ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日歌壇6月19日

2022年06月19日 16時40分05秒 | 短歌

高野公彦選

トルストイ、ドストエフスキー、チャイコフスキー、マトリョーシカあり我が家のロシア 太宰府市 野上伊都子

プーチンがやったのと問う孫の前に広がるビルの解体現場 大阪市 和田佳郎

 一首目、偉大なロシアの文豪や芸術家を身近に感じているのに、今のロシアがこんなことになって、本当に許せないですよ。プーチンを止めて!二首目は、ロシアの爆撃にあったわけではないのに、ビルを解体する、お孫さんはニュースで破壊された建物をたくさん見たから同じだと思ったのでしょう。私も、近所の売り出し中の空き家がついに解体されるのを見て、なぜか悲しくなりました。資源が枯渇しているんだから、壊れていなければなんとか再利用やリノベーションすればいいのにと思います。

永田和宏選

沖縄に基地七割もあるという若しも信濃にあればかなしい 長野市 関龍夫

投降のウクライナ兵の行き先が「カティンの森」ではないこと祈る 観音寺市 篠原俊則

 沖縄以外の人たちが、このことをしっかり想像してほしいと思います。どんな目にあっているかをもっと考えましょう。防衛費を増やしたところで、平和にはならない。日本は戦争放棄しているので、軍隊は存在していないのですから。二首目、ポーランド将校がカティンの森で殺された事件、最初はナチスのせいだと言われていたのが、実は旧ソ連のしわざだったのです。スターリンがやったこと。今のプーチンはスターリンそっくりですよ、恐ろしい。

馬場あき子選

乾鮭(からざけ)のごと積まれし屍(かばね)日々映る七十八億の力及ばず 朝霞市 青垣進

 ウクライナ戦争がいまも続いています。日々、兵士が死んで行くのです。そして、民間人も殺されています。ロシアが国連の常任理事国だから、どうにも止められないって、本当になんのための国連なんだか。悔しいですよ。

佐佐木幸綱選

目の前のゼリーが身ぶるいするほどの声ひびかせる山杜鵑(やまほととぎす) 松阪市 こやまはつみ

わかったわ眼鏡のねじの修理にはもひとつ眼鏡が要るということ 名張市 金曽明子

 一首目、ゼリーと杜鵑の声の取り合わせがなんともすてきです。いいなあ・・。二首目、笑っちゃいますね、でも一人で直すとなると、メガネかけなくては見えないじゃない。

 今日は本当に暑かった!ショッピングカートを引いてスーパーに行ってきましたが、父の日ということで、かなり混んでいました。私は母の日ほど、父の日って存在感ないと思っていたのですが。まあ、こういうときだけでもご馳走してあげないとね。                  

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うっかり、やけどしました!

2022年06月17日 20時19分38秒 | 日常

 なんということでしょう、晩御飯にパスタを作っていて、パスタを湯切りしたときに、鍋にお湯が残っていたのを気づかず、左手にお湯をどっぷりかけてしまいました。還暦すぎても料理が不得意ってことでしょうか、うっかりドジに自分でも腹が立ちましたが、直ぐに左手首に水を当てて、そのあとは保冷剤をハンカチで手首につけました。その間、茹でたパスタは、そのままにしてしまったわけです。ああ、なんということでしょう、やっぱり私は料理には向いていない還暦すぎて気付くのは遅いのかなあ。

 なすとモロッコインゲンとベーコン、しめじでパスタにしたのです、トマトソースで。といっても、うっかりトマトピューレを買ってしましましたけど。

 この細菌の値上げばかりで、少しでも食費を減らさなければ生きていけませんよね。テレビでアドバイスをもらいましたが、チラシを熟読してどんなメニューにするかを考えて、必要なものだけ買うことにしないとだめだ、そしてカートではなくて、カゴで買い物をするようにとのことでした。確かに、重くてもたくさん買ってしまうカートは良くないかもしれませんね。

 缶詰の買いだめなどを精査して、この先、無駄にならない献立を考えて、家で作るものと、出来合いで済ますもの、電力やガス代や手間を考慮して、知恵を絞らないと、この難局を乗り越えることはできないかもしれません。でも、やりがい、ありますねえ。がんばりましょう!

 やけどは、やはり、痛いです。ただ、還暦すぎた自分の細胞の再生の時間がわかるというのは、いいことかもしれませんね。

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物価高と円安

2022年06月16日 13時45分26秒 | 日常

 9.11の後、機内に液体を持ち込めなくなったから、私は海外旅行には行かなくなりました。行けなくなったということになりますね。コンタクトレンズの保存液や洗浄液が持ち込めなくなったら、無理ですから。でも、今の円安では、海外旅行に行っても、とても楽しむ余裕はなくなりますね。今、ニューヨークではラーメンが2000円以上って、何?私は外でラーメン食べないけれど、1000円以上だったら絶対に食べないし。NYでは吉野家の牛丼が3千円近いとか、呆れちゃいます。こんなところで生活するのは大変です。賃貸料がものすごく高いとは聞いていたけど、まさかねえ・・。とても外国には行けない。眞子さん夫婦は、こんなところに暮らしていけるのでしょうか。二人で無人島生活の方が自由でいいかもって、勝手に想像してどうする。

 コロナ、そしてウクライナ、21世紀の世界は、ものすごく激動の時代になってしまっています。生きていくのも難しい時代ですよね、それが戦国時代や江戸時代ではなくて、民主主義の現代なのですから。

 15日前後って、けっこうPCのアップデートがあるので、今日は2回も再起動しろと言われました。なんだか動きが遅かったのは、そのせいなんですね。日本も、もっとアップデートしていかないと、経済も政治も社会も、どんどんひどくなっていくような気がします。こんな世の中で、何が100年人生なんだよ!ああ、おそろしあ。

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新聞を読む

2022年06月16日 13時32分53秒 | 社会

 ゆっくり時間があれば、新聞を読むのですが、読みたいところをためた古新聞が整理もつかないまま増えてきてしまいました。このままいくと、うちもゴミ屋敷になるのかなあ。一日24時間、体も頭もすこしずつボケてきているので、本を買ってもなかなか読み終わらないし、今は図書館で借りることが多くなっています。さて、新聞も、数独を必ずやるのと、オピニオン&フォーラム欄をかならずチェックして興味があれば後で読もうと取っておくことになります。そのまま忘れて新聞もどこかに行ってしまうと、デジタル版で探すことになりますね。

 今朝の新聞のこの欄のインタビューは、とてもいい記事です。ぜひ、多くの人の目に触れてほしいと思います。何より、今のロシアのウクライナ侵攻が、絶対にいけないことだと世界中で抗議し続けなくては、強い国が正義というのは、本当に恐ろしいことですから。

 私は、心情的には、ロシアが嫌いではありません。音楽も文学も、それはそれは素晴らしいものがあるし、料理だって。このウクライナ侵攻で日本のロシア料理店は大変な迷惑を蒙ったと思います。

 私はなぜか、蕎麦の実をよく買っているのです。お米を炊くときに、胚芽米と一緒に少し加えて炊いていました。でも、最近は滅多にごはんを食べないので、先日は焼き味噌を作ってみました。これは、日本酒には合うけれど、ワインにはどうもねえ。そこで、何かないかとネットで調べたら、ロシア料理で蕎麦の実をおかゆにして食べる「カーシャ」というものがあり、試してみました。けっこういけますね。牛乳やはちみつを加えてもいいそうです。

 プーチンさえいなければなあ。今、ウクライナ軍は劣勢で大変なことになっているようです。このままロシアを勝たせてしまうわけには絶対にいかないのです。人の国を突然攻撃してきて、それに反対する国々を、エネルギー資源を売らないことで困らせて黙らせようとする、まるでヤクザそのものですよねえ。強い悪に飲み込まれる地球、未来に希望は持てるのか、ぞっとします。まあ、カーシャ食べて考えよう。

 

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古楽の楽しみ

2022年06月13日 17時47分16秒 | 音楽

 平日たまに5時台に目が覚めると、NHKFMの古楽の楽しみをつけることにしています。枕もとにラジオを置いているのです。今日も、たまたま6時15分前に目が覚めたので付けてみたらどうも聞いたことあるチェンバロの曲が耳に入りました。それは、大好きなヘンデルの曲です。チェンバロ組曲7番。最後の曲は「グランパッサカリア」と呼ばれる有名な曲です。そして演奏は、懐かしいスコット・ロスでした。終曲の圧倒的な演奏に、目が覚めてしまいました。

 この曲、エリック・ハイドシェックのピアノ演奏でCDを持っています。思わず、朝からCDを聴いてしまいました。

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朝日歌壇6月12日

2022年06月12日 17時14分31秒 | 短歌

佐佐木幸綱選

目を病めば志功のごとく一枚の葉書に一首彫るように書く  八尾市 水野一也

 版画家棟方志功の製作風景は、大昔にテレビで見た記憶があります。衝撃ですよね。水野さんもそんなに見えなくなっちゃったのでしょうか。私もいつかはそうなるだろうと、もともと目が悪かったので、その気持ちがわかります。今は普段でもコンタクトレンズにさらにメガネをかけないと、細かい字や遠くの文字が見えない状態です。近視もあまりにひどくて、もう限界なのかもしれません。私なんかは、そんな状況で歌は作れないかもです。次の作品も楽しみにしています。

高野公彦選

もうひとつの他球作ってプーチンを乗せてブラックホールへ蹴りたし 取手市 近藤美恵子

ムーミンの国にあまたのシェルターと兵役ありと知る聖五月     中津市 瀬口美子

 一首目、最初、間違えて他球(たきゅう)を地球と読んでいました。つちへんかにんべんかの違いが、ド近眼だからわかりませんでした。本当に、プーチンが地球上からいなくなってほしいですよ!二首目、この歌は馬場あき子さんも選んでいます。怖ろしいロシアの隣だからこそ、そこまでいろいろ備えなくてはいけないのでしょうけれど、そうなるときりがなくなります。非核と軍縮をして、日本は「戦争放棄」の国ということを再確認すべきだと思います。そもそも、日本に軍隊はあってはいけないのですから。アメリカではいまだに若者や児童の銃乱射事件が日常的に起こっています。治安もコロナ後はとても悪くなったとのこと。おっと、私はもう今の社会が「コロナ後」と考えてしまっています。もういい加減にしてほしいし、ゼロコロナはあり得ないのですもの。このまま戦争が続けば、儲かるのは兵器メーカーですよね。とても悔しいですよ。こんな社会になってしまって、第二次大戦の反省がまったく生かされていないじゃないですか。

永田和宏選

映るたびテレビのチャンネル替える妻 替えても替えてもプーチンがいる 千葉市 愛川弘文

職場には元の課長と前課長互いに気兼ねする再雇用    川崎市 小島敦

 一首目、私も本当にうんざりしてしまっています。あのプーチンの顔、見たくないですよね。どうしてこんなことするのか、理解できません。どっちがネオナチかよ!彼はロシア皇帝になりたいそうで、もう開いた口が塞がらない。裸の王様ですよね。いつまでみんな従っているのでしょうか、おかしいよ。二首目、気兼ねするのは、現課長も同じですよね。定年後も再雇用に頼るしかないのは、100年人生なんて言われているから、体が続く限り働くしかないのですよ。国は長寿を喜んでいながら、現実的な政策は何もできていない。健康でいられるのなら100歳もいいかもしれないけれど、本当にみなさんは100歳まで生きたいと思いますか夫は58で亡くなりました。母は60だったかなあ。父は70歳少し過ぎた頃。それくらいで本当に充分ですよ。再雇用のつらさが現実としてあるのに、なんで国会議員に年齢制限がないの?私は、公民館運営審議会のことで、70歳を上限にするなんて規則が現実的でないと思って、国会議員や都議会議員などをしらべてみました。国会はひどい!昭和一桁生まれはいなかったけれど、昭和10年代、いますよ。相当なじじいが、国の政策に携わるのって、どうよと思います。さらに女性が少ない。ひどい年齢の分布でした。衆議院では465人中52人が70歳以上、一割超えてますよ。参議院は245人中46人。都議会はましでした。結構若い人が多かった。国会議員に関しては、麻生太郎と二階、この二人はいい加減に引退してほしい。この国の未来がとても怖いと思いましたよ。もちろん、寿命は人それぞれだし、職人は死ぬまで仕事ができます。でも、国会議員は月100万円を好きに使えたり税金を使うでしょう。それを高齢の政治家がいつまでもいい気になって大きな顔しているのは、いい組織だとは言えませんよ。血の巡りが悪くて本当に、いつ死ぬかもわからない日本ってことですよね。特に自民党議員に高齢者が多すぎるし、女性が少ない!クオータ制を実施してほしいです。このままではいつまでも日本のジェンダー指数は下がる一方。古い家族制度を死守している議員には、早く辞めてもらいたいものです。女性は奴隷ではないんですから。家事育児は男女ともにして当然のことです。戦前生まれ、高度経済成長の恩恵受けている世代、このあたりは引退してくれないと、世の中は変わらない。

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朝日歌壇6月5日

2022年06月05日 20時45分36秒 | 短歌

馬場あき子選

その人は瓦礫の中のピアノを撫でショパンを弾いて母国を去れり   東京都 八巻陽子

食料の配布に並ぶ長い列キーウではない池袋です          高松市 島田章平

 一首目、私は見ていないのですが、ニュースになったというウクライナの女性の姿とのことです。日常の生活が壊されて、ピアノも被害にあったとのこと、そのピアノとお別れの際にショパンを弾いたという話なのですね。音楽は、どんな状況でも人の心を救います。私は、音楽が好きです。心が壊れても、きっと慰めてくれるのが音楽だと思います。コロナ禍で後回しにされたような音楽ですが、本当は一番傍に寄り添えるものなんだと思いますよ。私もあなたも、音楽に救われます。せめて音楽を聴く余裕を持ってほしいと切に願います。二首目、ウクライナ侵攻で世界規模で食糧難が問題となっていますが、その前から、日本では格差問題で、毎日まともに食事をとれない人たちが増えています。これって、国がきちんと把握しなければいけない問題なのですが、調査していないんじゃないかと私は思っています。シングルマザー家庭の貧困もそうですよ。国が問題としていなくてとんでもないことになっている現実は、目の前に歴然と存在しているのです。ウクライナの現実は、日本にも日常にあるのです。この国って、先進国っていえますか?私はNOです。日本はとんでもなく後進国ですよ。ジェンダーギャップもそうだし、本当にこれが自由の国だとおもえるかと疑問に思います。確かに、ロシアや中国と比べたらマシですよ。だからといって、本当に民主主義で自由と言えますか?女性差別が社会の根底にまだまだあるしね。このことに関してはいくらでも語るつもりでいますが、この辺でやめておきましょう。日本はまだましと言える国なのかも、疑問ではあります。

佐佐木幸綱選

ウクライナ国旗の入ったベスト着て爆発物探知が公務の小犬    石川県 瀧上裕幸

戦争は話題にならず静かなる事務所に響くコピー機の音      北名古屋市 月城龍二

 一首目、そんなことになっているとは。犬の協力はそんな危険なことに及んでいるんですね、切ないです。ロシア軍が離れた後は、地雷がたくさん埋まっているとか。簡単い農産物の工作をできない状況ということは、世界的に見ても許されない所業です。ロシアはウクライナをネオナチとして侵攻したということですが、ロシアこそがネオナチなのではないですか?独裁主義で自由もないなんて、ヒトラーそのものじゃないですか。本当に許せないです。私はプーチンこそネオナチだと思います。彼こそ、ヒトラーですよ。さらに、中国がプーチンのウクライナ侵攻を非難しなかったのは、中国も台湾を侵攻しようと思っていたからです。さらに言えば、戦前の日本が理想としていた「大東亜共栄圏構想」を中国が実現しようとしているんじゃないでしょうか?さらに言えば、モンゴル帝国のように、中国はヨーロッパ大陸も占領しようとしています。ロシアを助けるのも、植民地化する布石なんじゃないでしょうか。中国は恐ろしい野望を持っています。ロシアの比じゃないと思います。習近平が毛沢東を尊敬しているというのも、あの紅衛兵や文化大革命という、歴史の分断を目指しているとしたら、とんでもないことです。自由にモノが言えない社会って、おそろしいことですよ。ロシアも中国もそうです。すくなくとも、ウクライナはそうではなかったし、ましてやネオナチではなかったのです。二首目、これほどまでにロシアのウクライナ侵攻がニュースになっているのに、そのことを話題にしない人がこんなにいるのかと呆れてしまいます。日本人ってひどいですね、そこまで他人事ですか!悲しくなります。この歌は永田和宏氏も選んでいます。もっともっと、自分の意見を言った方がいいのに。だから私はたくさん、ウクライナカラーの布箱を作りました。もっと作ってウクライナ大使館に持っていこうと思っています。ロシアの暴力はぜったいにゆるせないですから!

高野公彦選

都会にて玉ねぎの高値嘆く娘に極早生十個取りあえず送る      南丹市 中川文和

 いやー、今月に入って、なんともいろんなものが値上がりしましちょね。そのまえかr、あ玉葱やじゃがいもはずっと値上がりしていました。もう、食べられないのかと悲しくなりましたけど、先日、玉ねぎはオーストアリアからの輸入品を買ってしまいました。普段食べているものがどれもこれも値上がりするというのは、つらいことです。佐久さの方も、お嬢さんに自分が育てた玉ねぎを取り敢えず送る、素晴らしいことです。ウクライナの戦争で、この先は小麦粉も大変なことになりそうだし、世界の食糧事情が急変することは間違いないです。私も、パン食からお米に変える時期なのかなあと考えてしまいます、切実なのは、パン屋さんですよ。本当に大変だと思います。

永田和宏選

ウクライナ明日は我が身と台湾の元ゼミ生のメールにありし    静岡市 安藤勝志

駅弁を君はあれこれ選んでたあれが最後の旅になるとは      京都市 中尾素子

 一首目、さっきも書きましたが、中国がロシアのウクライナ侵攻を非難しなかったのが、この台湾の件ですよ。自分たちも、台湾を侵攻しようと思っているから、反対しなかったということです。中国は、言論統制や自由を制限するということが当たり前になっていますが、公民はそれを容認しているのでしょうか?あの天安門事件の記念日だって、集まれなくなったのはコロナ禍のせいだけじゃないはず。自由にモノが言えないということがどれだけ人権を奪われるのかということを、しっかり学ぶべきです。プーチンこそが、ネオナチだと思いますよ。独裁で自由を奪う、それこそがヒトラーそのものじゃないですか!二首目、多分ご主人をご病気か事故で亡くされたのでしょう。お辛いことと思います。今年は夫の命日10年目なんです。今までコロナ禍で2年も墓参りができませんでしたが、今年は何とか行かなくてはと思っています(ちょっと面倒だけと)。最後の旅を覚えているだけでも素晴らしいと思いますよ。いつかは残された私たちもあの世に行くのですけど、今は思いっきり好きに暮らしましょうよ!好きに生きてきた亡夫と同じように、残された私たちも好きに生きてやろうじゃないかって。実際に、この地球に生きている時間だけが全てかもしれません。思う存分、この地球と人生を楽しみましょう、他人に迷惑をかけない程度にね。今日も、明日も、お元気で!

 

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ステルシングは性暴力

2022年06月04日 15時48分13秒 | 社会

 先日、夜遅い時間の民放のニュースで、この言葉を知りました。ステルスにINGがついたものなのでしょうか。性行為の途中で男性がコンドームを女性に気づかれないように外す行為だそうです。ひどいことしますよね!女性にとっては、ただでさえリスクのある行為なのに。アメリカのカリフォルニア州で、このことが性暴力と認定され、相手の男性を訴えることが出来る様になったそうです。

 コンドームをはずすということは、避妊していないことになるし、性感染症にも不安がありますよね。なんと卑怯なことをするのでしょう、ただ自分だけの快楽のために。絶対に許せないです。いたよなあ、昔、そういうBFが。二度と会いませんでしたよ。日本人って、痴漢といい、とにかく卑怯なことする男性が多すぎる。国民性なのでしょうかねえ?ジェンダー平等なんて、夢のまた夢なのか、本当に情けないですよ。国会議員でセクハラで問題になっている人もいますしねえ。さらに、別の議員の話だけれど外国旅行で(どうせ自分の金使ってないだろうし)めぐり逢った女性の写真を無断でネットに載せたとか、それも、世界美人名鑑とかなんだとか。思い出しましたどこかの大学でもやっていましたね。いまどき、ルッキズムを無自覚で公表するのって、どうなのでしょう、特に国や自治体を代表する人や、教育現場とかって、呆れますよね。

 今朝の新聞で、少子化加速とありましたが、それはジェンダー指数があまりにひどくて、女性が家庭を持っても子どもを産みたくないからなんじゃないでしょうか。育休を取る男性が少ない、出産で女性が退職に追い込まれる、教育にお金がかかりすぎる、とにかくほかの国に比べてそういう政策にかけるお金が少ない、悲しくなります。奨学金で大学に行けても、借金地獄になるだけだし。若者の夢を奪っている高齢者が多すぎるんじゃないかな、という私もその一人か。

 今日、駅のブックポストに本の返却に行き、その帰りに全く知らない若者から「お願いがあるのですけど」と声を掛けられ、無茶苦茶警戒してあとずさりしたら、いなくなりました。だって、ヘッドホンを首にかけてマスクしてなかったし、お互いに怖かったってことかなあ。「それ以上、近づかないで、話して」と言えばよかったのかなあ。なんだか、ずっと気になってしまいました。寛容さが必要なんて言っておいて、私は全然寛容じゃなかった。さらに、家路の途中で、車がちっとも途切れないから、「横断歩道!」と言って車を停車させたけれど、これは当然だと思う。土曜の午後、家族が乗っている車だったけれど、歩行者優先なのに、みったもないよね。これは、瞬時にイラっと来ました。生きていれば、いやなことだらけ、たまらないです。

 タイトルの件、女性は泣き寝入りしないで、堂々と渡り合いましょう。日本だって、変わるときが来たのですよ。女性は奴隷じゃないのだから。

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江戸東京たてもの園

2022年06月02日 20時33分33秒 | 日常

 今日はとてもいい天気だったので、洗濯したあとで、小金井の江戸東京たてもの園に行ってきました。コロナ禍では、入場制限から予約しないと入れなかったのですが、当日券もあるようで、混む前に行ってこようと思い立ちました。そして、西武線の花小金井駅から歩いて行ったのですが、意外と距離があって、さらに小金井公園が広いのなんのって、たてもの園の入口に着くまでにも相当歩きました。それなので、今日は1時間ほど、西ゾーンだけを見て、帰った次第です。ミュージアムショップで本も買い、それでまた予習して、再度の訪問を誓ったのでした。

 うれしいことに、堀口捨巳設計の小出邸を見学できました。さらに見たかったデラランデ邸にも入れたけれど、コロナ禍で、どこも2階の見学は中止になっていたのが残念でした。そういえば、明治村で2階に入れなかったことから、学芸員を目指して史学科に入ったのですが、結局、教員免許だけで学芸員の資格は取らなかったのが、残念でした(亡夫は取っていたのです)。とはいえ、還暦過ぎたら、何の意味もないけどねえ。

 近代建築には異常に興味があるので、絶対にまた行きます。高い本まで買っちゃったから、勉強してから再挑戦します。帰りはバスに乗りましたが、今度からは往復バスで行きましょう、中に入る前に疲れちゃうので。若くないというのは、こういうところで差がつくのですよ、全く。

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高木徹著「戦争広告代理店」

2022年06月02日 20時01分23秒 | 読書

 地元の図書館で予約して借りた本を、ようやく読了しました。実に、苦しい内容の本でした。いったい、正義って何なのだろうと根底からひっくりかされたような気がする本でした。正直な話、正義とは、都合と書き換えてもいいようなものなんじゃないかと痛感しました。特に、世界でおおきな影響力を持つアメリカを動かすためには、複雑なことはすっ飛ばして、白黒はっきりさせて、自分たちが白と言ったが勝ちみたいに、アメリカの世論を動かすのです。つまり、アメリカの人たちは、ごく一部を除いては本当に単純な奴なんだと実感しました。だからこそ、トランプが大統領になったってわけですよ。

 こういう本を読むのは、もやもやが増えてきます。この本は、ボスニア紛争でアメリカのPR会社が加担してユーゴスラビアを「悪」に仕立て上げた話なのです。当時のボスニアヘルツエゴびな政府にはお金がなかったけれど、アメリカのPR会社が支援して、単純な構造に仕立て上げて敵を葬ったという話なのですが、紛争とはどっちが正しいなんて言えないものなんだと思いました。でも、ウクライナ侵攻は、それこそロシアが間違っているのは確かです。どんなに忖度しても、ロシアがウクライナに侵攻したのはとんでもないことです。

 この本で強調したいことは、プロパガンダの恐ろしさだと思います。紛争は、はっきり白黒つけられるものじゃないのに、一方だけが「悪」のレッテルをはられる。特に、アメリカ国民はそういう単純構造がお好きですから、イラン戦争でも、大量破壊兵器なんか持っていなかったサダム・フセインが悪者にされましたよね。

 この本自体は、日本人が書いたものです。それでも、後味がとても悪くて、PR 会社というものが、世論を先導する怖ろしいものだとわかりました。この本で、私が好きだったゴア氏も、選挙を一番に考える政治家だとわかって失望しました。政治家って、まあみんなこんなものなのでしょう。だとしたら、地球上の政治家に、この地球の未来を託していいわけないでしょう!なんとも気持ちの悪い内容ですが、これが現実なのでしょう。ますます、アメリカという国を信用できなくなりました。とはいえ、ロシアや中国は、さらに信用はできませんが・・。なんて時代に生まれちまったんだろうと、痛感しますね。男女平等も、アメリカの人工中絶禁止でもわかったように、世界中で男女平等なんて実現してないとわかりましたしねえ。くっそー。このまま、黙っていられるかよ!

 世の中には、仕組まれたことがどれほど多いか。もう、誰も信用できません。それdめお、知ることは重要だと思っていますが。

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