原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

3年ぶりの郷里旅行記 ー 朝食後JR鳴門線にて一番札所へ 編 ー

2020年01月29日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、四国八十八カ所一番札所 霊山寺)


 さて、3年ぶりの郷里旅行の朝は、宿泊ホテルのバイキング朝食から始まる。

 以前より当エッセイ集内で幾度も述べているが、私は「バイキング」なる食事が大の苦手だ。
 いつも旅に出る時には、これを避けることに苦心する。
 ただ、今回の旅行はたったの2日の旅程だ。  安パッケージ旅程にバイキング朝食が付録でついているだけでもありがたいと思うことにしていた。

 そんな罰当たりの私だが、今回の旅行の朝バイキングが素晴らしかったのだ!
 何と言っても月曜日の朝故だろうが、朝食会場がほとんど“貸し切り状態。

 しかもバイキングの質が高く、選択豊富で十分に満足出来る内容だった。
 


   
    ホテルバイキング会場からの風景。 新町川の向こうには眉山が展望可能だ。


   
    我がセレクト朝食バイキング。
    


   
    デザートにセレクトしたソフトクリームが何とも美味しいこと! カフェオーレの珈琲も本格的だ。


   
    この日は、JR乗車後タクシーに乗り換えて「藍の館」へ行く予定。


   
    この鳴門線。 私が高校生時代に日々これに乗って通学した路線だ。 当時はこれ程綺麗な列車ではなかった。


   
    徳島駅改札口。 この辺の風景は私が通学していた頃とほとんど変わりがない。 セブンイレブンはなかったけどね…


   
    徳島駅を出発し、吉野川を渡った直後の駅がこの「吉成駅」。
    


   
    その次が「勝瑞駅」だが。
 この駅で降り立った時に、次なるドラマが始まる。
 タクシー乗車で「藍の館」へ向かおうとして、途中で「この辺に見所観光スポットはないですか?」と運転手さんに尋ねたところ。
 一番札所「霊山寺」はどうでしょう?! と勧めて下さる。 「もしよかったら、霊山寺でタクシーのメーターをストップしてお待ちした後に、目的地の「藍の館」へ行きます」とサービス精神旺盛だ!
 それに甘えさせていただいて、計画外だった霊山寺観光が叶った。
    
   


   
    霊山寺の門前にて。


   
    門を通過したところに、鯉が泳ぐ池があり。


   
    お地蔵群が、本堂へと誘ってくれる。


   
    そして、本堂に到着。
 本堂内のランタンが特徴的なお寺だった。

 何だか次々とラッキーが訪れる我々母娘の旅は。 
 次なる「藍の館」へと続きます。


   

3年ぶりの郷里旅行記 ー 阿波懐石編 ー

2020年01月29日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、我が郷里老舗「阿波観光ホテル」の懐石処にて食した懐石料理の一場面。)


 当初、郷里旅行1日目の夕餉は別某ホテル最上階にてフレンチディナーを予定していた。
 ところが出発前にその席を予約しようとすると、「4名様以上」でなければ予約を受け付けないとのネット記載。
 「きっと当日2人で現地レストランへ行けば受け付けてもらえるよ」、などと甘い考えの下にレストランを訪れると。
 何と、その入り口に「4名様以上」との“頑ななまでの少人数拒絶ぶり”の記載があるではないか!!??

 「もういいよ、いつもの懐石にしよう」 と出かけたのが、別ホテルの最上階の懐石料理処だ。

 ここを娘と訪れるのは、何年ぶりだろう。
 いつも空いているのだが、その日ばかりはある程度の来客があった。

 早速注文したのが、少量が特徴の「阿波小懐石」だ。
 それでは順番に写真にて説明させていただこう。

    

    
     まずは前菜。 阿波特産品が盛り付けられている。 内容は忘れたが、右上は“鳴門鯛の焼き物”かな? “鳴門金時”を利用した一品もあったかも?

    
     お酒は「芳水」の冷酒。 以前はこれが大好物だったのだが、少し年齢を重ねた身にして、どうも“甘過ぎ”た…


    
     刺身類。  鳴門鯛やはまち等々が盛り付けられていた。


    
     先ほどの「芳水」が甘過ぎたため、今度は「芳水・明快辛口」を注文。 これすら甘い感覚だった。 よほど、私自身が「辛口」好みに移ろいでいる事実を実感!  (そう言えば、阿波人は比較的甘いのが好みかも??)


    
     これは「焼き物」。  左横のコンロで自分で焼いて頂く。 以前より肉類が増えた気がする。 


    
     そして、茶碗蒸し。


    
     その後、天ぷらと続き…


    
     ご飯とお汁。

    
     そして、デザートで終了です。


 我々がいつも注文するのは、「小・阿波懐石」だが。
 これがHow much ?  なのか暴露しましょうか?
 たったの ¥2,500ー / 人 也 !!!  酒類も決して高額ではありません。  絶対お勧めです!
 もちろん、もっとボリュームある懐石料理も満載のようです。


 この後我々母娘は郷里のカラオケ店へ立ち寄り、久々に二人で“熱唱”した後、宿泊ホテルへと向かった。 

3年ぶりの郷里旅行記 ー JAL・CA氏名言「ここだけお花畑のようです!」編 ー

2020年01月29日 | 旅行・グルメ
 (冒頭写真は、羽田空港からJALで東京湾方面へ飛び立ち、雲海上方へ至った時点での上空写真。)

 今回の郷里旅行は、JALの“格安パッケージ”旅行を選択した。
 今時格安旅行はいくらでも販売されているが、これに決定したのはその中でも最安値だったからに他ならない。 しかもホテルも上級ならば朝食も付いていて、実にラッキーだった。

   
    羽田空港第一ターミナル 出発ロビーにて

   
    これに乗る訳ではなく、その隣の航空機に搭乗します。

   
    東京湾上空です。
    

   
    目的地の阿波踊り空港へ近づきました。 鳴門半島(??)が見えて来ました!
   
   
    徳島あわおどり空港へ到着です。 

   
    これは、帰り便羽田空港行きの機内で撮影。
 下界は暴風雨にもかかわらず、上空では綺麗な夕焼けと星(宵の明星??)と三日月がはっきりと見えました!!


 さて、表題に戻ろう。

 往路便の徳島あわおどり空港行き便内での出来事だ。

 CA(キャビンアテンダント)氏が、飲み物の配布に我が席へ来られた時のことだが。  
 「スープをお願いします」と私が伝えると、「ファッション関係のディーラーの方ですか?」と問うて下さる。  (ははあ、娘と二人で派手な格好をしているからだな)と想像しつつ、「いえ、ファッションの趣味があって洋服を選ぶのは好きなのですが」と応えると、「ここだけ、お花畑のようです!」とおっしゃって下さる。 「娘と洋服の趣味が似ているでしょ。」と私が付け加えると、「お二人とも素敵です」等々と応えて下さった。
 状況を説明するならば、確かに周囲の乗客は黒っぽい地味ないでたちの方々ばかりで、ほとんどが眠りこけている。  娘と二人でカラフルな花柄の衣装を身につけていれば、それは目立つことだろう。 
 「ありがとうございます」と応えつつ、まんざらでもない。


 それにしても、航空機内で業務以外の用件でCA氏と会話したのは、長年航空機を利用して来た身として初めてかもしれない。

 どうやら帰りのJAL便でも「本日は何々県出身のCAが搭乗しております。よろしければお声をかけて下さい。」なる機長アナウンスがあった。
 現在のJALは顧客とのコミュニケーションもサービスの一つと捉える方針を登用したとも考えられる。

 旅の初めの場面でこのサプライズ。 実にいい気分の私だ。

 こんな一期一会も、洒落たサービスかもしれない。