昨日(2020.01.11)付の朝日新聞 “悩みのるつぼ” の相談を読んだ直後の原左都子の感想が、表題の通りだ。
それでは早速、60代女性による 「こんな旦那は捨てるべき?」 と題する相談内容を、以下に要約して紹介しよう。
60代女性、会社を経営している。 夫は2年前に早期退職した。 働く気はないようで専業主夫をしている。 子ども達は独立し、孫もいる。 夫は今まで私のよき理解者で家事などで助けてくれていた。 生活費のほとんどは私が負担し、夫の趣味についても理解して特に不満はなかった。 しかし、1年前に趣味で会った40代の女性に声をかけ、SNSでこっそり連絡をとり、その後も誘って出かけていたことが判明した。
私には「〇〇(男友達)の友達」とずっと言っていた。 おかしいと思って何回か聞いたところ、渋々自分から声をかけて連絡を取っていたことを夫が認めた。 今までそんなことはなかったのでびっくりした。
その後、夫はその女性と連絡をとっていないようだが、悔しく腹立たしい気持ちがどうしても拭い去れない。 夫は悪びれることもなく、「やましいことは無い!」と言う。 私の怒りが理解出来ていない。
そんな妻の気持ちもわからない夫と今後も一緒にいることに不安を感じる。 離婚してもまったく経済的に困らないので、この際そんな旦那は捨てるべきだろうか?
(以上、朝日新聞“悩みのるつぼ” 相談内容を要約引用したもの。)
原左都子の感想に入ろう。
これ、何も新聞相談などせずとも、本心で“旦那を捨てたい!”と腸(はらわた)が煮えくり返っているのであれば、すぐさまそうすれは良かろうに、とも思える。
経済的には全く困っていないのならば尚更、その実行は簡単なはずだ。
もしこの私が相談者同様に全く経済力に困っていない身にして、旦那を許しがたい! と怒っている立場であるならば、即刻その行動に出るであろう。
「こっちが食わせてやっているのに、一応反省はしているとは言えども(男友達と)嘘をついてまで40代の女と一時楽しい時間を過ごしていたなど許し難し!!」 その気持ちは重々分かる。
じゃあ、そうすればいいんじゃないの??
私ならば、さっさと“次へ行く”(次の男を探す)準備に入るような気がするけどなあ~~
そして、経済力の欠片も無い男などポイ捨てさ!
要するに相談女性は経済面では何ら困ってはいないが、会社経営者の立場にして、どうやらこの“すねかじり夫”以外に自分の相手を快くしてくれる男と縁が無いものと推測する。
要するに“寂しい”のではなかろうか?
いや、人間も60代を過ぎれば“寂しい”のは皆同様かもしれない。
私とて強がってはみても、はてさて“次なる出逢い”など夢物語に過ぎないとの冷静な判断が、脳内で自然となされているように自己分析している。
要するに、この年齢に及んで尚“次へ行く”(次の男を探す)行為とは、大いなる危険性を孕む戯けた生業であろうことを潜在意識として承知しているのだ。
では、この相談者女性は如何なる道筋を歩めばよいのだろう?
確かに、相談者の夫氏は経済力が無ければ頼りなく不甲斐無さを前面に出している男であると、私も感じる。 そんな身にして、よくぞまあ40代女性に声をかけSNSでこっそり連絡をとったものだ。
そんな男に一時であれなびき誘われていた40代女性も、まあ同等の輩であろう。
そう思うと、相談女性も腹が立たないのではあるまいか?
相談女性にこの旦那を“捨てがたく思う気持ち”が少しでもあるのならば。
今後は、「自分の良き理解者である」点や「家事をやってくれる」事実に注目しつつ、その働きに期待すれば済むのではなかろうか??
今後は、もう少し「専業主夫」である貴女の夫の普段の動向観察を強化すればよかろうかとも思う。
同じ過ちを繰り返すようならば、本当の“捨て時”かもしれない…。😨