よ〇なりさんはお客様。
『一度一緒に登ってもらえませんか』ということで、前回筑波山に行ったこともこのブログで紹介しましたね。
その時ははっきり言ってボロボロでした。
会社で山をやる同僚さんにその話をしたところ「宝篋山が良いんじゃない?」と言われたそうです。
そうかもね。
よ〇なりさんのこだわりで筑波山にしましたが、宝篋山の方が登りやすいかも…。
あの時は本当に初めてだったから、右も左も分からない状態だったので仕方ないと思います。
今度はゆっくりと歩いて、自分のペースというものを確認してほしいと思います。
7時30分集合の約束でしたが、前回だいぶ早く来ていたので、今回は僕も早めに着くようにしてみました。
到着は6時40分。
案の定彼も6時50分には到着しました。
さすが。
軽く準備運動をしてスタートします。時刻は7時。
宝篋山はテレビでも特集される首都圏からアクセス抜群の山で、地元の方々の尽力で整備の良さもこれまた抜群です。
僕が最後に登ったのが、7年前でした。
7年前といえば東日本大震災があった年です。
恐る恐る爪痕を確認するように登った記憶があります。
地元の方が「この辺は地盤が硬い」と言っていて、被害がほとんど無かったと聞きました。
さて、ルートは少し変更になっていて、出だしからなるべく土の上を歩かせるように変わっていました。
まず登りは『極楽寺コース』です。
小さいながらも滝がいくつかある沢沿いのルートとなっています。
『あそこが山頂ですか?けっこうありますね』
… そうでもないですよ、大丈夫。
常願寺コースとの分岐を越えてから先頭交代してよ〇なりさんに前を歩いてもらいます。
今日は平地からなるべくゆっくり歩いて筋肉を温めます。
平地が速いと登りも速くなりがちなので、このペースを守っていくようにしましょう。
昔の宝篋山は一本道でしたが、現在は枝道が多くなっていました。
枝道といってもまた本コースにすぐ戻るので心配はないです。
続々と駐車場から登山者が出発していきました。
相変わらず人気あるんだな…。
見るとみんな軽装です。
途中のベンチでよ〇なりさんが休憩しました。
そこには年配のご夫婦が先に座っていました。
僕の滑らかな舌がペラペラと動き始めました。
『こんにちは、少し湿気が多いけどまあまあのお天気ですね。よくいらっしゃいますか?』
『う、うーんたまにね』
『あ、じゃたまには行ってみるか的な?』
『ははは、まあそうかな』
『ご夫婦でいいですね、会話も増えて』
『いや、こうやって話しかけられなかったらずっと黙ったままですよ』
奥さんはニコニコしながらほとんど口出ししてきませんでした。
『じゃ僕ら行きますね』
お父さん、なかなかかわいい顔していて良い雰囲気でした。
この先のベンチでもよ〇なりさんが座り込んでしまいました。
『あとどのくらいですか?』
出たそのセリフ。
うなり声まじりの呼吸が始まったところです。トレッキングポールを出しました。
最初は『まだいい』と拒んでいましたが『よ〇なりさんのサイズに調整できるアルミのポールを持ってきましたよ』というと、握ってくれました。
『あ、やっぱり楽だな』
『僕は出だしから必ずと言って良いほどストック突きますよ』
疲れる前から体力を温存するのも登り方のテクニックですよね。
『これ良いな、これと同じの買います』
ポールを突き始めたら、よみがえったように一気に山頂まであがりました。
宝篋山は山頂手前でなだらかになるので楽ちんです。
背もたれつきの椅子に腰掛けてまったりしました。
『あーいいなぁ、夜なんか星見ながら寝れそう』と言ってました。
そこへ途中で会ったご夫婦が到着です。『やっと来ましたー』と手を上げてくれました。
だいぶ早く着いたので午後からの歯医者さんにも余裕で行けそうです。
そういえば、昨晩女房にこんな事を妄想したと言われました。
『パパが宝篋山で遭難したって警察から連絡きてね、百名山達成するぐらいの人が最後は宝篋山かよって思ったの。で現場に行ってみたら、たくさんヒルに血を吸われて失血死したんだって』
爆笑。
だから気をつけて行きなさいよという事を言いたいんでしょうけどね。
下りは常願寺コースで降ります。
よ〇なりさん順調に下って行きます。
ストックのおかげで滑りやすい路面も軽快です。
あっという間に下山しました。
今回はコースタイムよりも早く行動出来ました。
ここなら一人でも来れると言ってました。ぜひ間隔を開けずに登って下さいね。
歩行距離 7.2km
累計標高差 530m
16,000歩
所要時間 3時間38分
『一度一緒に登ってもらえませんか』ということで、前回筑波山に行ったこともこのブログで紹介しましたね。
その時ははっきり言ってボロボロでした。
会社で山をやる同僚さんにその話をしたところ「宝篋山が良いんじゃない?」と言われたそうです。
そうかもね。
よ〇なりさんのこだわりで筑波山にしましたが、宝篋山の方が登りやすいかも…。
あの時は本当に初めてだったから、右も左も分からない状態だったので仕方ないと思います。
今度はゆっくりと歩いて、自分のペースというものを確認してほしいと思います。
7時30分集合の約束でしたが、前回だいぶ早く来ていたので、今回は僕も早めに着くようにしてみました。
到着は6時40分。
案の定彼も6時50分には到着しました。
さすが。
軽く準備運動をしてスタートします。時刻は7時。
宝篋山はテレビでも特集される首都圏からアクセス抜群の山で、地元の方々の尽力で整備の良さもこれまた抜群です。
僕が最後に登ったのが、7年前でした。
7年前といえば東日本大震災があった年です。
恐る恐る爪痕を確認するように登った記憶があります。
地元の方が「この辺は地盤が硬い」と言っていて、被害がほとんど無かったと聞きました。
さて、ルートは少し変更になっていて、出だしからなるべく土の上を歩かせるように変わっていました。
まず登りは『極楽寺コース』です。
小さいながらも滝がいくつかある沢沿いのルートとなっています。
『あそこが山頂ですか?けっこうありますね』
… そうでもないですよ、大丈夫。
常願寺コースとの分岐を越えてから先頭交代してよ〇なりさんに前を歩いてもらいます。
今日は平地からなるべくゆっくり歩いて筋肉を温めます。
平地が速いと登りも速くなりがちなので、このペースを守っていくようにしましょう。
昔の宝篋山は一本道でしたが、現在は枝道が多くなっていました。
枝道といってもまた本コースにすぐ戻るので心配はないです。
続々と駐車場から登山者が出発していきました。
相変わらず人気あるんだな…。
見るとみんな軽装です。
途中のベンチでよ〇なりさんが休憩しました。
そこには年配のご夫婦が先に座っていました。
僕の滑らかな舌がペラペラと動き始めました。
『こんにちは、少し湿気が多いけどまあまあのお天気ですね。よくいらっしゃいますか?』
『う、うーんたまにね』
『あ、じゃたまには行ってみるか的な?』
『ははは、まあそうかな』
『ご夫婦でいいですね、会話も増えて』
『いや、こうやって話しかけられなかったらずっと黙ったままですよ』
奥さんはニコニコしながらほとんど口出ししてきませんでした。
『じゃ僕ら行きますね』
お父さん、なかなかかわいい顔していて良い雰囲気でした。
この先のベンチでもよ〇なりさんが座り込んでしまいました。
『あとどのくらいですか?』
出たそのセリフ。
うなり声まじりの呼吸が始まったところです。トレッキングポールを出しました。
最初は『まだいい』と拒んでいましたが『よ〇なりさんのサイズに調整できるアルミのポールを持ってきましたよ』というと、握ってくれました。
『あ、やっぱり楽だな』
『僕は出だしから必ずと言って良いほどストック突きますよ』
疲れる前から体力を温存するのも登り方のテクニックですよね。
『これ良いな、これと同じの買います』
ポールを突き始めたら、よみがえったように一気に山頂まであがりました。
宝篋山は山頂手前でなだらかになるので楽ちんです。
背もたれつきの椅子に腰掛けてまったりしました。
『あーいいなぁ、夜なんか星見ながら寝れそう』と言ってました。
そこへ途中で会ったご夫婦が到着です。『やっと来ましたー』と手を上げてくれました。
だいぶ早く着いたので午後からの歯医者さんにも余裕で行けそうです。
そういえば、昨晩女房にこんな事を妄想したと言われました。
『パパが宝篋山で遭難したって警察から連絡きてね、百名山達成するぐらいの人が最後は宝篋山かよって思ったの。で現場に行ってみたら、たくさんヒルに血を吸われて失血死したんだって』
爆笑。
だから気をつけて行きなさいよという事を言いたいんでしょうけどね。
下りは常願寺コースで降ります。
よ〇なりさん順調に下って行きます。
ストックのおかげで滑りやすい路面も軽快です。
あっという間に下山しました。
今回はコースタイムよりも早く行動出来ました。
ここなら一人でも来れると言ってました。ぜひ間隔を開けずに登って下さいね。
歩行距離 7.2km
累計標高差 530m
16,000歩
所要時間 3時間38分