私って本来“お目出たい”人間なのではないか?? と時々思うことがある。
今朝も“恋愛もの”の夢を見た。
その夢の中に登場した男性が「君が好きだ」と言う。 この男性が誰なのかに関しては個人情報保護に基づきここでは公表を控えるが、とにかく良き夢だった事には間違いない。😍
私は基本的に男女にかかわらず“人を愛せる”人種なのではないか??
と、特に30代後半期に高校教諭を経験した時以降から自己分析している。
2本前の「教師の妊娠」がテーマのエッセイ内にもその記述をしているため、以下に振り返ってみよう。
この妊婦教員時代に一番嬉しかったのは、多くの生徒から妊娠全期間を通して祝福し労って貰えた事だ。 特に女子生徒達の何とも優しかったこと!
底辺高校(失礼な表現をお詫びしますが)だった故だろうが、上記ネット情報のように受験に差し障るだの、こんな時に妊娠退職とはとんでもない!! などとの非難を受ける事は一切なかった。 生徒の心に余裕があったのだろう。 本当に優しい子達ばかりで、「先生、無理しちゃだめよ。」「またお腹が大きくなったね。触っていい??」などと言いながらいつもよりも近づいて来て今までよりも仲良くなっての退職と相成ったものだ。
底辺高校(失礼な表現をお詫びしますが)だった故だろうが、上記ネット情報のように受験に差し障るだの、こんな時に妊娠退職とはとんでもない!! などとの非難を受ける事は一切なかった。 生徒の心に余裕があったのだろう。 本当に優しい子達ばかりで、「先生、無理しちゃだめよ。」「またお腹が大きくなったね。触っていい??」などと言いながらいつもよりも近づいて来て今までよりも仲良くなっての退職と相成ったものだ。
生徒下校後校内で“喫煙”等の悪戯を働く生徒が出没するのを防止するため、当番制でその見回り業務があった。 時には暴力で訴えてくる生徒がいたりして危険性もある。 その業務から“妊婦の私”を外してくれようとした教員もいた。 ただ私から申し出て、その業務も退職直前まで続行した。 (と言うのも、私はこれらの“ワル”達にも人気教員だったのだ。 今思うに、当時のワル達とは“世間ずれ”していた記憶がある。 今現在の“ワル”連中とはまったく違った世界観があったのではなかろか、と振り返る。)
この“ワル”達が私のお腹を見ては、「センセー、いい子産めよ~~」と声を掛けてくれたものだ。 (今思い返しても嬉しくて泣ける話だが…)
(以上、バックナンバーより一部を引用したもの。)
これ、基本は簡単だ。
特に教育現場等の職場で人の上に立つ立場の人間が下の人間に対して「貴方たちが好きだよ!」との意思表示を常に心がければ、必ずやプラスの反応が返ってくるものだ。 その双方向のプラスの堂々巡りで人間関係が潤滑に回る図式となる。
いや、その循環図式に決してはまらない子も組織内には必ずや存在するのも承知している。 その子達に対する対応策とは、1対1対応で時間を掛ける事となるが。
話題を大きく変えよう。
本日2020.09.19付朝日新聞“悩みのるつぼ”の相談は、40代女性による「身内にそっけなくしてしまう」だった。
以下に、私なりの解釈で要約するならば。
家族の誰に対しても、挨拶以上の話が出来ない。 夫や義母を目の前にすると、反射的にそっけない態度を取るか、別の部屋へ行くかしている。
近くに自分の両親が住んでいるがそこでも素直になれず、だんだんイライラして直ぐに退散してしまう。
結婚5年目くらいには今のような状態になってしまった。 この事に子ども達も気づいているようだ。
私はビールが好きで酔っていれば素直に楽しく話が出来るが、しらふでは無理だ。
正直言って夫に対する気持ちは冷め切っている。 だからと言って、離婚は考えられない。 どうすれば少しでも身内に素直になれるか、アドバイスをお願いしたい。
(以上、“悩みのるつぼ”相談内容を要約したもの。)
私見に入るが。
この相談内容が私には何とも分かりにくい。
家族が“嫌いだ!”と言っているわけでは無いし、相談内に家族に感謝しているような記述もある。
要するに、元々“人付き合いが下手”な女性なのだろう。 アルコールが入れば素直に話が出来るとの記述がある当たりが、それを証明しているのではなかろうか。
かと言って、いつもアルコールに依存するわけにもいかないだろうし…
今回の回答者は社会学者の上野千鶴子氏だが。
上野氏によれば、「シェアハウスの下宿人同士と考えては」との記述だが。
上野氏は最後に、子どもさんのことこそ気がかりだと書かれている。 相談者は子どもにもそっけないのか? この状態を子どもがどう見ているのか?と気遣っておられる。
その上でのアドバイスは、子どもがまだ自立できない年齢なら、貴方の原家族がそうだったように、こういうもんが家族だと思い込むかもしれない。 それを寂しいしつらいと思うかどうかは人それぞれ。
相談者の「素直な気持ち」が「冷め切ったまま結婚生活を続ける」ことになるのかどうか、ご自分の心に尋ねてみてください。
とアドバイスされている。
最後に、原左都子の私見だが。
この相談女性は明らかに“寂しい”のだろう、と私は見た。
その“寂しさ”に耐えきれず、この相談を新聞投稿したと分析する。
本当は家族と仲良くしたい、少なくともビールを飲んだ時にようにいつも楽しく話がしたい!との内心に気付きつつもその方策が打てないでいると私は判断する。
この打破策とは、表題の通り自分側から「好きな人を作る」に限る!と私は結論付けたい。
特に我が教員時代など、それが仕事の“要”だったように振り返る。 生徒達を愛する気持ちを大事にしたい! といつも心がけつつ生徒と係わって来た気がする。
それが実に簡単な学校環境下だった事実に、こちらこそ感謝したい。
私側が何の苦労もせずして生徒が自然に懐いてくれて、ずっと良き関係を築け充実した日々を送れたものだ。
我が晩婚後も、その習性が生きている気もする。
いや、亭主とは“そっけない”関係の時代もあったように振り返るが、お互いに高齢域に突入している現在、労り合う関係が自然と築けているように思う。
どうだろう。 この相談女性もたまには冒頭の我が事例のように、男性から「君が好きだ!」と言って貰えるような夢でも見れば、少しは解決策になるようにも思うが…
まあ、それにも過去の経験値が重要かも!?!? 😱