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当店「夏休み」をいただいております。
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富士山の山頂には笠雲になりかけた分厚い雲が覆いかぶさっています。
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ここから登るわけでは無いので、駿河湾の田子の浦まで移動します。
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次に富士山保全協力金を払います。
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沼津駅の構内にはこんな自動販売機がありました。ザックから取り出したりせずにサッと買ってサッと食べるなんでいう作戦もありですね。
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東海道本線に乗り換えて吉原で降ります。
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11時過ぎにやっと吉原駅に着きました。
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海に向かう途中にゼロ富士(正式名称/ルート3776)の起点ポイントがあります。
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ザックにはチャレンジャーのゼッケンが貼ってあります。これを貼って歩くことで同志の健闘を讃えあったり、他の登山者から声をかけられたりします。
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ボックスの中にはゼッケン、スタンプカード、マップが入っています。ない時もあるようなので僕は事前に富士市から取り寄せておきました。
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鳥居の奥にある「富士塚」です。
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田子の浦到着。
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僕らは手でチョンと触れるだけではなく、足の裏で海水を踏みつけてきました。
お客様には大変ご迷惑をおかけして誠に申し訳ごさいません。
さて、わたくし間もなく還暦でございます。
8月28日をもちましてティンカーベルも34周年を迎えます。
月日の経つのは早いものですね。
とはいうものの、ただただ流されていくのも一度限りの人生、非常にもったいない。
ということで「還暦記念の挑戦」を行うことにしました。
思いついたのは「ゼロ富士」。
ゼロ富士とはなんぞや。
つまり海抜ゼロmからの富士登山のことを指します。そう、海から富士山山頂をめざすもの。富士市が企画しています。
調べてみるとかなりの過酷さと価値の高さに、もう心は奪われてしまいました。
富士山は何度も登っていますが、ゼロ富士を知ったのはついひと月前。馬返しからの登山に挑戦してからの僕は富士山というものを 考えなおすようになりました。
『こんな登り方もあるのか』
僕の夏休みに合わせて休暇を取ってくれていたお客様であり山友のE君。彼とこの挑戦をする事になりました。
いつもの様に前夜発。
水ヶ塚駐車場には午前1時45分に着きました。
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富士山の山頂には笠雲になりかけた分厚い雲が覆いかぶさっています。
笠雲は、高層雲が次第に厚くなって出来たもので、山体に沿って雲の淵がはっきりしてくるときれいな笠の形になります。
山頂付近に静止しているように見える笠雲ですが、じつはこの雲が発生している時の富士山上部の風は強く、雲も常に新陳代謝を繰り返しています。
つまり天候悪化の予兆だということです。
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ここから登るわけでは無いので、駿河湾の田子の浦まで移動します。
バスと電車を乗り継いで「吉原駅」で下車します。
まず、水ヶ塚駐車場で検温と消毒をし、体調確認済のリストバンドを受け取ります。
このバンド、いったん付けたら外すには切らないとダメですからね。要注意。
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次に富士山保全協力金を払います。
任意です。一口1000円で、協力者には缶バッジをくれます。
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9時の御殿場駅行きのバスに乗って、電車で沼津。そこで乗り換えて吉原、とこんな感じです。
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9時の御殿場駅行きのバスに乗って、電車で沼津。そこで乗り換えて吉原、とこんな感じです。
これが僕らが公共交通機関を使って一番早くスタート地点にたどり着く方法でした。
なぜ水ヶ塚駐車場を利用したかって?
なぜ水ヶ塚駐車場を利用したかって?
1日目のゴールをここに設定することで装備の入れ替えとマイカーを宿にするためです。
1台デポ、もう1台で吉原という選択をしなかったのは、下山後のめんどくさい車の回収を避ける為と、コロナ感染対策、さらに一人の時間を大切にするためです。
そしてE君のいびきから逃れるためもあるかな。
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沼津駅の構内にはこんな自動販売機がありました。ザックから取り出したりせずにサッと買ってサッと食べるなんでいう作戦もありですね。
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東海道本線に乗り換えて吉原で降ります。
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11時過ぎにやっと吉原駅に着きました。
スタート前は元気なもんです。
気温はすでに30℃を超えています。
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海に向かう途中にゼロ富士(正式名称/ルート3776)の起点ポイントがあります。
ここでスタンプを押します。
つまりチェックポイントを繋いでスタンプを押していくことで踏破認定となるわけです。
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ザックにはチャレンジャーのゼッケンが貼ってあります。これを貼って歩くことで同志の健闘を讃えあったり、他の登山者から声をかけられたりします。
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ボックスの中にはゼッケン、スタンプカード、マップが入っています。ない時もあるようなので僕は事前に富士市から取り寄せておきました。
このマップを事前に手に入れることはネットから簡単に出来ます。
ちなみにゼッケンはステッカーになっていますが、雨などで簡単に剥がれますので要工夫です。
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鳥居の奥にある「富士塚」です。
ルート3776に挑戦する人は必ずといっていいほどここから遥か先にある富士山を拝み、無事を祈願します。
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田子の浦到着。
挑戦者たちは何とかして海面に手を触れることから「ゼロ富士」としての本当の価値を持ちます。
やはり僕らもそうするのかな。
海に降りるにはテクニックがいります。
砂の斜面ではなく草付きの部分を昇り降りすると楽ですよ。
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僕らは手でチョンと触れるだけではなく、足の裏で海水を踏みつけてきました。
さあ、スタートだ。
その2へ続きます。
よい還暦記念になりました。
いつまでもそうやって歩き続けてください。
いつもありがとうございます。