原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

3年ぶりの郷里旅行記 (観音寺マチコさんの寂しさの原点編)

2020年01月28日 | 人間関係
 (写真は、観音寺内装の一部を撮影させていただいたもの。)


 普段より一家を取り仕切っている身の人間が、たとえ一泊でも旅に出たものならば。
 出発前もそうだが、特に帰宅後雑務処理で大変な思いをするのはいつものことだ。


 今回の旅行は、昨日の天候不順に翻弄される結果となった。

 昨日の帰りの航空便が、郷里現地空港の悪天候により便変更になった。 (これに関しては、予定より早い時間に帰宅出来たため、返ってプラスになったのだが。)

 加えて、本日の東京のこの天候不順はどうしたというのか??
 と腹を立てている場合ではない。
 山ほどの洗濯物が乾かないのに苛々させられつつの、エッセイ執筆だった。

 だからまとまらなかった訳ではなく、それはあくまでも我が力量不足であることは重々承知している。


 夜遅くなってしまったが、本日の旅エッセイの「テーマ」であった“マチコさんの寂しさ”の結論をここで綴らせていただこう。

 その結論とは。
 まぎれもなく、我が故恩師であられる観善先生がご生前時にマチコさんとの間で交わされた“ご夫婦愛”の賜であると結論付けられそうだ。
 それに関する話題を沢山語って下さった昨日のマチコさんだった。 
 要するに、決して悲しみにひしがれての“寂しさ”ではないことは明らかだ。
 きっと、年月の経過と共にマチコさんの“寂しさ”は自然と軽減していくことであろう。

 また、必ずや再来する約束をして、私はマチコさんが暮らす観音寺を去った。
 

3年ぶりの郷里旅行記 ( 観音寺本堂編)

2020年01月28日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、我が郷里医学部故恩師の生家「観音寺」本堂を撮影したもの。)


  
   恩師ご夫人マチコさんが本堂前で撮影してくれた我々母娘の写真。
 

  
   本堂内の天井画。 これが著名だそうだ。

  
   本堂内の展示物。 マチコさんに聞き忘れた…

  
   これに関してもマチコさんに尋ね忘れたが。
 ネット情報によれば、かなり希少価値の茶器セット?? のようだ。

  
   ???

  
   「写経の作法」に関する説明書き。
 これに関しては、ネット情報よりあらかじめ少し把握している。
 おそらく現住職氏が書かれた文面であろう。  当該お寺では定期的に「法話の会」を催されている様子だが、その際の説明文を記されたものと解釈した。


 

3年ぶりの郷里旅行記 ー 故恩師夫人マチコさんが寂しいと語る…編 2 ー

2020年01月28日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、今回第一目的で訪れた観音寺敷地裏側の風景。 背景の山々は阿讃山脈、 手前に流れている川は、おそらく四国三郎・吉野川の支流。)


 前編で、マチコさんが「寂しい」と語られた事に関して記載したが。
 そのマチコさんの「寂しさ」と、観音寺境内やその周辺の静かな景色が我が目には二重写しにダブって映った。

 そのため観音寺本堂の話題を後回しにして、その周辺写真から紹介しよう。

   
   観音寺正面玄関前の レンコン畑。
 マチコさんが、故恩師の「小論文集」内に美しい蓮の花の写真を掲載されていた。 その写真は写真撮影のご趣味があるマチコさんが、この畑に咲いた花を夏の早朝の時間帯に撮影されたものとの談話だった。 

   
   同じく観音寺裏側の風景。 
 我が記憶が曖昧だが、大根畑??と伺った気もする。

   
   同じく、裏手の風景。 
 道路があるが、ひっそりしていて人や車が通り行くのを見かけない。
  

   
   観音寺境内のお地蔵。

   
   同じく境内に展示されている 「原爆の火」モニュメント。
 手前の畑のずっと奥手に映っているのは梨畑。 その梨栽培作業風景に関してマチコさんが語って下さった。 (我が家の先祖も広大な梨畑を経営していた関係で、子どもの頃に父からその話を聞いたことがある。)

   
   境内にある恩師中村観善氏のお墓。 
 何と申し訳ない事に、故観善先生のお墓参りに伺っておきながらお花も持たずに参上した私だ。😰   そんな私に、マチコさんがあらかじめお花をご用意下さっていて、それを飾らせて頂いた。 


 私自身も郷里の出身だが、比較的市街地に暮らしていた関係でこのようなひっそりと佇む景色を日頃見ることは無かったと言えよう。

 
 マチコさんの「寂しさ」に関する話題は、次に続きます。 


3年ぶりの郷里旅行記 ー 故恩師夫人マチコさんが寂しいと語る…編 1 ー

2020年01月28日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、我が郷里医学部故恩師の生家でもある観音寺を訪問した際に、ご夫人のマチコ《カタカナ表現にさせていただいた》さんより我々母娘に頂戴したお土産の数々。)

 写真の説明をすると。
 左上より、我が故医学部恩師のご長男で観音寺現住職氏が出版された書籍。 観音寺のクリアファイル。 徳島土産の巾着。 (藍染めのハンカチも頂いたが、既に娘が使用中。) 洋菓子屋モンテローザのマドレーヌ。 徳島名物竹ちくわ。 徳島銘菓ハレルヤの金長まんじゅう。)


 今回の3年ぶりの我が郷里旅行の第一目的は、故恩師のご生家である観音寺を訪問させて頂き、故恩師のご仏前にお参りすることにあった。

 故恩師の奥様であられるマチコさんより、帰り際に冒頭写真のお土産を頂戴した。  我々母娘の訪問に先立ち、わざわざこれら郷里特産品等をご用意頂いていたようだ。
 
 既にホテルや旅道中でお菓子類をパクパクといただいたため、これらはその残りのお土産だが。 
 まるで“母心”だ。 それがとても嬉しくて、心に沁みる…😂 

 そして観音寺からの宿泊ホテルへの帰り際にはタクシー配車をして、タクシー代を握らせて下さるのだが… さすがにこれはご遠慮するべきと私が固辞申し上げても。 「どうしても」とマチコさんがおっしゃるため、お言葉に甘えさせて頂くこととした。


 故恩師ご夫人のマチコさんが、我々の観音寺訪問中に幾度も「寂しい…」とお声に出されたことが、今回の郷里旅行に於いて私にとって一番感慨深く、心に響く出来事だった。

 それに関しては、次編以降で詳細を綴ります。