(写真は、我が家のトイレに掛けてある今年のカレンダー2月のページ。 トイレ内で撮影したため不明瞭である点をお詫びします。
どうやら、このカレンダーの写真は 「よつばちゃん」 との漫画主人公と風景写真のコラボレーション作品集であるようだ。)
我が家では、子どもが幼少の頃よりトイレ内に写真付かつスケジュールを記載できるカレンダーを前面に掛ける習慣がある。
同様のご家庭も少なからず存在するかと想像するが、とにかくトイレ内とは一人単独の時間空間を誰にも邪魔されずに一時寛げる場だ。 そんなまたとはない貴重な時空間内で、私が一番したい事とは綺麗な写真を眺めつつスケジュール確認をする作業である。
上記写真を解説すると、カレンダーにスケジュールを記入するための4色ボールペンを中央に吊るしている。
我が娘幼少時のある日、トイレ内カレンダーにそのボールペンで落書きのお絵かきをし始めたのだ。 親馬鹿ながら我が子の絵が結構素晴らしく、その絵にご褒美の花◎印や私の絵などを書き入れつつ娘と私の交換日記のごとくのトイレ交流が始まり、それが長年続行した。
娘が大学生となっている現在、さすがにカレンダーに絵を描く時間は元よりその発想すらないであろうが、トイレカレンダーは今に至って健在である。
我が家のカレンダーを買い求める担当者とは、何故か昔から我が身内である。 12月初旬頃になると、放っておいても自主的に来年のカレンダーを数冊買い求めてくる習慣が身についている。 身内を滅多に褒めない私の目にも、カレンダーの選定センスのみは毎年イケてるのだ!
ところが当初、今年のトイレカレンダーに対する私の評価は違った。 「何でこんな訳の分からん漫画少女キャラが写真の中に入った“ろくでもない”カレンダーを買ったの??」
そうこうしているうちに昨日より2月に入りカレンダーをめくってみると、(上記写真のごとく)色彩のみはある程度美しい写真が掲載されていた。
やっとトイレカレンダー写真に少し興味を抱いた私は、初めて12月までのページのすべてをめくることと相成った。
要するに、写真とアニメのCG合体による今時珍しくもない作品が毎月展開しているのだが、それでも私はカレンダー12枚のCG作品に私なりの「芸術性」を読み取る事ができた。
アニメの小さき少女と写真のコラボレーションが実に味わい深いのだ! 特に少女が写真画面内で見せている表情やしぐさがいい。 可愛らしさの中に不安感や好奇心そして幼きなりの強さが十分に表現できていて、母性本能をくすぐられたり、はたまた我が娘にも少女の持つ強さが備わっていて欲しいと思ってみたり…
一例を挙げると、3月の作品は混み合っている食堂の中で果敢にも一人で食事をするアニメ少女が描かれている。 今時は一人で食事をする“惨めさ”が助長され過ぎている世間である。 だが私は「食」とは人間の生命を繋ぐ最大の源であるが故に、たとえ幼くともたとえ一人であってもバクバクとメシを食うべき!と考える人種だ。 そんな一親の思いを表現してくれた素晴らしい芸術作品であると感じる。
昨日身内に確認したところ、我が家のトイレカレンダーの幼き少女は 「よつばちゃん」 との名であり、当該アニメ主人公を題材として作成されたCG作品集カレンダーであるらしい。
そこで原左都子なりに「よつばちゃん」なるアニメ作品に関するネット情報を収集してみた。 以下に、その一部を紹介しよう。
あずまきよひこ氏による日本の漫画であり、2003年3月から連載されている、ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」が日常の中で体験する様々な「初めて」や「感動」を描く内容である。
作品全体のキャッチコピーは、「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」
作者によると、「紫陽花市という人口20〜30万人くらいの架空の町」を舞台として想定しており、特定の実在する市町村を意図しての舞台設定はせず、描写の参考にしているだけであるという。
自らが子を持つ親となった時に感じる 「子どもがもっている世界解釈のストレートさ、ひねくれぶり、逆転を実にうまく抽出して作品にしあげているんですよ。だから子育て層がもっと読んでもいいと思うんですけどね。」 「この漫画の味わい深さかもしれませんが、同時に読み手の成長によって大きな変化をこうむる、一つの典型的なケースだということができるかもしれません。」等々と、この漫画を高評価する論評も存在するとのことだ。
子を持つ原左都子も、重々納得だなあ。
子どもとは親にとって「よつばちゃん」のごとくこの世を強くたくましく生き延びる存在であって欲しいものと、私も常々考えている。
にもかかわらず子どもに生来的に備わっている“ストレートさ”や“ひねくれぶり”“逆転力”を、日頃潰すことに躍起になっている現世の親どもであり社会であることをまずは反省するべきであろう。
私自身は持ち前の“天邪鬼”気質故か、幼き「よつばちゃん」の生き様にいたく感動させられる思いだ。
今年我が家のトイレに掲げられたカレンダー「よつばちゃん」のパワーを日々感じ取りつつ、今後も親として我が子とかかわっていくことにしよう。
どうやら、このカレンダーの写真は 「よつばちゃん」 との漫画主人公と風景写真のコラボレーション作品集であるようだ。)
我が家では、子どもが幼少の頃よりトイレ内に写真付かつスケジュールを記載できるカレンダーを前面に掛ける習慣がある。
同様のご家庭も少なからず存在するかと想像するが、とにかくトイレ内とは一人単独の時間空間を誰にも邪魔されずに一時寛げる場だ。 そんなまたとはない貴重な時空間内で、私が一番したい事とは綺麗な写真を眺めつつスケジュール確認をする作業である。
上記写真を解説すると、カレンダーにスケジュールを記入するための4色ボールペンを中央に吊るしている。
我が娘幼少時のある日、トイレ内カレンダーにそのボールペンで落書きのお絵かきをし始めたのだ。 親馬鹿ながら我が子の絵が結構素晴らしく、その絵にご褒美の花◎印や私の絵などを書き入れつつ娘と私の交換日記のごとくのトイレ交流が始まり、それが長年続行した。
娘が大学生となっている現在、さすがにカレンダーに絵を描く時間は元よりその発想すらないであろうが、トイレカレンダーは今に至って健在である。
我が家のカレンダーを買い求める担当者とは、何故か昔から我が身内である。 12月初旬頃になると、放っておいても自主的に来年のカレンダーを数冊買い求めてくる習慣が身についている。 身内を滅多に褒めない私の目にも、カレンダーの選定センスのみは毎年イケてるのだ!
ところが当初、今年のトイレカレンダーに対する私の評価は違った。 「何でこんな訳の分からん漫画少女キャラが写真の中に入った“ろくでもない”カレンダーを買ったの??」
そうこうしているうちに昨日より2月に入りカレンダーをめくってみると、(上記写真のごとく)色彩のみはある程度美しい写真が掲載されていた。
やっとトイレカレンダー写真に少し興味を抱いた私は、初めて12月までのページのすべてをめくることと相成った。
要するに、写真とアニメのCG合体による今時珍しくもない作品が毎月展開しているのだが、それでも私はカレンダー12枚のCG作品に私なりの「芸術性」を読み取る事ができた。
アニメの小さき少女と写真のコラボレーションが実に味わい深いのだ! 特に少女が写真画面内で見せている表情やしぐさがいい。 可愛らしさの中に不安感や好奇心そして幼きなりの強さが十分に表現できていて、母性本能をくすぐられたり、はたまた我が娘にも少女の持つ強さが備わっていて欲しいと思ってみたり…
一例を挙げると、3月の作品は混み合っている食堂の中で果敢にも一人で食事をするアニメ少女が描かれている。 今時は一人で食事をする“惨めさ”が助長され過ぎている世間である。 だが私は「食」とは人間の生命を繋ぐ最大の源であるが故に、たとえ幼くともたとえ一人であってもバクバクとメシを食うべき!と考える人種だ。 そんな一親の思いを表現してくれた素晴らしい芸術作品であると感じる。
昨日身内に確認したところ、我が家のトイレカレンダーの幼き少女は 「よつばちゃん」 との名であり、当該アニメ主人公を題材として作成されたCG作品集カレンダーであるらしい。
そこで原左都子なりに「よつばちゃん」なるアニメ作品に関するネット情報を収集してみた。 以下に、その一部を紹介しよう。
あずまきよひこ氏による日本の漫画であり、2003年3月から連載されている、ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」が日常の中で体験する様々な「初めて」や「感動」を描く内容である。
作品全体のキャッチコピーは、「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」
作者によると、「紫陽花市という人口20〜30万人くらいの架空の町」を舞台として想定しており、特定の実在する市町村を意図しての舞台設定はせず、描写の参考にしているだけであるという。
自らが子を持つ親となった時に感じる 「子どもがもっている世界解釈のストレートさ、ひねくれぶり、逆転を実にうまく抽出して作品にしあげているんですよ。だから子育て層がもっと読んでもいいと思うんですけどね。」 「この漫画の味わい深さかもしれませんが、同時に読み手の成長によって大きな変化をこうむる、一つの典型的なケースだということができるかもしれません。」等々と、この漫画を高評価する論評も存在するとのことだ。
子を持つ原左都子も、重々納得だなあ。
子どもとは親にとって「よつばちゃん」のごとくこの世を強くたくましく生き延びる存在であって欲しいものと、私も常々考えている。
にもかかわらず子どもに生来的に備わっている“ストレートさ”や“ひねくれぶり”“逆転力”を、日頃潰すことに躍起になっている現世の親どもであり社会であることをまずは反省するべきであろう。
私自身は持ち前の“天邪鬼”気質故か、幼き「よつばちゃん」の生き様にいたく感動させられる思いだ。
今年我が家のトイレに掲げられたカレンダー「よつばちゃん」のパワーを日々感じ取りつつ、今後も親として我が子とかかわっていくことにしよう。