に今夜、登場します。わくわくしますねーー。でも、テレ東のドラマ・ラストチャンスの最終回と重なっちゃった!薔薇の名前は録画します。

 最近、録画することを忘れちゃうんです。NHK俳句は、いつも忘れる。困ったものです。

 明日は、事務パートの面接です。大雨みたいですね、とほほ。職にありつけるかなあ、だめかなあ。だめなら、還暦不良婆になっちゃうぞって。

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ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度

2018年09月02日 16時58分42秒 | 読書

 ジョン・クラカワー氏が書いたこの本を読み終えました。真っ赤な色をした本で、とても目立ちます。だから、ずっと家で読みました。でも、内容はすごいものです。女性だけではなく、男性にも読んでもらいたい本です。

 アメリカでもまだまだMeTooと声を上げることが大変なのに、日本では本当に埋もれてしまっている声がたくさんあると思います。それでも、合意のない性行為はレイプと規定しているアメリカに、ものすごく遅れている日本では、あの伊藤詩織さんが訴えたあの事件も、相手の男性を逮捕することができませんでした。おかしいですよ。薬を入れて酔わせて、そういうことをするのは、レイプ以外のなにものでもないのに。相手の男性はのうのうと仕事しています。おなじことをきっとまた平気でするのでしょう、許せないですね。

 レイプ被害者はPTSDになることが多いです。そして、戦争に行った兵士もそうなることが多い。ベトナム戦争のグリーンベレーがそうでした。この本の中に、こうあります。

「レイプと戦争は、どちらもPTSDを引き起こすもっとも一般的な要因であり、性的暴行のサバイバーは戦闘のサバイバーと同じ症状や行動を見せることがよくあるということだった。つまり、フラッシュバック、不眠、悪夢、過度の警戒心、鬱、孤立、自殺念慮、怒りの爆発、絶え間ない不安、世界はコントロール不能だという振り払えない気持ち、である。
 PTSDには「治療法」がない。深刻な精神的トラウマの影響は、原因が戦争であれレイプであれ、何十年も残るのが一般的だ。」

 こういうダメージを、多くのレイプ被害者が受けているのです。レイプは、全く知らない猟奇的な犯人ではなく、身近な知り合いが起こすのが多いのです。信用している相手に裏切られるのです。心の傷はほとんど永遠に消えることはありません。体だって、繊細な女性の体が傷つくのです。

 不浄とはよくいいましたよね。どっちが不浄だ?尿が出る器官が性器にもなる方が、よほど不浄だと思いますけど。女性は、毎月のように赤ちゃんのためのベッドを作り、そしてそれを掃除してまた新しいのを作るんですよ、子宮に。それが月経です。

い女性は、好きだという気持ちが起きなければ潤滑液がでなくて、痛い思いをします。それを強引に暴力でやられたら、それこそ恐怖です。アダルトビデオの世界は、嘘です。あんなことありえません。あれは男性が一人でするためのものでしょ?手荒なことをして喜ぶなんて、ばかじゃない?性暴力は、だから二重の犯罪です。絶対に許せることではありません。

 女性も男性も、望まない性行為は絶対にしてはいけません。相手を愛する気持ち、相手に愛してもらう努力もしないで性行為をするなんて、許せないです。それは犯罪なのですから。面倒だと思うのなら、一人でしなさいよ。生身の女性とする資格はありません。きっとそのうち、AIが代わりになるかな?AIだって、壊れちゃったら大変・・・。

 亜紀書房 ジョン・クラカワー著 菅野楽章訳 「ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度」 2016年10月

 出版された時、書評に載ったのに私は気がつきませんでした。ようやく、今になって読みました。青少年必読書です。

 

 

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