(冒頭写真は、原左都子が現実世界の知人達に投函した2016,2017,2018,2020年の年賀状。)
何故これらの年賀状を公開せんと志したのかと言うと。
gooブログ皆さんの新年記事を拝見すると、今年の年賀状のご披露が多かった故だ。
上記写真をご覧になられてすぐにお分かりいただけるであろうが、我が年賀状のスタンスとは、あくまでもその年々に撮影した私自身の写真の公開にある。
随分と“自己顕示欲”の強い奴だなあ、と思われることであろう。😖
事実、これを受け取って辟易とした相手から、次第と年賀状中止が続発している。
それをこちらも狙っているとも言えよう。
この“自己顕示欲”満載の年賀状を投函し始めたのは、実は私が高齢域に入る年代に及んで後の事だ。
それまでの若き頃~中年域に及んでは、決して自分の写真を年賀状に掲載することなど皆無だった。 何故ならば、年賀状を出させて頂くお相手が現実の私を十分にご存じである故だ。
参考だが、冒頭左上写真の2016年年賀状は私が還暦を迎えた年用に投函したものだ。
同じく右上は2017年、左下は2018年もの。 (2019年ものを掲載しなかったのは、昨年既に本エッセイ集にて公開している故です。)
右下の2020年ものの写真に関しては、既にgooブログの皆さんには昨年我がエッセイ集内で嫌になる程ご覧頂いていることであろう。
この“自分の写真入り”年賀状を投函せんと私が志したのには、もう一つの理由がある。
我が恩師 “文化勲章 秋の叙勲” ご受賞者であられる我が大学・大学院の指導教官氏が、修士論文指導中に雑談として話された一言が印象深かったのだが。
教官氏曰く、「年賀状に自分の子どもの写真を入れるのは勘弁して欲しい。 写真を入れたいのならば、お会いしたことも無い子どもさんではなく、卒業(修了)後の自分自身の写真を掲載してくれる方が、自分としては感慨深い。」
実にごもっとも!! と私も感じた。 当時私は30代後半期にして学問に励んでいた頃だ。 とうの昔に結婚し子どもを産んでいる同級生から、我が手元にもその種の年賀状が怒濤のごとく押し寄せていた時期だ。
まあ、私の場合は独身意欲が強かった故に、「あらまあ、同年にしてこんなに大きな子どもさんがいるのね!?!」程度の感覚だったものだが…
それにしても何故ご自身の子どもの写真を見知らぬ人が受け取る年賀状に掲載せねばならないのか?? なるマイナス感覚は今でも確かにあるのが事実だが…
上述のごとく我が年賀状に自分の写真を掲載し始めたのは、比較的最近の事である。
2020年の今に至って思うに…
実際問題、日々外見が老け込む我が現実だ。😱 そんな身にして…
年賀状を送らせて頂き、「スリムだ!」「その体型を如何に持続させるの??」 なるご返答を頂くのは、“快感”でもある。
それが叶う期間は、「写真年賀状」を送付させて頂いても許されるであろうか??