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日本人の人権感覚     らくせき

2012年03月09日 12時44分20秒 | Weblog
最近、中国は北朝鮮から中国へ逃げ出した人々を、送還している。
これまでとは明らかに違った対応。

中国政府は、脱北者を「経済的問題で国境を越えた違法越境者」と見なし
「北朝鮮に送り返すのは当然」と主張している。

しかし実際は、脱北者が北朝鮮に送り返されると、
労働教化所などに入れられ、厳しい拷問を受けるという。

アメリカなどは人権外交の建前もあるから送還を批判、国連も批判的。
こうした中で、最近の日本政府は?

以前は、日本大使館にも逃げ込んだ脱北者。
日本政府の姿勢が変ったためか、もう逃げ込む人はいない。
多分、中国政府との間で、なにかの了解が出来たのであろう。

世界的な民主主義度が中程度とされる日本。
情報公開度の低さと、国際的な人権意識の希薄さに特徴がありそう。

自分たちで血を流して人権を手にした経験のなさかな・・・?

もっとも韓国のなかでも一般の関心はそんなに強くなく、
韓国のマスコミに「脱北者はサンショウウオより価値が低いのか!」
という声が紹介されていた。
北朝鮮という国家と国民とは違うものであるという当たり前の観点から
出来事が報道されていないし、こなかったことにも一因があるかな?

こんなニュースも。
米国の自由アジア放送(RFA)は6日、経済協力開発機構(OECD)統計局の資料を基に、
米国が2004年から7年間におよそ2億6000万ドル(約215億円)を支援したと報じた。
米国のほか、OECD加盟国のうち北朝鮮に無償で支援を行ったのは
韓国、英国、オーストラリアなど計20カ国。日本やポルトガルは支援しなかった。

橋下さんのファシズム(ハシズム)に鈍感なのも同じ根っこではないだろうか?
とすれば北朝鮮の出来事は他人事ではないかも・・・

コメント (7)
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