突然思いついて『京都』に行くことにしました。
京都… 中学校の修学旅行以来です。
最近では外国人観光客がものすごいらしいです。
でも今回はロングトレイルを歩くために京都に行きます。
歩くんですよ、がっっっつりとね。
ロングトレイルは最近、僕の中で興味レベルが上がってきています。
長い時間、長い距離歩くのは無心になれて貴重な時間です。
いろいろ調べてみると、あるある沢山ある。
その中でも2日間(僕のお休みなんてこんなものさ)で一気に達成できるコースはないかな?
ついでに踏破認定があると励みになるんですけど…。
そして白羽の矢が立ったのがこの『京都一周トレイル』だというわけです。
このコースを歩いた方たちの記録を見てみると、なんとワンデーでも行けるようです。
トレランで駆け抜ける猛者達とは違うけど、こんな僕でもやせ我慢すれば2日間で何とか歩き切れるかもしれないと思いました。
今思えば甘い考えだったと思います。
数日前から天気予報を見ていると、『う~ん、微妙』月曜日から火曜日にかけて前線が通過するということです。ついでに雷鳴るかも…。
前日までの予報では、朝方には雨はやみそうだと言っていました。
でもそれでは遅いのです。
なんてったって80km歩くんですから。平地なら80kmは行けそうだけど、山がらみじゃなぁ…。
筑波連山縦走だってたったの30km程度だし、それでヘロヘロになった僕だし…。
今までもそうでしたが、厳しい山は早出に限ります。過去の経験では午前2時なんていう時もありましたし、今回も間違いなくそうしないとダメだと思います。
日曜日、出発の日の前々日。
17時発表の気象庁の見解では、午前3時まではまとまった雨量だということで、完全にやむのは午前6時ごろになりそうだと。
『やめた。やーめた』
その晩は支度もせずに寝てしまいました。
月曜日の夜に退社と共に家には帰らず、京都入りしないと間に合わないのです。
準備しないで寝る=行かない。
ところが当日の朝、1時間も早く目覚めてしまったのです。
『こ、これは…行けというお告げか』
ひとまず、真面目にパッキングせずに必要なものをザックに適当に詰め込みます。そして最終的に行く気になったら選りすぐってキチンとパッキングすることにしました。
気持ちはけっこう行く気になってきて、作戦も具体的になってきました。
天気予報はそのままでした。あと3時間早く前線が抜けてくれないかなぁ…。
『やっぱり行く!決めた』
ところが最後の準備を整えたところで、大切なものが無いことに気がつきました。ヘッドランプが…ない。
これがないと間違いなくダメです。
まてよ?予備のコンパクトタイプならあるなぁ。
いや、無理無理。
そんなに甘くないぞ。
沢沿いの道もあるみたいだし、80kmはそんな簡単じゃないはずです。
『ダメだ。行けない』
肩を落としていましたが、ふとこんな時もあるのかな?というつもりもあって、ヘッドランプを車内の就寝ランプとして取り付けたんだった。
『あれ、使えるかなぁ』
幸い新しい電池も沢山持ってきたし(ネットで調べた人は3回取り換えたと言ってましたし)、頭に巻くためのゴムバンドがないだけなので、帽子にテーピングテープで固定すればいいかな。なんて思いました。
よし!行けるぞ。
続く。
京都… 中学校の修学旅行以来です。
最近では外国人観光客がものすごいらしいです。
でも今回はロングトレイルを歩くために京都に行きます。
歩くんですよ、がっっっつりとね。
ロングトレイルは最近、僕の中で興味レベルが上がってきています。
長い時間、長い距離歩くのは無心になれて貴重な時間です。
いろいろ調べてみると、あるある沢山ある。
その中でも2日間(僕のお休みなんてこんなものさ)で一気に達成できるコースはないかな?
ついでに踏破認定があると励みになるんですけど…。
そして白羽の矢が立ったのがこの『京都一周トレイル』だというわけです。
このコースを歩いた方たちの記録を見てみると、なんとワンデーでも行けるようです。
トレランで駆け抜ける猛者達とは違うけど、こんな僕でもやせ我慢すれば2日間で何とか歩き切れるかもしれないと思いました。
今思えば甘い考えだったと思います。
数日前から天気予報を見ていると、『う~ん、微妙』月曜日から火曜日にかけて前線が通過するということです。ついでに雷鳴るかも…。
前日までの予報では、朝方には雨はやみそうだと言っていました。
でもそれでは遅いのです。
なんてったって80km歩くんですから。平地なら80kmは行けそうだけど、山がらみじゃなぁ…。
筑波連山縦走だってたったの30km程度だし、それでヘロヘロになった僕だし…。
今までもそうでしたが、厳しい山は早出に限ります。過去の経験では午前2時なんていう時もありましたし、今回も間違いなくそうしないとダメだと思います。
日曜日、出発の日の前々日。
17時発表の気象庁の見解では、午前3時まではまとまった雨量だということで、完全にやむのは午前6時ごろになりそうだと。
『やめた。やーめた』
その晩は支度もせずに寝てしまいました。
月曜日の夜に退社と共に家には帰らず、京都入りしないと間に合わないのです。
準備しないで寝る=行かない。
ところが当日の朝、1時間も早く目覚めてしまったのです。
『こ、これは…行けというお告げか』
ひとまず、真面目にパッキングせずに必要なものをザックに適当に詰め込みます。そして最終的に行く気になったら選りすぐってキチンとパッキングすることにしました。
気持ちはけっこう行く気になってきて、作戦も具体的になってきました。
天気予報はそのままでした。あと3時間早く前線が抜けてくれないかなぁ…。
『やっぱり行く!決めた』
ところが最後の準備を整えたところで、大切なものが無いことに気がつきました。ヘッドランプが…ない。
これがないと間違いなくダメです。
まてよ?予備のコンパクトタイプならあるなぁ。
いや、無理無理。
そんなに甘くないぞ。
沢沿いの道もあるみたいだし、80kmはそんな簡単じゃないはずです。
『ダメだ。行けない』
肩を落としていましたが、ふとこんな時もあるのかな?というつもりもあって、ヘッドランプを車内の就寝ランプとして取り付けたんだった。
『あれ、使えるかなぁ』
幸い新しい電池も沢山持ってきたし(ネットで調べた人は3回取り換えたと言ってましたし)、頭に巻くためのゴムバンドがないだけなので、帽子にテーピングテープで固定すればいいかな。なんて思いました。
よし!行けるぞ。
続く。