TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

信越トレイル3日目(最終日) その3(最終章)

2018年09月05日 | Weblog
松之山口に下山し、タクシーに乗った僕。
トランクにザックを詰め込んで、出発しました。

『運転手さん、斑尾山のチロル登山口まで行って下さい』
ここから公共交通機関を使ってチロル登山口まで戻るのは大変時間がかかります。

女房の勧めもあってタクシーで戻ることに決めていました。
身体に負担をそれ以上かけないようにということですね。

『運転手さん、お願いがあるんです。途中、自動販売機があったら止まって下さい。死ぬほど炭酸飲料が飲みたい』
『はいはい分かりました。だいたい20分ぐらい行くとありますよ』

無事自動販売機で炭酸飲料をゲットした僕。『運転手さんもいかがですか?』
丁寧に断ってくる運転手さん。

『ところでお客さんどちらから?』
『茨城ですよ』
『へー、僕は千葉に住んでいたんですよ』
『千葉のどの辺?』
『ふな〇しです』
『じゃ割と近いですね』
『僕は取手に仕事場持っててね』
『あ、取手に友達というか知り合いがいますよ』
『〇〇やってるんですけどね』
『え?〇〇っていったら△△ですか?』
『知ってるんですか?』
『〇〇くんがやってるんですよね?』
『えーっ知ってるんですか?』
『知ってるもなにも、子供の頃よく遊びました』
『いやいや驚いたなー』

それからというもの、チロル登山口に着くまでの1時間半、その話で盛り上がってしまいました。
ここでは書けない話もポンポン出てきて、2人とものけぞって笑いました。

最後に運転手さんから握手まで求められて『取手に行くことがあったら電話していいですか?』と。
『もちろんですよ、今日はありがとうございました。またこっちの方に来たときはご指名でチャーターしますから』

ちなみに気になるタクシー料金は14000~15000ぐらいだったかな?

車に戻ってくると同時に雨が降ってきました。そういえば降るって言ってたかも。
松之山口で出会ったハイカーは大丈夫かな?(翌日、飯山地区に豪雨情報が出ました)

車に戻った僕はその足で『信越トレイル事務局』へ向かいました。
『なべくら高原山の家』に事務局はあります。

『こんにちは~、何度も予定を変更させていただいた者です』
『あー高橋さん、お疲れさまでした。どうぞこちらへ』

『トレイルの踏破証を発行して下さい』

いろいろお話しながら記念撮影してもらって、踏破証とバッチをいただきました。
そこに売っていた地酒を女房のおみやげに、森のサイダーなんていう静岡で作った飲料(おみやげ屋さんでは現地で製造してないものもたくさん売ってますよね)を子供たちのおみやげに買いました。

事務局のその女性とは電話で何度かやりとりしていましたが、声から想像する感じが僕のイメージとピッタリでした。

最後に温泉とそば屋を尋ねると『いいやま湯滝温泉』がいいですよと教えてくれました。

そしてパンフレットをくれました。
ちゃーんと「森の家」の宣伝も入っているパンフレットでした。

『ここがこの辺りでは一番良い施設だと思います。食事も一緒に出来ますから移動しなくていいですね。それに〇〇豚の〇〇がスゴく美味しいですよ』

決めた。そこに決めたです。

ちょっと田舎っぽい感じが良かったです。内風呂と露天の移動が面倒だったけど久しぶりの風呂はすごく気持ちが良かったです。

事務局のお姉さんの言う通り〇〇豚を食べようと思いましたが、やっぱり風呂上がりは蕎麦じゃ。

食券買ってざる蕎麦食べました。
普通に美味しかったです。
でも、やっぱり〇〇豚っていうのも食べてみたい。

もう一度食券買って「〇〇豚の生姜焼き丼」を食べました。
もーお腹いっぱいです。

下山して3.5kg減った体重も一気に戻ることになるでしょう。


おしまい。

信越トレイル3日間トータル
歩行距離 74km
累計標高差 5302m
138000歩
コメント
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